増補改訂版 「守り人」のすべて

著者 :
制作 : 偕成社編集部  二木 真希子 佐竹 美保 
  • 偕成社
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本棚登録 : 113
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037501600

感想・レビュー・書評

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  • 対談、用語集に加え
    翻訳、実写化、アニメ化、等についても。

    レシピは南極料理人の人だったのか~。

    翻訳の大変さがナルホド、と。
    こんなにも感性が違うのかと驚いた。

    実写化は砂埃というか、薄汚れたイメージが強いが大河ドラマ清盛を手掛けた人としって、納得。

    人物紹介のページを読んで
    サンガルの第二皇子やロタ国など、同盟後の守り人の世界についてももっと読みたくなった。

    ヒュウゴの過去の短編が発売されて嬉しかったが
    後書きを読むと、なかなか難しそうだけれども。。。

    バルサの好きだが、魅力的な登場人物が沢山で。。。

  • 人物関係を把握するのが苦手なので、守り人シリーズは後半になるにつれてよくわからなくなっていたけど、これがあればもう安心!次に守り人を読み返す時はこの本も一緒に借りてこよう。ドラマを見ているので、ドラマについて書いてあるのも嬉しかった。ドラマのセットを作る時、汚す作業が芸術性が高くて、崩れそうなトーヤの小屋が実は値段がかかっているというのが面白い。世界観の作り方とか、言葉の使い方とか、さすが文化人類学者だなぁ。

  • すでにシリーズを読んでいるものにはまったく必要ないが、これだけに書き下ろされている短編(「春の光」)があるもので借りてみた。
    シリーズ完了後の、バルサとタンダのひとときの様子。
    いい夫婦の様子にじんわり。

  • もう少し詳しく「守り人シリーズ」に特化して人物相関図や地図やあらすじを載せて欲しかった.対談では山口類児氏との美術に関するお話が興味深かった.

  • いろいろな対談や裏話、各キャラや国などのデータに書き下ろしの短篇まであって楽しめた。
    でも、他のシリーズ未読で読むと、当たり前だけどネタバレ。

  • 巻末に納められている二篇の短篇が読みたくて購入。もったいないなと思ったので、2日ほど我慢して、それから読んでしまいました。

    「春の日」も「天への振舞い」もバルサの強さと弱さ、優しさと温かさを感じられる作品ではないかな、と思います。

    対談、解説それぞれがなかなか充実しており、これを読んでから本作を読むと印象や感じ方はかなり違いそう。「守り人」シリーズ 再読始めようかな。

  • NHK大河ファンタジーにもなった守り人シリーズの完全ガイド。書き下ろしも収録。たまにファンタジーの世界に浸るのも良い。

  • 2018.1.30読了。表紙につばさがあるの不思議だった。ページをめくって謎はすぐ解けた。上橋さんの今までの作品の絵なんだ!翼は王獣の翼だ!小夜と野火もいる!左の大蛇と女性と男性は読んだことのない作品の人物だろうけど、きっと「月の森に、カミよ眠れ」だろう。真ん中は「精霊の木」かな?蛇神と娘の婚姻伝説「多弥太伝説」って色んな作品のモチーフになってるのね。冒頭の読み方案内で読破してしまうのが惜しくなるはずという文にはまさしく同感だ!このシリーズは続きが気になる一方で読み終えるのが惜しくなってしまうのだ。読み終えるのが惜しいと思った初めての作品かもしれない。佐藤多佳子さんとの対談に出てきた作品はどれも読んでみたいなぁ。まず探さなきゃ。獣の奏者ではリランは光を意味して王獣の名前になってるけど、守り人シリーズではリランは鈴虫のような虫の名前であるのが面白い。こういう独自の名称や人物の名前とかはどうやって決めてるのだろう?バルサの食卓作った人の1人は南極料理人の人だった!本持ってるのに知らなかった!ドラマの話でドラマの美術はいいなと思った。けど上橋さんの文化祭の熱に似てますねの発言にドキッとした。そう文化祭なのだ。こういう裏方で作る側は楽しいだろう。ここだけの世界を作っているのだから。ぶっちゃけ文化祭はやる方が楽しくて無事に終われれば成功でお客が楽しめるかどうかは二の次むしろどうでもいいみたいなもんだと思う。だからドラマ版の話でこのワードが出てきた時内心ざわついた。性に合わないのは仕方ないとは分かっているのだがなぁ。アニメ化は海外進出のきっかけだったとは!でも納得である。訳は大変だろうなぁ。漢字とひらがなで出せる特有の字面の雰囲気とかもあるもん。守り人も英訳だとガーディアンなんだよなぁ。私にはちょっと違和感があるけど、じゃあ他にいい言葉が?と言われると分からんもの。アメリカの方が暴力描写に関しては特に規制が厳しいのは多民族な銃国家だからだろうか?もともと「春の光」が読みたくて買ったけどドラマ化きっかけで改訂版が出たおかげで「天への振る舞い」も読めたのは幸いだった。チャグムほどではないけどバルサもナユグの影響受けやすくなってるんじゃなかろうかと思った。「春の光」で幼い頃犬飼ってたと知ると「十五の我には」で犬殺す場面がさらに凄惨に感じる。今更だけどもしかしてタンダに父の面影を重ねてる?この世界の呪術師と医術師は似たようなもんだろ。むしろ夫になってから改めて父を重ねてるようにも思える。まぁそういう人に惹かれたり縁があったりするもんなのだろう。てかタンダを示す単語がさらりと夫になってるのがなんかいいな。

  • 英語翻訳した平野キャシーさんと上橋さんとの対談が面白かった。
    日本語は主語が誰なのか、話者が男なのか女なのか気にしなくても文章が成立するので、それを翻訳するのが大変だったと。たしかに無意識のうちに(これは誰の言葉、これは地の文)って判断しながら読んでるけど、日本語って文脈を忖度しながら理解する言語だな~。言葉が気質に影響するのかなぁ?おもしろい。

  • 春の光は微妙

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プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

上橋菜穂子の作品

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