紫の女王 (青の読み手)

  • 偕成社 (2024年3月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (255ページ) / ISBN・EAN: 9784037273804

作品紹介・あらすじ

おれは世界の傷を癒すために、ここにいるんだ

北の大国ザスーンの皇帝となったアレクセイの企てに対抗し、<青の読み手>ノアのもとに、秘術の使い手たちが集まる。
ノアは異変が起きているという隣国に行き、魔王バルバヤーガを呼びだすが、魔界に引きこまれてしまう。バルバヤーガは、世界のすべてを滅ぼす石板のこと、その封印方法についてノアに漏らす。

一方、ラベンヌ王国の女王セシルは政敵の罠にかかり、謹慎の身となる。そこへ助けにきたのは、ひとの言葉をしゃべる白ネズミ・パルメザンであった。
陰謀のうずまくなか、アレクセイは、ラベンヌへ攻め入り王城へ魔弾を撃ちこむ。ノアはアレクセイと対決し、古代の大導師サロモンと裏切者レト、サロモンの書、その真実が明らかになる。
選ばれし者だけが読める魔法の本、サロモンの書をめぐるファンタジー最終巻。

みんなの感想まとめ

壮大なファンタジーの物語が見事に完結を迎え、読者を魅了します。シリーズ全体を通じての伏線回収が鮮やかで、過去の出来事が巧みに繋がり、思わず感嘆の声を上げたくなる爽快感が漂います。特に「滅ぼすためではな...

感想・レビュー・書評

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  • ちゃんと終わるんだろうか?!と心配していたシリーズが見事に完結しました。
    最近流行りの伏線回収のオンパレード
    ここでこの人が!あの時のあれがこれ!の爽快感が半端なく、「伏線回収」とはこういう事だぞ!って何度も叫びたくなりました。
    壮大な話をほんとに見事に納めたなぁと…「滅ぼすためではなく救うため」というフレーズも刺さりました。それぞれを思い合う気持ちにうるうるしてしまう場面もしばしば。
    ほんとうに児童書と侮ってはいけません。
    最高のファンタジーでした。

  • 最近好きで「作家読み」している小森香折さんの「青の読み手」シリーズの最終巻。
    児童向けファンタジーが沢山あるなかでも、比較的年齢の低い子でも読める感じを目指している風で文章は平易、あっさりした読み口だけど、サンドラたち大人キャラの一筋縄でいかない感じなど、独特のえぐみ?のようなものがあって、個人的にはそこが好きです。
    このシリーズはこれで終わりですが、まだ読んでいない過去作もあるし、新作も楽しみにしています。

  • 世界をほろぼそうともくろむザスーン皇帝アレクセイに対抗して、秘術の使い手である熾火の導師たちがノアのもとに集まってくる

    いっぽうラベンヌ王国の女王セシルは策略にはまり軟禁されてしまう

    国教会とルドン派の抗争のさなか、王都ミラに危険が迫る

    〈青の読み手〉ノアはいったい何者なのか
    〈サロモンの書〉が語ることとは

    《おれは世界の傷を癒すためにここにいるんだ》

    近世フランスを思わせる王国を舞台に、一冊の魔法の本をめぐって展開する長編ファンタジー第4弾は最終巻

    クライマックスに向けてテンポよく進行する物語は一気読みまちがいなし

    [シリーズ既刊情報]
    『青の読み手』2021年2月
    『紅の魔女』2022年6月
    『黒の皇子』2023年7月
    『紫の女王』20243月=本書

  • そうだったのかぁ、と結末に一応納得するも、ロゼの使い道はもう少し何かあったのでは?と思わずにはいられない。

  • 文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった
    また読みたい ◯
    その他◯

    青の読み手シリーズ完結編。
    色々なことがあっという間に解決してしまった感。
    「ここが解決するのに、まだ何冊も形になるのでは?」と思いつつも、児童書のボリュームとしては適当なのかな。
    大人にとっては少し物足りなさはあるかと思いますが、万事解決して、スッキリはしました。
    オキビすごい。

  • ふむ

  • 楽しみにしていた最終巻。初巻に比べて、あっという間に終わった感じのするラスト。ストーリーの中心で動いている人物に、それぞれ思惑があり、ストーリーの結末への願いもまた、それぞれだった気がする。
    中心となったラベンヌ王国のセシル王女と、ノアの絆の因縁の理由やロゼの登場が、唐突に思えたけれど、ラストのどんでん返しもびっくりでした。登場人物の中では、主人公のノアよりサンドラとシドがすきかな。

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著者プロフィール

東京都に生まれる。『ニコルの塔』でちゅうでん児童文学賞大賞、新美南吉児童文学賞を受賞。作品に「青の読み手」シリーズ、「歴史探偵アン&リック」シリーズ、『夢とき師ファナ』『時知らずの庭』『ウパーラは眠る』など、翻訳に『リスベート・ツヴェルガーの聖書物語』などがある。

「2023年 『黒の皇子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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