ハートビート

制作 : 堀川 理万子  Sharon Creech  もき かずこ 
  • 偕成社
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本棚登録 : 27
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037267605

感想・レビュー・書評

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  • 詩の形式をとっているけれど、物語。文章量は少ないのですぐ読めるが、なかなかいい。翻訳物は苦手な子どもにも薦めやすい。登場人物も少ないし、時間通りに物語が進む。
     裸足で走るのことと絵をかくのが好きな主人公の少女アニー。幼馴染のマックスも裸足で走るのが好きだが、彼は家庭に恵まれず、陸上競技で世に出たいという目標がある。しかしシューズを買うお金さえない。彼から見れば、貧しくもないのに裸足で走り、走る能力は高いのに、それで人と競いたくはないというのは「あまやかされている」から。しかし走ることを愛するより利用したいマックスにとって、自然を感じながら思うままに走り、家族を愛し、愛されている主人公は眩しい存在なのだ。アニーの母が妊娠し、出産する。アニーと同じように走るのが好きだった祖父がぼけて衰えていく。命が受け継がれていく様子とアニーとマックスの思いが、アニーの詩という形で語られる。
    アニーが、素直な主人公なので、感情移入がしやすい。クリーチの作品として最初に読んでもいいと思う。
     パラパラ漫画にもなっている。

  • なんか
    すっごく良かった

    主人公のアニーになったみたいに読めた
    マックスに腹が立ったり陸上部のコーチに腹がたったり


    1個のりんごを見つめて描くアニーがすごいとおもった
    最後のたねのところでなんか泣きそうになった笑


    学級文庫の中で一番好きだわこの本

  • 「あの犬が好き」に続いて散文形式のお話。タイトルにもある命が主なテーマなのですが、くさく、かつお仕着せがましくなりがちなこのテーマをさわやかに、何気なく描けるこの作者の技には本当に舌を巻きます。主人公のアニー(12歳)は誠実さをうかがわせる女の子でとても好感が持てます。
    最後のリンゴの種がぐっときました。若い人にぜひ読んでほしいです。

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