- Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
- / ISBN・EAN: 9784037446208
作品紹介・あらすじ
白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになった狐、白狐魔丸の人間探求の物語。時は江戸時代中期、元禄十四年。俳諧や歌舞伎など町の文化が花ひらき、人びとは天下太平の世を謳歌していた。しかし、白狐魔丸は江戸城から強い邪気がただよってくるのを感じる。赤穂事件がおきたのは、その直後だった。小学校高学年から。
感想・レビュー・書評
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浅野内匠頭が吉良上野介にどうして切りかかったかはわからないけど、赤穂の人たちはみんな死んじゃったのに、吉良だけピンピンして生き残っていて、赤穂の人たちはちょっとかわいそうだなと思った。これが、江戸の武士の考え方なのかな。
生類あわれみの令は、生きものを大事にするのはいいけど、そこまでする必要があるのかなと思った。
宿の人たちが、かぶき好きでおもしろい。優しくていい。武士がいなければ、江戸もいいな。(小5) -
赤穂浪士の話。忠臣蔵が観たくなる。
武士の心理、人間の心理についての描写に納得。 -
武士とはという疑問について、白孤魔丸の考えに、またなるほどとなりました。
武士を知らない現代では、なぜ切腹するのか?なぜ武士はあのように行動するのか?などなど、狐の疑問がそのまま私たちも疑問に感じ重なるところが、面白いなと改めて思いました。 -
白駒山の仙人から化身の術をさずかったきつねの白狐魔丸
島原の乱で天草四郎時貞の最期を見届けてからおよそ六十年
ときは元禄、生類憐れみの令が布かれている時代
はじめて江戸に入り江戸城に出入りするうちに
浅野内匠頭の殿中刃傷沙汰にかかわることになる
読んでいるうちに歴史が好きになる1996年からの人気長寿シリーズ
既刊6冊の第6作は2012年初版
シリーズスタートから21年
前作刊行から5年がたち続刊が待たれるところ -
白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになった狐、白狐魔丸の人間探求の物語。時は江戸時代中期、元禄十四年。俳諧や歌舞伎など町の文化が花ひらき、人びとは天下太平の世を謳歌していた。しかし、白狐魔丸は江戸城から強い邪気がただよってくるのを感じる。赤穂事件がおきたのは、その直後だった。
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最後がもうひとこえ!
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(読んだ時期:8歳)
著者プロフィール
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