ポーン・ロボット

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 55
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037273002

作品紹介・あらすじ

ある日、主人公の宇喜多千明は、全身黒でおおわれた奇妙なランナーを夜の町で見かける。翌日、千明のクラスメートが、家族とともに蒸発した。 夏休みに入り、千明は商店街を歩いていて、万引きしている青い髪の少女を目撃する。そこで千明は自分に異様な力があることに気づくが、そこで気を失ってしまう。意識がもどった千明が帰宅すると、そこに家はなく、両親も行方不明になっていた……。
町になにかがおきている! 千明は、妹の理央と救護施設で知り合った田丸と3人で、原因究明に乗りだす。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルのポーンはチェスの駒のポーン。ともだちも家族も消える。ちょっと怖いはなしかも。

  • そうか~、最後にはみんな戻ってきてハッピーな終わり♪になってくれるかと思ってたけど、そうは問屋が卸さない。。か。。

  •  6月、千明はジョギング中に上半身がぶれない妙な走り方をする黒ずくめの人影を見かける。翌日、同じクラスの正太郎の一家が突然失踪する。夏休み、時計屋で青い髪の少女が万引きをしようとしているのに気付く。もう一人黒髪の少女もいる。その時、偶然かもしれないが千明が心で思ったことで万引きをしようとする少女の手が止まったように思えた。念じ続け意識を失った千明。はっと気がつくと商店街に立っていて、家に帰ると家がなくなっていた。
     勘違いして「ボーン」だと思ってたら、表紙の絵をよく見るとチェスの駒「ポーン」だったんだ。

  • 人が消える、家族が消えるという深刻さのわりに少しスケールが小さかったか?
    施設で仲良くなる田丸は魅力的。

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著者プロフィール

森川 成美
東京都生まれ。「アオダイショウの日々」で第18回小川未明文学賞優秀賞。『マレスケの虹』(小峰書店)で、第43回日本児童文芸家協会賞。そのほかの作品に『さよ 十二歳の刺客』『はなの街オペラ』(ともにくもん出版)、「アサギをよぶ声」シリーズ、『ポーン・ロボット』(以上、偕成社)、『夢の発電って、なんだろう?』『光るマウスが未来をかえる』(以上、講談社)、『てつほうの鳴る浜』(小学館)など。

「2023年 『かわらばん屋の娘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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