元禄の雪 (白狐魔記)

著者 :
制作 : 高畠 純 
  • 偕成社
4.10
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本棚登録 : 114
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037446208

作品紹介・あらすじ

白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになった狐、白狐魔丸の人間探求の物語。時は江戸時代中期、元禄十四年。俳諧や歌舞伎など町の文化が花ひらき、人びとは天下太平の世を謳歌していた。しかし、白狐魔丸は江戸城から強い邪気がただよってくるのを感じる。赤穂事件がおきたのは、その直後だった。小学校高学年から。

感想・レビュー・書評

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  • 白駒山の仙人から化身の術をさずかったきつねの白狐魔丸

    島原の乱で天草四郎時貞の最期を見届けてからおよそ六十年
    ときは元禄、生類憐れみの令が布かれている時代

    はじめて江戸に入り江戸城に出入りするうちに
    浅野内匠頭の殿中刃傷沙汰にかかわることになる

    読んでいるうちに歴史が好きになる1996年からの人気長寿シリーズ
    既刊6冊の第6作は2012年初版

    シリーズスタートから21年
    前作刊行から5年がたち続刊が待たれるところ

  • 白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになった狐、白狐魔丸の人間探求の物語。時は江戸時代中期、元禄十四年。俳諧や歌舞伎など町の文化が花ひらき、人びとは天下太平の世を謳歌していた。しかし、白狐魔丸は江戸城から強い邪気がただよってくるのを感じる。赤穂事件がおきたのは、その直後だった。

  • 最後がもうひとこえ!

  • (読んだ時期:8歳)

  • 児童書ですが、大人でも十二分に楽しめる白狐魔記シリーズ。
    歴史ファンタジーで、人の世の無常を狐の白狐魔丸の目線から描いた作品です。

    今作は人間よりも酔狂な雅姫の方が目立っていました。
    対照的に白狐魔丸の真面目な性格が大変可愛らしく描かれています。

    忠臣蔵や赤穂浪士について全く知らなかったので歴史のお勉強としても読めました。

    今作は人間との距離が遠い分、狐の目を通して人間について見つめ直すというテーマが伝わりやすかったです。
    他の動物から見た「芝居」の酔狂さは今まで気がつかなかったです。

  • 赤穂事件にかかわります。
    いままでのものに比べると接する人物との接点が薄いせいかいまひとつ面白みにかけました。

  • 忠臣蔵!
    理由がなくても外圧でなにか事を起こさざるをえないことがあるのだなあ
    大石内蔵助が浅野の家老で、吉良上野介に馬鹿にされて浅野が切りかかり、切腹した敵討ち
    整理できたー
    やはり空しさはかわらず
    かなしす
    最近の話はちょっとマンネリ化してたけど、また面白かったー

  • 実は、元禄の雪って聞いても
    ピンとこなかったんです
    それなのに赤穂には
    行ったことがあったりして(;^^)ゞ

    さて、久しぶりのシリーズです
    児童書だからか、読みやすいです
    歴史ものというより
    ファンタジーベースだからかな

    今回は、忠臣蔵です
    予備知識がほとんどないので(;^^)ゞ
    白狐魔丸と一緒に探索気分です
    今まで読んだ文楽小説や
    歌舞伎衣装図録の記憶をたどりながら
    楽しみました

    「黙示録」と同じような時代なんですね
    そんなところも偶然だし
    読んだ時期も討ち入りの日近くだったし
    よかったですよ

  • 白狐魔丸シリーズの6作目です.

    舞台は元禄期,前作からの時間はそんなに経っていないかなとおもいました. ここを使わないと次が幕末になってしまうからなのかな.

    赤穂浪士の事件が舞台ですが,こういった書き方になるのかと感心させられる展開でした.

    このシリーズを小学生のころから読み始めて既に就職しましたが,この歳になって読んでもなお楽しめるシリーズなので,この次にも期待してます.

  • またまたやってしまいました…。これもシリーズものだったのですね。
    ですが、これまでの経緯が説明されていたので、読み易かったです。 シリーズを通して白狐魔丸(狐)の「人間探求」の物語らしいですが、白狐魔丸の素直さやまっすぐさがかわいいなぁと思いました。今回は赤穂浪士の討ち入り。好奇心から関わってしまった白狐魔丸の目を通しての武士観察は面白かったです

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著者プロフィール

1952年、東京都生まれ。。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞。その他「ペンギンたんけんたい」シリーズ、「おばけずかん」シリーズ、/講談社、「白狐魔記」シリーズ/偕成社、「西遊記」シリーズ/理論社 「ナツカのおばけ事件簿」シリーズ/あかね書房、など著書多数。

「2018年 『古事記─日本のはじまり─』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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