コリドラス・テイルズ

  • 偕成社 (2012年10月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (214ページ) / ISBN・EAN: 9784037447809

みんなの感想まとめ

独特なキャラクターとストーリーが織りなす魅力的な世界が広がる作品で、コリドラスという魚が中心に据えられています。著者の一人二役の巧みな描写により、魚の視点からの物語が展開され、読者を引き込む力がありま...

感想・レビュー・書評

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  • 興味からではなく、昔コリドラスを飼っていたことから、その縁で(どんな縁?)読みました。

    失礼ながら、意外に面白い。

  • 星新一さんの著作を思い出す読後感。
    コリドラスはもともと好き。

  • 斉藤洋で偕成社でヨシタケシンスケで、図書館にも児童書のコーナーに置いてあるけど、大人向け。
    このメンバーでは、読まずに児童書に置いてしまうのは仕方ないけど、子どもにわさわざ読ませたいような本ではない。大人向けならどうってことないが、ちょっとセクシャルな話もあるし。言葉も難しい(白兵戦、射倖心、形而上学など)し、物語も(普段斉藤洋がターゲットとしている小学生には)わかりにくい。字も小さい。

    シヨートショート2編のあとにコリドラス・パレアトゥスというなまずが斉藤洋を思わせる作家に聞かせる法螺話1編がワンセットで繰り返される。
    シヨートショートは読んでるうちは訳がわからず、最後のオチで納得というパターンが多い。星新一みたいな作風とは違う。
    コリドラス・パレアトゥスと作家のやり取りは面白いが、斉藤洋の話を聞いたことがあるので、コリドラスの性格が斉藤洋だと思う。法螺吹き(もちろん作家だから誉め言葉)で、皮肉屋の挙げ足取りだが憎めない。(情熱と優しさがあることも感じたことは書いておきたい。)
    成長した斉藤洋ファンにはピッタリ。
    ま、子どもだって読めて理解できるならいいか。

  • 作家の連載掌編と、コリドラス・パレアトゥスとの対話が楽しい。
    しかし全点案内に連載されていたとは…。その頃がうらやましい。

  •  作家である「私」は、デパートで階を間違えて熱帯魚の専門店に行ったことで、コリドラス・パレアトゥス3匹とネオンテトラ10匹を買ってしまった。
     編集者からの、新しい連載依頼の電話を受けていると、コリドラス・パレアトゥスの1匹が、30回分は俺が責任を持ってやるから連載を引き受けろ、と言う。「おれはしっぽ(テイル)で立つから、おまえも話(テイル)で立ちな」と言われ、連載のタイトルは〈コリドラス・テイルズ〉に。
     コリドラス・パレアトゥスの荒唐無稽な身の上話と、「私」の書く2つのショートストーリーが交互に登場する掌編連作集。

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     そもそも、コリドラス・パレアトゥスが喋っている時点で十分おかしいのに、そのコリドラス・パレアトゥスが語る内容がおもしろすぎて。
     キャラもすごいいい。

     「私」の書く掌編小説は、SFチックだったり、ブラックユーモアだったり、いろいろ楽しめる。
     でも、子ども向けかなぁ…? 子どもじゃちょっと分かんないネタも多いと思う。
     あと、ゴーストバスター・ヒグレて、ナツカのおばけ事件簿の話じゃん! て思ったら、こちらに収録されているゴーストバスター・ヒグレのほうが元ネタだったみたい。

     最初は、不遜なコリドラス・パレアトゥスに言い負かされるばかりだったのに、最後のほうは意見が合うようになってきちゃってるのが笑える。

  • 斎藤洋さんの新しい本が図書館に!吃驚して急いで借りに行きました!

    作家の”私”さんとナマズの”コリドラス・パレアトゥス”のなんともいえないショートショート。コリドラスがすんごくいいキャラです。面白!

    2012/00/00

  • 「ルドルフとイッパイアッテナ」の斉藤さんの、しかも熱帯魚談議のショートショートと聞いて、楽しんで借りてみた。ただ、まだ小学生の娘には独りで読むのは難しい様子。
    『コリドラス・パレアトゥスかく語りき』
    の章のみ、読み聞かせることに。
    大満足している様子。うちの熱帯魚に語りかけている。

  • 斉藤洋とおぼしき童話作家がデパートの本屋へ行こうとして間違えてペット売場へ行ってしまう。そこで熱帯魚を飼いたくなりながめていると、コリドラス(ナマズの一種)が話しかけてきた。こうして、コリドラスとその他の熱帯魚を飼うことになるのだが、そのコリドラスが自分が見てきたという不思議な話を作家にしてくれる。作家は、それを雑誌に連載する、という設定ですすむショートショート。星新一とかが好きな人にオススメ!

  • 児童書の枠に入れてはみたけど、ひねりの効いたショートショートの数々は大人でも十分楽しい。
    むしろ大人じゃないと通じないようなネタも………
    星新一っぽいブラックユーモアは最近の斎藤さんの作品ではあまり見ないのでちょっとおどろきました。
    そして間にはさまれるコリドラスの不遜な感じがクセになります。
    最初と最後のページに描かれたヨシタケさんの絵がすっごく効果的!

  • 斉藤洋のショートショート!気になり、閲覧中。
    私にとってショートショートは星新一!どんなもんかな?お楽しみ(^_^)

  • 何の本かと思って手にして、ページをめくって、半ページ立ち読みして、はまりました。
    ひねりの利いた短編ばかり。
    読むと分かりますが、1粒で2度おいしい本です。

  • 作家の「私」はナマズの「コリドラス・パレアトゥス」と出会った。これから連載するショートストーリーの年間の半分をコリドラス・パレアトゥスが受け持ってくれると言うのだ。こうして「コリドラス・パレアトゥスかく語りき」の連載が始まった。荒唐無稽な身の上話に半分受け持つと言った割に気まぐれに語られる話。私は生意気なナマズに振り回されっぱなし。

    なんじゃこりゃ?という第一印象。でも読み進める内に、コリドラス・パレアトゥスが可愛く思えてくるから不思議です。自分のことを俺とか私はとは言わず、コリドラス・パレアトゥスと頑なに言うこだわりもクセになります。覚えちゃったよ、コリドラス・パレアトゥス。
    ただこれは、児童書?と疑問形になっちゃいます。読むとしたらよく読める6年生~中学生くらいと思いますが、中学生読むかな~と思っちゃいます。児童文学好きの大人がターゲットかな。好きな人は好きやろう、とかなりマニアックで極地的な部類だと思われます。私は結構好きですね。

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著者プロフィール

1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞。「どうわがいっぱい」シリーズの作品に、「もぐら」シリーズ、「ペンギン」シリーズなどがある。

「2022年 『がっこうのおばけずかん シールブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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