軽装版 天と地の守り人<第3部>新ヨゴ皇国編 (軽装版 偕成社ポッシュ)

著者 :
制作 : 二木 真希子 
  • 偕成社
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本棚登録 : 456
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037501105

作品紹介・あらすじ

戦乱と、異界ナユグの変化にさらされる新ヨゴ皇国。帰還したバルサ、そしてチャグムを待っていたものとは…。壮大な物語の最終章『天と地の守り人』三部作、ここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 守り人シリーズの最終巻。
    ここまでが辛くなる一方のような展開でしたが、事態は大きく動いて、大変ではあるけれども、解決へ向かいます。
    感動的でした。

    タルシュ帝国の皇帝はついに最期を迎え、もっとも信頼する宰相アイオルに後事を託す。ラウルとハザールのどちらが王になるか決めよと。
    タルシュ帝国は支配した国を軍の先鋒にたてて、次の国を攻撃するという方法をとっていました。
    それを知るチャグムは、北の国々で同盟を作って対抗しようとします。
    同盟は不首尾に終わりそうな中、洪水は止めようもなく襲いかかろうとしていました。
    異界ナユグの変化期の影響を受けていたのです。

    大災害が起こることは、新ヨゴ皇国の伝統では、皇帝の治世に誤りがあることを示していました。
    光扇京を離れることを潔しとしない皇帝。
    星読博士のシュガは、皇帝を亡き者にすることを考え始めます。
    死んだと思われていたチャグムが、ロタとカンバルの同盟を成立させ、兵を伴って帰国の途につきます。

    苛酷な戦場で行方知れずとなったタンダを、バルサは探しに行き、死体の山の中から見つけ出しますが…
    洪水の危機が迫る中、当代一の呪術師トロガイがその力を駆使して、一気に各地に知らせるのでした。
    そしてタルシュ帝国では、世界の情勢を知るヒュウゴが投獄されていました。猛々しいラウル王子に詰問され、起きていることの意味を語ります。
    そして、平和が…

  • (2015年2月1日 再読)

    チャグムとシュガにぼろ泣きの私。
    バルサとタンダに涙止まらない私。
    こんなに泣いたっけ?

    好きなキャラは勝手に自分で好みの俳優をキャスティングして読んだので、おもしろかった。
    原作には絶対敵わないけど、ドラマも楽しみです。

  • あぁぁ、読み終わってしまった。。
    いつかは来る終わりだけど、、本当に終わってしまって、、寂しすぎるー。。
    守り人ロスー。(இдஇ; )

    シリーズを通しても本作は圧巻でした。
    どう終息させるのかと思っていたけど、素晴らしすぎて言葉にできないくらい。

    すべての登場人物が本当に魅力的で、シリーズの最初から最後まで最高に楽しませてもらいました。
    素敵な時間をありがとうと言いたい。笑


  • 守り人シリーズ読破。どっぷりその世界に浸ってたのに完結しまい寂しい。

  • 面白かった。

  • 面白かった! チャグムとバルサの人生、こんなに深く結びついてたんだね。血まみれだとしても、チャグムやアスラを守り抜いたバルサは子供を守る獣の母親みたい(;_;) タンダはそれを待つ大きな木かも。雨露しのいで、木陰で休ませてあげて。生きるのはしんどいけど、どうぞみんなが幸せでありますよう。

  • チャグムが地上の帝となり、父である帝は天上の帝となる。
    現実世界の天皇や各国の皇帝を思い浮かべてしまったのは僕だけだろうか?児童文学と思いきや、それぞれの世代の読者が、それぞれの思いで熟読できる壮大なファンタジーであると改めて思う。

  • ああ終わっちゃった。もっとこのシリーズ読みたいなあと思ったのが一番の印象。すべての登場人物がリアルで生き生きとしている。物語とは思えない。最後のシーンは作者が書きたかったんのだろう。短槍を立てかけて我が家に入るシーン。タンダの笑顔が目に浮かぶようである。
    ちっとも恋愛のネタは書かれていないのに、なんと愛に満ち溢れた2人だろうと思う。

  • あー。終わってしまった…

    精霊の…からの壮大な物語。
    チャグムがグングンと成長する姿と、バルサが慎重にしかし確実に、人生に対する考え方を変えられていく姿。
    これからも、会えなくても共鳴しあっていくんだろうな。

  • 新ヨゴ皇国に帰還したチャグムと、タンダを探すバルサ。
    真正面から向き合ってなお、父と袂を分かつことになるチャグム。
    半死のタンダを見つけたバルサは、壊死したタンダの腕を切り落とし、寄り添う。

    川が海へと流れるように、すべてが気持ちよく収束していく様がすごい。
    はじめからこの結末が用意されていたような気さえする。

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著者プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

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