- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784037447205
作品紹介・あらすじ
盗賊との知恵くらべがスリリングな「アリ・ババと四十人の盗賊」のほか、「バスラのりんごと大臣ジャアファルの災難」「ふたりの詐欺師」の三編を収録。
感想・レビュー・書評
-
盗賊との知恵くらべがスリリングな「アリ・ババと四十人の盗賊」のほか、「バスラのりんごと大臣ジャアファルの災難」「ふたりの詐欺師」の三編を収録
『あなたもブックトーク』京都ブックトークの会にて紹介:
テーマ:「扉をあけると」 対象:中学生 太田敬子さん p.44~
ブックトーク紹介:
・見るなと言われた12番目のくらの戸をあけてしまう。日本昔話『みるなのくら』
・「どなたもどうかおはいりください。決してごえんりょはありません」と扉にかかれていたらあなたならどうする?」宮沢賢治『注文の多い料理店』
・あけたのはいいけれど、でられない!『アリ・ババと四十人の盗賊』
・中には金銀財宝や貴重な資料があるにちがいない。吉村作治『ピラミッドの謎』
「著者は者今も新しい遺跡の発掘に力を入れておられます。興味のある人はインターネットで調べると現在のエジプトの発掘状況などを調べることが出来ます」
・扉を開けて本当に金銀財宝を見つけたのは『ツタンカーメン王の秘密』の作者ハワード・カーター。吉村教授がエジプトの興味をもったのも、少年時代にカーターの発掘記を読んだから。「カーターはツタンカーメン王の墓を発見するまでに15年もかかり、数々の困難にあいながらも1925年ついに発掘に成功します彼は、扉を開ける瞬間の様子をこうかいています(p.74~76を読んで紹介)。」
・自分の家の玄関をあけると、自分そっくりの人物が立っていた!?『プリンセス・プロジェクト』
・自分の意志とは金木なく、扉が閉まって生活環境が変わってしまう子もいる。『バドの扉がひらくとき』詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「アリ・ババと四十人の盗賊」「バスラのりんごと大臣ジャアファルの災難」「ふたりの詐欺師」の3話収録。
アリババの話は有名だけど、内容はよく知らなかったので展開に少し驚いた。けっこう残酷というか、結局お金の奪い合いみたいな気もするなあ。
個人的には「ふたりの詐欺師」が一番好き。ちょくちょくことわざが出てきて面白い。ラストもいい。 -
モリジアーナは頭がいいね☆
-
「開け、ゴマ」こんなに財宝があればね〜〜
-
これは外国のお話で、体をきられたり、とうぞくとたたかったりして、宝をさがすぼうけんです。おもしろいので、よかったらみてください。
-
乾いた国に生きる人たちの世界は
富の隣の死、強奪や賄賂は常識、
そして、賢い者が生き残るという法則。
ひさしぶりに読んだけど、
やっぱりそういう世界でした。
数字遊びのように数が並ぶところが楽しいです。