封魔鬼譚(1)尸解

著者 :
  • 偕成社
4.10
  • (3)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037448400

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 千年前の中国、北宋時代を舞台にした物語。三部作の一作目。

    主人公・李斗はウサギに襲われて死に、人間にはない力をもつ<封魔>になった。

    <封魔>になれる人には、なにか法則があるんだろうか?
    動物ではウサギだけ。
    楊月と共に実験台にされていた仲間たちも、みんながみんな、<封魔>になっているわけではない。

    この先は李斗は旅をしながら、自分と見つめ合ったり、成長したり、いろんなことが起こるんだろう。

    なんとなく、ダレン・シャンにも似ているかもしれない。

    次作の封魔鬼譚・太歳も楽しみです。

  • 面白かったです。主人公が、素直なところに好感が持てます。記憶力がいいという設定が、ほぼ生かされていないところも、しつこ過ぎず、都合よすぎる展開になってないところがよかったです。

  • この小説を楽しめる年齢があるような気がする。楽しく読める人が羨ましいかも。

  • 記憶力がいい普通の男の子が、とんでもない事件に巻き込まれるお話。
    中華風。
    北宋時代のチャイニーズホラーファンタジーらしいです。
    痛そうな描写などが多いです。

  • ★★★★☆
    北宋時代のチャイニーズ・ホラー。
    豪商の息子だが、父を亡くし冷たい継母に疎まれている14歳の少年・李斗。
    町におきる怪しく恐ろしい事件に巻き込まれ…。

    続きが気になって仕方がない。自我を持ったキョンシー?なのかな?
    チミドロな表現や場面があるので、苦手な人は要注意。
    (まっきー)

  • 北宋の時代、豪商の次男の李斗は父親の死後、跡継ぎ問題にまきこまれ嫌気がさしていた。
    養母は最近新しい宗教にのめりこんでいて、家の敷地内に文祥閣を建てて何やら秘密めいたことをしているらしい。

    最近連続通り魔殺人が起きており、目撃者によると、犯人は以前通り魔に殺された男だと言い、さらにうわさでは妖魔ではないかということだ。
    文祥閣で怪しい物音を聞き、不安を感じた李斗は、妖魔退治をしてくれるという白鶴観を訪ねた。

全6件中 1 - 6件を表示

渡辺仙州の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×