- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784037500702
作品紹介・あらすじ
ロタ王家に仕える隠密シハナの罠にはまったバルサ。一方、みずからのふるう"力"を恐れつつも、アスラの心は残酷な神へ近づいていく。待ちうける運命から、バルサたちはアスラを救えるか?小学館児童出版文化賞受賞。『精霊の守り人』からさらに広がる世界・守り人シリーズ、軽装版第六弾。
感想・レビュー・書評
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剣の重みは命の重み、、、戦いながら生きていくってすごいな
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(2015年1月12日 再読)
「ホビット」の完結作を見に行かねばと思って、1,2作目を見直しているのだけど、なんだかちょっと「ホビット」や「ロード・オブ・ザ・リング」と重なるところのあるお話だよね。
恐ろしい神力を得た少女アスラめぐって、様々な追手から逃れ、罠にかけられ、それでもタルハマヤに魅入り蝕まれていくアスラを救おうとするバルサ。
ずっと息苦しくて、心が重く沈むようなお話ですが、きっとアスラはマーサの下で一生懸命生きていってくれると思います。 -
ロタ王国の王弟イーハンである。この人物がなかなかの人物であることが非常に好感をもてる。アスラとの関わりも実は深い。
最後「アスラはこれで大丈夫なのか?」という終わりで気になるのだが、大団円を迎えたといっていいと思う。
カシャルが暴動しすぎ。勝手に行動しすぎ。テロリズムである。これにはイーハンも困るんじゃないかと。しかし、シハナという女、有能すぎる。チェスで相手を追い詰めるように作戦をひとつひとつ実行していく、という説明はテンプレート的でいささかうーむと思ってしまうが、有能で行動力にあふれていれ面白い人物だと思った。 -
物語の世界が広くなったので、話に深みがでてとても面白くなってきた。いろんな国を舞台にしたいろんなお話を読みたい。バルサやチャグムが主人公でなくてもいいので。
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はー…
シハナのことを、そんなに嫌いではないな。
不満を漏らすばかりの男たちにとは違い
自分から行動に出たわけだし。
守り人シリーズの女は、強い。
人を殺すのはいけないことだと口に出すのは簡単だけど
アスラの決断は、なかなかできるものではない。
正しいってなんなのか、分からない。
タンダとバルサは早く付き合っちゃえばいいと思う。 -
メディアの報道の歪みとシハナの話の歪曲に共通しているところがあると思った。