絵物語 古事記

著者 :
制作 : 三浦 佑之  山村 浩二 
  • 偕成社
3.71
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本棚登録 : 111
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037448707

感想・レビュー・書評

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  • 「なになに、この国のはじまりのことをしりたいというのかな?よしよし、はなしてあげよう。」で始まる語り言葉で書かれた古事記。「国生み」から「海幸彦と山幸彦」まで、全13の物語を収める。全頁に「頭山」等のアニメーションで知られる山村浩二の挿絵入りで、読みにくく覚えにくい名前の神さまたちの物語の理解を助ける。

    物語自体は古事記なので、特に新しいストーリーがあるわけではないのだが、親しみやすい語りと動きのある挿絵とで手に取りやすい一冊となっている。

  • 読了後感じたのは、『古事記』の物語はひとつひとつの話を知っていても、それが繋がっていることを知らなかったこと。富安陽子さんの読みやすい文章と山村浩二さんの絵で、物語が感じやすかった!全三巻からなるという、『古事記』この本は上巻に綴られている神話の部分を絵物語としているが、その後の中巻と下巻も富安陽子さんで本にしてほしいなと思いました。

  • どんな風に切り取っているかな?
    (子ども向けだからって、猥雑さをカットして「美しい国」とか無しでお願いします)

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    『古事記』の上巻におさめられた神話が、富安陽子さんの息のかよった文章で生き生きとよみがえりました。全ページ、山村浩二さんによる挿し絵入りで、迫力のあるイメージが広がります。子どもから大人まで、初めて読む『古事記』の決定版です。
    https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784037448707

  • いやもうほんとに、古事記って摩訶不思議で楽しいって思わせてくれる、読みやすい本でした。
    大人の私だって楽しめたんだから、子どもたちもなんじゃこりゃ、へぇ、きいたことある。なんて思いながら楽しんでくれるんじゃないかしら。

    イザナキとイザナギ、アマテラス、スサノオ…日本人なら知っておいてほしい神様たちの姿、富安陽子さんが書いてくれたなんて本当に嬉しい限りです。

    山村浩二さんのイラストも味があって嫌味がないし、人間くさいけども飄々とした神様たちの姿が、愛おしくなってしまう。

    名前が面倒くさくってすぐに途中で投げ出していた古事記、やっと全て読めました。児童書だけど、しばらくはこれでいいや私。

    日本の神様っていっぱいいるからいいですねー。平和です。

  • 子ども向けの古事記。
    神さまの名前はむずかしい。

  • 古事記、一度ちゃんと読んでみたいと思いつつ、
    難しそう、そして、面白くなさそう(笑)なので、
    なかなか挑戦できませんでした。
    漫画もいまいちなーと。
    が、これはなんか読みやすそう!と思い、
    図書館で借りました。

    すぐ読めました。

    だいぶ、簡略化されてますが、その分読みやすかったです。
    やっと、今まで部分的に知っていたお話がつながった感じです。
    もうちょっと、天皇までの繋がりも読みたかったです。

  • 挿絵が入っていてとても読みやすい古事記。小学生でも読めると思うので、こういう本から触れるのもありだと思いました。

    今回は上巻でしたが、中巻や下巻もこのテイストで出してみてもいいと思いました。

    (以上、ブログ全文です。)

    ブログはこちら
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/5337806.html

  • 日本のそもそもを知りたくて、古事記を読みたくなる。
    マンガもあるけど、いまいち気に入らない。
    本格的なのは難しすぎる。
    そんなとき、書店でこの本を発見。
    優しい色合いと絵のテイストが人間味あふれていて気にいる。
    児童向けの本らしく、とてもわかりやすい。

  • 神様たちの奇想天外さにただただ驚いた

  •  数年ごとに読み返す『古事記』。今回は”絵物語”で。

     日本を代表する童話作家富安陽子さんと国際的なアニメーション作家山村浩二さんの挿画で送る、古事記の中でも神話の要素の濃いぃ上巻部分。

     出版社のコメントに、”ゆたかなイマジネーションにあふれた物語を一気に読み通していただけるように”とあるように、確かに一気に読める。お話を適度に簡略化し、端折って読みやすくしてある。

     「高天原」の読み方には諸説あるけど、本書では「たかまのはら」。一般的に「たかまがはら」が多いと言われる。助詞「の」が入る時は、「たかのあまはら」が個人的には好み。「たかまのはら」はどうものっぺりした感じがして読みにくかった。
     どうでもいいちゃぁいいんだけど(個人の好みだし)、でも読むときのリズム感は大事だと思う。なにしろ口伝の物語だからね。

     あと、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の挿画が、どうにもカマタくん@「シン・ゴジラ」っぽかったのが平成29年の作品という気がしないでもなかったけど、穿ち過ぎ?(笑)
     絵の迫力は、水木しげるの『古代出雲』(角川書店)のほうが圧倒的に上。神話のオドロオドロシさは出ていない。子ども向けだからね、止む無しか。

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プロフィール

作家。東京都生まれ。和光大学人文学部卒業。25歳でデビューし、1991年『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞、2001年『空へつづく神話』で産経児童出版文化賞を受賞。『やまんば山のモッコたち』がIBBYオナーリスト2002文学作品に選出される。『盆まねき』で2011年、第49回野間児童文芸賞、2012年、第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。

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