南総里見八犬伝〈4〉八百比丘尼

制作 : 山本 タカト 
  • 偕成社
3.78
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本棚登録 : 155
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037444808

作品紹介・あらすじ

謎の尼僧妙椿の妖術で、またたくまに上総館山城主となった悪党源金太改め蟇田素藤。妙椿の目的は、里見家の滅亡。そこにあらわれたのが、犬江親兵衛、房八の息子である。少年とは思えぬ強さで活躍、里見家の危機を救う。八犬士たちは、里見家を守り、足利成氏、上杉定正、千葉自胤、箙御前等からなる宿敵連合軍をむかえうつ…ここに、玉梓の怨念に端を発した宿命と絆の物語が、大団円をむかえる。

感想・レビュー・書評

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  • 4巻に来て少しの緩みを感じたものの、落ち着くところ落ち着いてメデタシ♪
    揺れ惑っていた私のこころも、現八に落ち着いたし。

    えびら御前はもっと暴れて欲しかったな。 あのインパクトがもったいない!

    編著者のあとがきを読んで、端折るだけではないアレンジをしてあるらしいのと、大好きな音音ばあちゃんがもっと出てくるるしいので、やはりいずれ岩波文庫もがんばって読もうと思います。

  • 再読も遂にラスト、四巻目!

    なんだか、駆け足で物語が進んだ気がする・・・
    敵のやられ方も基本的にあっさりしすぎてて、なんだか拍子抜けしないでもない
    それでも躍動感はあって、夫々目的や仇討ちに成功してるし、最後もハッピーエンドだけど・・・
    縁結びをくじ引きで決めるってどうなの (親兵衛とか一の姫とくっついて、一番下の犬士と一番上の姫って・・・とか思わなくもない)
    全体を通すと、善側の女性陣が可哀想な最期を遂げる人ばっかりだし
    結局妙椿/玉梓が最後どうなったのか不明なままだし、あとがきを今回初めて読んだんだけど、原作を1/7に縮めてあって、その分読みやすくはあったけど、登場人物も少ないらしいし、籠山逸東太が別の人の役割も果たしたり、原作に出ない人が居たり、しまいには最後の戦いに親兵衛は出ないから原作書き換えたとか・・・
    編集はいい点も悪い点もあるわけで・・・だからこそ原作を読んでみたいんだけど、原作はとても長いし、引用を見ると読みにくそうでもあって悩む
    どこかに原作に本当に忠実で、それを現代風に読みやすくしたものはないんだろうか
    あったら絶対読むんだけどな

    ☆5つあげたいとこだけど、初めて読んだあとがきで知った事実が残念だったので−1で

  • ついに完結!
    最後はこういう終わり方だったんですね〜。

    児童向けに編集されているため、端折った部分が後半にいくにつれて目立っていました。
    次に読むときには、より原作に近いものを読みたいな、と思います。

  • 謎の尼僧妙椿の妖術で、またたくまに上総館山城主となった悪党源金太改め蟇田素藤。妙椿の目的は、里見家の滅亡。そこにあらわれたのが、犬江親兵衛、房八の息子である。少年とは思えぬ強さで活躍、里見家の危機を救う。八犬士たちは、里見家を守り、足利成氏、上杉定正、千葉自胤、箙御前等からなる宿敵連合軍をむかえうつ…ここに、玉梓の怨念に端を発した宿命と絆の物語が、大団円をむかえる。

  • 江戸時代後期の作品。
    1814年~1842年までかかって完結の伝奇小生。
    里見八犬伝。
    作者 滝沢馬琴。

    室町時代末期の史実を背景にしている。


    以前からタイトルだけは知っていたけど
    内容が全く知らなくて
    まずは児童書から読んでみた。

    年末年始で
    里見八犬伝七冊。

    児童書 南総里見八犬伝 四巻/浜たかや
    新・里見八犬伝/鎌田敏夫
    伏・贋作里見八犬伝/桜庭一樹

    伏姫と八房の子供達の八犬士八人。
    信乃、現八、小文吾、壮助、毛野、道節、大角

    どの作品でも
    信乃が一番好き。

    浜路は作品によって
    いろんな風に描かれていて
    八犬伝になくてはならない存在なのだな。

    妖女玉梓も名前が好き。
    怖いけど、恐ろしいほどの執念だけど、船虫と名乗っている時より玉梓の方がいい。

    新・里見八犬伝は
    ちょっと奇抜な発想
    でも楽しめた。

    伏・贋作里見八犬伝は
    本家ベースの作品で
    本家を読んでなくても楽しめると思う。
    むしろこちらを先にした方が良かったかも。

    それぞれのキャラが生かしきれてないというか
    本家からの配役にイマイチ納得がいかない。
    作中作「贋作里見八犬伝」は
    とても面白かった。
    キャラ全てに掴みどころがなく
    特に滝沢冥土(滝沢馬琴の息子の設定)は本作においてキーパーソンになってるはずだが影が薄い。

    里見八犬伝全体としては
    とても面白く
    現代語訳里見八犬伝も読む予定。

    古典はいろんな風にリメイクできて楽しい。

    いい作品は何年立っても良いんだな。

    本家は登場人物400人以上。すげぇ!

  • 読みやすくて、最後の八犬士たちが力を出し合って戦うところがかっこよかった!!
    親兵衛くんのキャラがとても好き!!
    また絵が話に合っていて雰囲気もとても好き✨

  • 悪漢・蟇田素藤と八百比丘尼・妙椿によって御曹司・里見義通を人質にとられてしまった里見家。伏姫の神託を得るべく富山を行く義実のもとに現れた刺客を退治したのは、まだ十歳にも満たない少年であるはずの仁の犬士・犬江親兵衛仁だった! 親兵衛が活躍する妙椿戦、そして犬士が集結した管領戦を収録、偕成社八犬伝ここに堂々完結! 著者によるあとがきと八犬伝解説、人物事典も収録。

    第四巻もっと長いかな~と思ってたら三分の一があとがきと人物事典だったのでちょっと肩すかしくらったw なんかテンポいい感じ。さくさく進むけどちょっとダイジェストに近い感じの書き方になってるのはしょうがないかな。省略されがちな八姫との婚姻もやってくれたのは嬉しかったです。管領戦あたりは結構オリジナルというかあ、赤岩百中の存在…いえなんでもありませんことよ。それでも管領戦ってあんま書かれないのであってくれるだけ嬉しいですね。これから八犬伝に入る人が多いのですが原作をアレンジしつつも要所要所の大きなエピソードをちゃんと拾ってくれてるのでほんとに最初の八犬伝、入口としてお薦めしたいなあと思います。
    あ、親兵衛がけっこうざっくばらんな喋り方なのが山童って感じで可愛いと思いました。今更気付いたけど句読点とか多めでやっぱり子供向け意識してるのかなとちょっと思ったり。
    あとがきが八犬伝解説って感じでした、とても面白かったです。ほんとに、八犬伝って今の人気があるから(むりやり)長く続いた少年マンガのはしりみたいなところがあるよね。個人的には某ワンピに近いと思ってるんですけどね。次の子供向けは人形劇のノベライズ読もうかなと思います。

  • あー終わっちゃった。親兵衛がチートすぎるなぁと…でも原作では最後の戦いには登場しないんですね。そしててっきり玉梓と直接のしのぎを削る対決があるのかと思いきや、割と最後はふんわり終わるんですね。ふむ。最後まで、下段の逐一の人物紹介がありがたかった。山本タカト氏万歳。そして読み終わってすごく『鎧伝サムライトルーパー』観たくなった…あれも純粋に面白いアニメだと思う!

  • 無事完結。
    おもしろかった。

    が、ちょっとあっけなかったか?
    妙椿はどこに?
    あの合戦のあと、玉梓の怨霊との直接対決があるとおもいきや、
    なんか四天王埋めて一件落着。
    しかも八剣士に八人のお姫様って・・・・。
    まあ、画面としてはめでたしめでたしでいいんだが、
    なんとゆーか物足りん感じもあり。

    後書きがおもしろかった。
    なんと原作の六分の1から七分の1だとは、
    とゆーことは原作で読んだらこの6、7倍ってこと?
    なんて大長編なんだ・・・・。
    しかも完結まで28年って・・・・。
    今より物語の種類も少なかったろうし、読者の渇望も強かったんだろうなあ。
    キャラクターグッズもいっぱいあったとのこと。
    今も昔も物語を楽しむ人の心は同じってことか。
    でもってそこに商機を見出す商人も。
    超娯楽大作だったってことだな。
    それぞれ贔屓の犬剣士がいたりしたんだろうなあ。
    そう考えるとなんか楽しい。

  • いや~、あっという間でした。  ホント、呆気ないほどサクサクと読めちゃってちょっと唖然としているぐらい・・・・。  もっとも、この第4巻はかなりバタバタと駆け足で纏め上げちゃったという雰囲気もあって、前の3冊と比較すると何かと不満も多いんですけどね。  それとね、これはこの最終巻に限った話ではないんだけど何とな~く記憶に残っている物語とところどころ違うのがちょっと気になります。  もっとも KiKi の場合、八犬伝と言えば「例の人形劇」と「この偕成社版全4巻」と「ぶつぎれのシーンごとの人伝伝聞」しかないわけで、本家本元の原本には未だ手を出していないわけだから、「何が正か?」は知らないのです。  つまり、KiKi の記憶にある物語の断片が正しいとは言い切れないのですから、偉そうにあげつらうわけにはいきません。 ^^;

    でもね、この本の編者である浜たかやさんの「あとがき」によれば、

    原作を六分の一から、七分の一に縮めるのですから、原作の後半部分はおもいきって割愛し、ストーリーもかなり単純に整理しました。  約400人と言われる登場人物も、大幅に整理しました。  たとえば、籠山逸東太(こみやまいっとうた)は原作にも登場する敵役ですが、数多い敵役を整理し、籠山逸東太に兼ねさせたので、原作よりはるかに多い出番をもつことになりました。  又、安西土佐、山下小助のように、原作にはない登場人物もいます。  話の都合上、エピソードをかえた部分の多々あることもおことわりしておきます。

    とのこと。  う~ん、そう言われちゃうと何だか「原本を読みたい気分」がかきたてられちゃいますねぇ。  でもね、滝沢馬琴のこの作品、言ってみれば現代のマンガのような、もしくは韓ドラのような書かれ方をしていて、要は熱狂的なファンの期待に合わせて、馬琴先生が当初考えていたストーリーからあっちへはずれ、こっちへはずれ、ある意味では連載を長引かせるために余計な挿話なんかも増えちゃっていて、特に後半にいけばいくほどその影響を受けている・・・・・と以前に聞いたことがあるんですよね~。  そうなると、やっぱり全10巻な~んていう作品を読み通せる自信はないし・・・・ ^^;  もっともあの文語調の何とも言えないリズムの文章には興味があったりもするわけですが。

    (全文はブログにて)

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