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Amazon.co.jp ・本 (453ページ) / ISBN・EAN: 9784037446208
みんなの感想まとめ
歴史の新たな視点を提供する作品で、赤穂事件を独特の視点から描いています。白狐魔丸というキャラクターが犬に化けて様々な出来事を目撃し、忠臣蔵とは異なる側面から物語が展開されることで、江戸時代の武士たちの...
感想・レビュー・書評
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表題から推測できるように赤穂事件の話である。生類憐れみの令の時代でもあり、白狐魔丸は犬に化けて色々なところに出入りして目撃する。忠臣蔵とは一味違う、狐の目から見た事件が面白い。江戸時代は武士の時代の最後ではあるが、武士の本質が戦いから保身に変わった時代でもあって、ちょっと歯切れが悪い気がする。もちろん戦いのない世は歓迎すべきなのだけれど。次は「天保の虹」とのことだが、どんなふうになるのだろうか。
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赤穂浪士はTVで観て知っていたが何故吉良幸之助が斬られたのか知らなかったけど、何故なのか謎だったのかぁ。この本は教えを請う見返りを渡さなかったからとありそれも人の噂話として書いている。有名な討ち入りも白狐魔丸は見届けて立ち去るが時代が変われば武士の生き方も変わる事を知る。この時代は全然知らなかったので、吉綱の生類憐みの令が施されていた時代にあった事件、何故斬ったのか謎だとか知識が増えた。
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浅野内匠頭が吉良上野介にどうして切りかかったかはわからないけど、赤穂の人たちはみんな死んじゃったのに、吉良だけピンピンして生き残っていて、赤穂の人たちはちょっとかわいそうだなと思った。これが、江戸の武士の考え方なのかな。
生類あわれみの令は、生きものを大事にするのはいいけど、そこまでする必要があるのかなと思った。
宿の人たちが、かぶき好きでおもしろい。優しくていい。武士がいなければ、江戸もいいな。(小5) -
赤穂浪士の話。忠臣蔵が観たくなる。
武士の心理、人間の心理についての描写に納得。 -
武士とはという疑問について、白孤魔丸の考えに、またなるほどとなりました。
武士を知らない現代では、なぜ切腹するのか?なぜ武士はあのように行動するのか?などなど、狐の疑問がそのまま私たちも疑問に感じ重なるところが、面白いなと改めて思いました。 -
白駒山の仙人から化身の術をさずかったきつねの白狐魔丸
島原の乱で天草四郎時貞の最期を見届けてからおよそ六十年
ときは元禄、生類憐れみの令が布かれている時代
はじめて江戸に入り江戸城に出入りするうちに
浅野内匠頭の殿中刃傷沙汰にかかわることになる
読んでいるうちに歴史が好きになる1996年からの人気長寿シリーズ
既刊6冊の第6作は2012年初版
シリーズスタートから21年
前作刊行から5年がたち続刊が待たれるところ -
白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになった狐、白狐魔丸の人間探求の物語。時は江戸時代中期、元禄十四年。俳諧や歌舞伎など町の文化が花ひらき、人びとは天下太平の世を謳歌していた。しかし、白狐魔丸は江戸城から強い邪気がただよってくるのを感じる。赤穂事件がおきたのは、その直後だった。
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最後がもうひとこえ!
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(読んだ時期:8歳)
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児童書ですが、大人でも十二分に楽しめる白狐魔記シリーズ。
歴史ファンタジーで、人の世の無常を狐の白狐魔丸の目線から描いた作品です。
今作は人間よりも酔狂な雅姫の方が目立っていました。
対照的に白狐魔丸の真面目な性格が大変可愛らしく描かれています。
忠臣蔵や赤穂浪士について全く知らなかったので歴史のお勉強としても読めました。
今作は人間との距離が遠い分、狐の目を通して人間について見つめ直すというテーマが伝わりやすかったです。
他の動物から見た「芝居」の酔狂さは今まで気がつかなかったです。 -
忠臣蔵!
理由がなくても外圧でなにか事を起こさざるをえないことがあるのだなあ
大石内蔵助が浅野の家老で、吉良上野介に馬鹿にされて浅野が切りかかり、切腹した敵討ち
整理できたー
やはり空しさはかわらず
かなしす
最近の話はちょっとマンネリ化してたけど、また面白かったー -
実は、元禄の雪って聞いても
ピンとこなかったんです
それなのに赤穂には
行ったことがあったりして(;^^)ゞ
さて、久しぶりのシリーズです
児童書だからか、読みやすいです
歴史ものというより
ファンタジーベースだからかな
今回は、忠臣蔵です
予備知識がほとんどないので(;^^)ゞ
白狐魔丸と一緒に探索気分です
今まで読んだ文楽小説や
歌舞伎衣装図録の記憶をたどりながら
楽しみました
「黙示録」と同じような時代なんですね
そんなところも偶然だし
読んだ時期も討ち入りの日近くだったし
よかったですよ -
白狐魔丸シリーズの6作目です.
舞台は元禄期,前作からの時間はそんなに経っていないかなとおもいました. ここを使わないと次が幕末になってしまうからなのかな.
赤穂浪士の事件が舞台ですが,こういった書き方になるのかと感心させられる展開でした.
このシリーズを小学生のころから読み始めて既に就職しましたが,この歳になって読んでもなお楽しめるシリーズなので,この次にも期待してます. -
白狐魔記も6作目。待ちに待った6作目です。
今回の舞台は忠臣蔵。
白狐魔丸目線から見る赤穂事件はまた違った人間模様を見せてくれます。
白狐魔丸の素直な命への人間への疑問
その人間探求がとてもストレートに伝わってくる。
人間の私から見ても武士の死の世界観はよう解らん。
しかし同じ人間。もしかしたら武士すら解ってなかったかもしれない。
まぁそれは本人にしか解らない事なのかもしれない。
白狐魔丸を通して見る人間は本当に不思議。
なんとも人間は酔狂。仙人も酔狂。狐も酔狂。
こんなに酔狂だらけじゃ白狐魔丸の探究もまだまだ続きそう。
次目覚める時はいつになるのだろう。楽しみだ。
そして高畠純の挿絵は今回も素晴らしかった!
本当にゴールデンコンビだな。。
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