シャーロック=ホームズの思い出 上 シャーロック=ホームズ全集 (7)

  • 偕成社
3.56
  • (7)
  • (7)
  • (18)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 140
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037380700

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 6つの短編集が集まった本。特に良かったのがグロリア・スコット号の話。探偵を志していなかったシャーロック=ホームズが大学生の頃の友達のお父さんに探偵向いてるよって言われたって話で、まずシャーロック=ホームズに大学生だった頃があるんだって驚き、探偵を目指してなかった時があるんだってことにも驚いた。

  • トリック自体は、実際解けてみると大したことないのだが、やはり依頼主の持ってくる奇妙な事件でグイグイ引き込まれる。このワクワク感はホームズだからこそ味わうことができる。特に白銀号事件なんて、誰にも思いつかない結末なので非常にワクワクした。
    しかしグロリアスコット号の暗号はそのまま和訳文を載せているだけなので、これでは意味不明。英語は今の日本では小学生でも習うのだからここは変えた方がいいと思うが、図書館で借りたものなので致し方ないか‥。挿絵ももう少し綺麗に印刷して欲しいのが本音。ただ120年前とは思えぬワクワク感!

  •  諸般の事情で新潮社版から偕成社版にシフト(笑)。子供のころに読んだ「銀星号事件」、ホームズも思いもかけなかった心温まる結末で事件が解決する「黄色い顔」、宝探しの暗号を読み解く「マスグレーヴ家の儀式」など6篇を収録。
    このシリーズの特色として、複数の訳者による翻訳が楽しめるほか、「ミステリマガジン」の元編集長の各務三郎による各作品の解説がついているところ。シャーロック・ホームズをはじめとするミステリー小説案内も収録されている。
     学校の図書館には必ず入っているシリーズだと思うが、決して子供向けではないシリーズ。シドニー・パジェットの挿絵もストランドマガジンに掲載されていた当時の雰囲気を味わうことができる。このシリーズを一冊も読まずに卒業するのは、絶対にもったいない!

  • これはマスグレーブ家の儀式が入っていて大好きな本。わくわくした。

  • 2014年7月2日

    <The Memoirs of Sherlock Holmes>
      
    装丁/市川英夫&プラスB
    さし絵/シドニー・パジェット

全7件中 1 - 7件を表示

コナン=ドイルの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×