シンドバッドの冒険 (アラビアン・ナイト)

著者 :
  • 偕成社
4.12
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本棚登録 : 101
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037447007

作品紹介・あらすじ

富をもとめて航海に出たバグダッドの商人シンドバッド。その行く手にまちうけていたのは、奇想天外な七つの冒険だった。小学上級から。

感想・レビュー・書評

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  • 冒険の物語が読みたいと思っていたけど、まさかのキッズカテゴリーにあった。
    こんな本を読んでいたら読書が好きな子供になるんだろうなと思った。
    けど命がいくつあってもたりないような破天荒な冒険好きに育つのも良くないから大人になってから読むほうが良いのかなとも思った。

    ディズニーのアトラクションに乗っているかのような感じだった。
    語り口調とかピンチな展開とか退屈しない本だった。

    世界を旅して安く買って高く売る商人も良いなと思った。

  • おもしろい

  • 10/8-10/12
    声をあげてとても楽しそうに読んでいました。

  • 面白かったです
    次々とでてくる問題に知恵でのりきる主人公
    でも命の危険を何回も味わっても航海にでたいなんてめでたいのか命知らずなのか

  • 千夜一夜物語の中の、シンドバッドのお話。バグダットの商人シンドバッドが、船に乗り込み商売をしながらお金を稼ぐのだが、航海に出るたびにピンチに陥って奇想天外な冒険をする。いろんな島や町、怪物なんかも出てきて楽しめた。
    対象年齢は小学校高学年からのようだが、大人も楽しめる。古典は長すぎたり注釈が多すぎたりすると読む気にならないけど、こういう児童書だと気楽に読めていいな。

  • 教主の使者としていった航海の話を知りたいと思った

  • おもしろかったです。
    普通の冒険航海ものとは違います。
    想像したことのない生き物がたくさんでてきますし、展開も予想外なことが多かったです。
    あとがきに書いてありましたが、著者の斉藤洋さんによって、元のアラビアンナイトの辻褄が合わない部分は合うように手直ししたようです。
    挿絵も魅力的です。あまり児童書では見かけないタイプの絵だと思って、イラストレーターの一徳さんを検索してみました。すごく有名なカードゲームのイラストなどを担当している方のようです。こういう絵柄は特に男の子に好まれそうですね。

  • ・ワクワク感があってオススメです。
    ・この本を読んで、いろいろなお話があり、おもしろかったです。とくにおもしろかったのは、シンドバットの冒険という本です。
    ・冒険ストーリーが好きな人におすすめ。

  • 冒険書、普通に面白い。
    最後の「自分で決めて自分でする航海」のくだりは良いなと思った。

  • 斉藤洋によるアラビアンナイトシリーズ1冊目。

    正式には千夜一夜物語。ペルシャの王が、ある女性に裏ぎられてから、夜は女をめとりながらも朝には殺していた。とうとう女性がいなくなり、大臣の娘が王のもとに。その女・シェヘラザートは、王に楽しい話しを語り、王は話しの続きが知りたいがために、シェヘラザートを生かし、ついに仲の良い夫婦になった。千夜一夜物語はシェヘラザートの語った物語としていくつもの話をまとめたもの、という枠物語とされています。


    千夜一夜物語は、フランスのアントワーヌ・ガランが18世紀に、イギリスのRバートンが19世紀はじめに紹介しています。もともとはインドからギリシャにいたる広い地域の物語だったものがペルシャやアラビアに伝わり、16世紀に書き留められたものらしい・・・結局は、はっきり誰が書いたかくわしいことはわかりません。


    シンドバットの冒険では、商人のシンドバットが、奇想天外な航海をして、幾度もピンチになるけれど、乗り越えて商売を成功させていく話し。もともとお金はあって、おもしろ楽しくくらしているけど、しばらくすると、航海に出たくなる。しかも、商人としてもうけたい。航海では、怪鳥やら大蛇やら人食い人種やら出てきて、本当に命からがら。でも、人々はそんな冒険談が好きなんだな。

  • アラビアンナイトの中の「シンドバットの冒険」
    7つの航海のこと、人との出会い。
    斎藤氏によって、わかりやすく組み立てなおしされているので、とても読みやすい1冊。

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著者プロフィール

1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞。「どうわがいっぱい」シリーズの作品に、「もぐら」シリーズ、「ペンギン」シリーズなどがある。

「2022年 『がっこうのおばけずかん シールブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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