軽装版 神の守り人 下 帰還編 (軽装版 偕成社ポッシュ)

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037500702

感想・レビュー・書評

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  • シリーズはじめての上下巻、の下巻。思わず一気読みしてしまった。
    最後まではらはらどきどき。虚空の旅人が、必ずしも完全に解決して終わったわけではないので、今回も必ずしもハッピーエンドではないだろうという予感が働き、どっちに転ぶのだろうかと思っていたが、やはりという面も、そうはいってもという面もあった(笑)
    しかし異世界の干渉力、はんぱないな!各国の神話・伝説は国によって異なるのは当然だとしても、それぞれ異世界からの干渉が強すぎる。まぁもちろんそういう世界観であり、だからこそのハイファンタジーなのだけれども、これだけの突出した力があれば、世界を制覇してしまいそうだ。
    うーん、この壮大な世界観をどうまとめていくのだろうか。そんな期待でまた次の巻を手にとってしまうのだろう。

  • ★2008年58冊目読了『神の守り人 帰還編』上橋菜穂子著 評価B

  • 上橋さんの本はどれ読んでも結構社会情勢とか政治情勢がシビアなんだけど、これもまた同じ傾向。ラストのアスラはちょっとだけ救われた感じかな。バルサとタンダがよい感じになってるのもよき。

  • 面白い

  • 上下巻の後半でのアスラの物語。アスラの力が強くなりその制御との葛藤が印象的。

  • じっくり読もうと思いつつも、いつも一気読みしてしまう。
    大きな力を持った時、どう考えどう振る舞うか。

    児童書にしておくのは勿体無い。
    もっと大人の目にも触れ手に取りやすい棚に置いておいて欲しい。

  • タンダはバルサを助けようと隠密と手を組むが、バルサは罠にかかる。アスラを狙う隠密の一味が分裂したのだ。
    アスラは「神」としてあがめられ、その力を利用されることとなる。

    神、言い伝え、民族、人種。フィクションだけれども、現実世界にも十分に通用する話なので重みがあった。
    無理にハッピーエンドにもちこんでないところが自然でいい。
    小さな針の穴が広がるのか、また閉じてしまうのか。

  • 物語としてはむろん
    哲学書としても読めたり
    武道術の本としても読めたり
    人生指南の書としても読めたり
    歴史書としても読めたり
    現代の社会問題を読み解く書としても
    読めたり

    百人の人が
    百通りの読み方を
    することができる
    そんな「守り人」シリーズ
    ですね

  • アスラはきっと目覚めるよ

  • 11月-6。4.0点。
    ロタへ戻るアスラ。シハナの恐ろしい計画。
    神は舞い降りるのか。
    非常に面白い。バルサ、タンダ大活躍。
    幼い兄妹の絆も、感動。

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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