いまにヘレンがくる

  • 偕成社 (2023年10月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (254ページ) / ISBN・EAN: 9784037280208

作品紹介・あらすじ

郊外の古い教会へ引っ越してきたモリーとマイケル、そして再婚した父親の連れ子ヘザーの3人きょうだいの物語。ヘザーはあらたに家族となったふたりのきょうだいをまったく受けいれず、それどころか、まるで2人がヘザーをいじめているかのように振るまう。そんなヘザーにお手あげのモリーだが、あるときヘザーが教会の墓地で恍惚状態でだれかと話しているのを目撃する。以来モリーは、ヘザーが墓地にいるなにものかに異常に執着していることに気づき、疎んじられながらもそれを突き止めようと危険な状況に足を踏み入れていく。ヘザーが秘めていたものとは......。


【編集者より】::::::::::::::::::::::::::::::::
読むたびにラストで涙がにじむ、すぐれたお話です。家族、トラウマ、愛、成長など、多くのテーマを含んでいる物語ではありますが、決してそれを「現代的テーマ」として前面に出すことはせず、あくまで「話がおもしろい」ゴースト・ストーリーとして書かれています。テーマより、ストーリー・テリングが優先されているのです。
またせまい人間関係のみで進行していくにもかかわらず、各人物の造形がしっかりとしていることで、話に奥深さを感じさせることに成功しています。各人物の性格、バックグラウンドに奥行きがある。だから全体にも作為的でない、自然な話になっています。
アメリカ人作者メアリー・ダウニング・ハーンの初期の傑作で、彼女はその後、ホラーを中心に30作以上の作品を書いています。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

みんなの感想まとめ

家族の絆やトラウマをテーマにしたこの物語は、心に響く感動的なストーリーを展開します。特に、義妹ヘザーとの複雑な関係が描かれ、彼女の過去が明らかになるにつれて、登場人物たちの成長や愛情が浮き彫りになりま...

感想・レビュー・書評

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  • これロングセラーなの
    わかるな。

    ヘレンの悲しい過去が
    心を引っ掻く。

    私も子どもの頃に親の
    愛を疑ったから。

    ヘレンのと比べようも
    ないけど叱られたあと
    なんかにね、

    わたし愛されてないん
    じゃないの?って。

    その浅いけど消えない
    古傷に塗り薬のように
    やさしく沁み込むのは、

    自分が親になってみて
    確信した想い。

    どんなことがあっても
    我が子は愛しいんだな
    って。

    話しかけてろくに返事
    しなくても、

    なんど言っても靴下を
    床に脱ぎ捨てても(笑

    • ぱんけーきさん
      同じヘレンさんの西川ヘレンさん笑っちゃいました♡注意する親の私たちより他者の方のほうが効き目ありそうですね♡笑
      同じヘレンさんの西川ヘレンさん笑っちゃいました♡注意する親の私たちより他者の方のほうが効き目ありそうですね♡笑
      2024/10/05
    • ぱんけーきさん
      同じヘレンさんの西川ヘレンさん笑っちゃいました♡注意する親の私たちより他者の方のほうが効き目ありそうですね♡笑
      同じヘレンさんの西川ヘレンさん笑っちゃいました♡注意する親の私たちより他者の方のほうが効き目ありそうですね♡笑
      2024/10/05
    • コルベットさん
      ぱんけーきさん、そうなんです!たまにだれかガツンと言ってくれないかな・・・なんて(´ㅂ`; )
      ぱんけーきさん、そうなんです!たまにだれかガツンと言ってくれないかな・・・なんて(´ㅂ`; )
      2024/10/05
  • 児童書なのに、表紙も題名も内容も怖い‼️
    『Wait Till Helen Comes.』を『いまにヘレンがくる』と訳す訳者のセンスもすごいです。原文でも読んでみたい作品です。

  • 2023年8月~9月 注目のYA新刊 その5 | Librarian Nightbird
    https://ameblo.jp/librarian-nightbird/entry-12814497396.html

    Review | Wait Till Helen Comes by Mary Downing Hahn | Book Den
    https://www.bookden.net/2023/02/review-wait-till-helen-comes-by-mary.html

    Summary Bibliography: Mary Downing Hahn
    https://www.isfdb.org/cgi-bin/ea.cgi?3578

    いまにヘレンがくる | 偕成社 | 児童書出版社
    https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784037280208
    ---------------------
    猫には無理かも、、、ぶるぶる

  • ホラー苦手の私は児童書でもやはり……
    その上、親のエゴがすごすぎて
    ザラザラしたまま本を閉じました

    〈 霊に憑かれた義理の妹と、それを救おうと奔走する姉が描かれるホラー作品
    アメリカ人作者メアリー・ダウニング・ハーンの初期の傑作〉
    35年以上ずっと読み継がれているそうです

    幼い時の記憶は心の奥底に沈んできついですよね

    Wait Till Helen Comes
    来ないでほしい

    ラストが救いではありますが涙は出ませんでした

    ≪ ただひとり 幽霊の友 身をゆだね ≫ 

    • コルベットさん
      かよこさん、親のエゴが露出する部分はザラザラしますよね汗。ラストは救いでした。私も、Wait Till Helen Comes です( ˙˙...
      かよこさん、親のエゴが露出する部分はザラザラしますよね汗。ラストは救いでした。私も、Wait Till Helen Comes です( ˙˙ ; )
      2024/10/16
    • はまだかよこさん
      コルベットさんへ

      表紙がすごいですねー。
      こ。わ。い

      ヘレンが愛しかったです
      それにしても、なんだ!この親!
      ヽ(`Д´)...
      コルベットさんへ

      表紙がすごいですねー。
      こ。わ。い

      ヘレンが愛しかったです
      それにしても、なんだ!この親!
      ヽ(`Д´)ノプンプン
      児童書だからといって楽しいものでなければならないというのは
      間違ってますよね
      いい本だと思います

      ただ 私はこわい(笑)

      わざわざコメントありがとうございました

      2024/10/17
  • 母親の再婚によって義妹になったヘザーの面倒をみさせられ、ド田舎に強制引っ越しさせられる、モリーとマイケル兄妹がとにかく不憫でならない。
    色々とワケありで、とにかくヘザーの性格が激悪で、それはまぁ物語の展開上必要というか(笑)、こういうことなんだろうと想像が付くので仕方ないんだけど、親が毒親なのがほんとうに許せない。
    なに最後ハッピーエンド面してんだよ、あんた達がやったことほとんど虐待だからな!って言いたいけど、まぁ30年以上前の物語にカッカしてもしょうがないか(笑)
    起承転結がしっかりしていて、きちんとおさまるところにおさまる、良くできた古典的名作だと思います。

  • 親の再婚。教会墓地。幽霊が子供を池に誘う噂。秘密を抱えている不安から,幽霊に取り憑かれ危険な目に遭う義妹ヘザーを義姉モリーが救おうとする。大人が情けない。

  • 田舎の教会に引っ越してきた一家が一人の幽霊ヘレン、そしてその幽霊に魅入られた女の子ヘザーに惑わされる話。ヘザーとモリーの攻防がわりと胸糞悪く終盤まで苦しかったが、最後の秘密でヘザーがとても可哀想に見えた。強がってたんだろうなぁ…。デイヴがもっと勘のするどい人だったらこんな苦しい気持ちにならなかったんだろうなとちょっと苦笑してしまう。これからこの一家が幸せになってくれればいいな。

  • 1986年にアメリカで出版された本。「貸出禁止の本をすくえ!」では禁止された最初の11冊に入っている。
    モリー(12歳)とマイケル(10歳)は絵描きの母と暮らしていたが、母はデイブと再婚、連れ子のヘザー(7歳)がいる。ヘザーは3歳の時に火事で母を亡くしている。モリーたちはヘザーと仲良くなろうと努力したが、ヘザーは全く受け入れず、父のデイブにはモリーたちのことを嘘ついて悪く言う。そんな時クリエイティブな仕事をしている両親は古い教会を購入して引っ越すことになった。モリーは教会のそばにある墓地が怖い。その地でヘザーは幽霊のヘレンに夢中になっていくのだが、家族にはその危うさが伝わらなくて...。
    児童書なのに、しっかりホラーでした。面白くて一気読みしてしまった。ヘザーが嘘をついているのを大人(特にデイブ)が信じてくれず、周りに民家もない古い教会の閉そく感がなんとも恐怖をあおってきます。幽霊のことは唯一の味方である弟も信じてくれない。なのにヘレンは迫ってくる。ドキドキします。
    表紙も不気味な感じがよく出ていて、それもポイント高めです。高学年の漢字にはルビあり。4年生くらいから。

  • 久々、本当に久々の読書。
    何かを学びたいとか、そういう高尚なものじゃなくて、楽しむための読書。よかった。
    私はやっぱりファンタジーが好き。
    子ども向けのホラーかと思って読み進めたが、素敵なヒューマンドラマたった。
    ただただ嫌なやつだと思っていた義理の妹ヘザーは、辛い過去を1人で抱えて生きていた。
    人一倍怖がりなモリーは、恐怖心を振り払って大嫌いなヘザーを命懸けで助け出した。
    家族であることに、血が繋がっているかそうでないかは、もしかしたらそこまで重要なことではないのかもしれない。血のつながりに関係なく、相手を想って話を聞いたり、相手の必要としていることを理解して行動したりすることが本当に大切。その逆も然りで、血がつながっているから何をしてもいいというのは本当に放漫な考え方だ。一番近くにいるからこそ、愛を持って接していきたい。
    相手を信じて打ち明ける勇気。そして打ち明けられた時に相手を包み込める器の大きさ、愛情。それらをみんなが持つことができたら、痛ましい事件の大部分が起こらずに済むのではと、割と本気で思う私でした。

  • 主人公が本当に偉い。抱き締めてたくさん褒めてやりたい。たった12歳で、義父の連れ子の「面倒を見る責任」なんか押し付けられて。異常な嫌がらせを繰り返す連れ子を、見捨てずちゃんと幽霊から救って。
    連れ子が不快で仕方なく、池に引きずり込まれそうになっていても正直どうでもいいとしか感じられなかった。事情があって~~じゃ収まらないくらいに異常な子。
    そして身勝手に怒鳴り散らす義父も、味方になってくれない母親も異常です。
    仕事の関係だから我慢して読んだけど、イライラして何度放り出しそうになったか。
    訳がうまくて、読むのにひっかかりがなかったことだけが救いです。

  • ちゃんとした幽霊話。
    親がね……そこを許せるかどうかで評価が変わってくるかなあ。
    わたしの印象は、原書を読んだときのままでした。

    https://booklog.jp/users/mira19/archives/1/B00164UXNI

  • 幼い子供に誰にも言えない秘密があったら?
    母親と義父のモリーへの対応にイライラしたし、ヘザーが小生意気で少々うんざりしたけど、読み進めていくうちにヘザーとヘレンに共通点があって、孤独と恐れの埋め合いをしていた事に気付く。
    モリーとヘザーが成長したのはヘレンのお陰なのは間違いない。

  • ヘザーの意地が悪い態度が母親を殺してしまった罪悪感からくる自分を傷つける行為と守る行為で誰も自分を好きになってくれないと人を疑ってしまう。3歳で過失によって火事を起こし、自分だけ助かる記憶はねじ曲がってしまうんだろうなぁ。と7歳までヘザーは1人で罪悪感を背負ってきたけど家族ができることによって救われて、いい大人?になっていくことができてホントによかったと涙がにじみでてきた。
    巻き込まれた姉妹はかわいそうだけど。

  • 児童向けホラー。装画の通りホラー。大人は勝手だなぁとなるところも多々あり。

  • 図書館の児童書階、表紙が面で置いてあるオススメコーナー。
    雑誌kodomoe最新刊などと並んで、一際、ホラー味を放っていた。
    おどろおどろしいものではなく、美しさもあり、でもこのコーナーに置いてある違和感もあり、手に取った。
    その日、一晩で読んでしまった。
    先が気になるミステリー味とホラー味。
    明確に攻撃してくる幽霊が出てくるのは予想以上だったが、典型的なホラーストーリーといえばそうなのかな。
    悲しさから成仏できない幽霊が、今生きる子に重なって、最終的には成仏できたっていう。

    読むのが止まらなくなったのは、先が気になったミステリー味もあるけど、子ども視点の親を描いてたからかな。

    自分たちの都合で、子どもたちを振り回していて、さらに都合のいいように動いてほしいという親のエゴがわかりやすく、身勝手だけど身に沁みる部分があり、痛い。
    自分たちの創作活動を邪魔されたくないのが、わかるんだけど、身勝手なのもわかる…

    あと、最後の納骨式(?)のときの、近所の人が「こんな残酷なことを子供に見せなくても」って話してるところが印象に残った。
    作者は、子どもは残酷な現実や、大人の身勝手も知ってますよ、ってことを言いたいのかなと。

    原作の表紙をググったら、ハッキリ幽霊が出てて、「ザ・ホラー」って印象。
    和訳の表紙は悲しさもあって上品で良いな。

  • 父親、子供たちに謝れよちゃんと

  • おもしろく読めた。
    嫌な子どもだったヘザーも、人に言えない悩みがあって、そうなってしまったのだとわかってよかった。
    一点気になったのは、両親のいい加減さ。自分たちの都合で田舎に引っ越しをして、義理の妹の面倒を任せるなんて、どうなの?と思った。
    読後感はよかった。

  •  モリーとマイケルの姉弟は、母親の再婚でヘザーという妹ができた。ヘザーは父親をとられたと考え、モリー達をかたくなに受け入れない。
     元教会だった家に引越して、ヘザーは墓地に入り浸るようになった。モリーはヘザーが幽霊に取り憑かれていると考えたが、誰も信じてくれなかった。

  • 児童書。モリーは母親が再婚し、妹ができるが仲良くできない。新しい家の近くにはお墓があり、そこで妹のヘザーは、友達だというヘレンと仲良くなるが…。ヘレンは火事で亡くなった幽霊だった。ヘザーはヘレンに頼み家の中で暴れさせる。ヘザーは秘密を抱えて苦しんでいた。モリーはヘザーを守ることができるのか。

  • 怖すぎた!!
    途中、ヘザーもヘレンも不気味で。鳥肌が立ってる!最後はトラウマと向き合って、家族を再生してよかったけど、怖すぎた!

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