シロガラス1 パワー・ストーン

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 396
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037502102

感想・レビュー・書評

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  • 6人という、かなり多めの主人公たちのからみを丁寧に描いていて好感がもてた。とくに、レオが千里を挑発して、戦いにひきずりだすために、彼女の友人を孤立させようとたくらむあたりの展開がなかなか。逆にそれでその友人が別の子と急接近していくというかたちで、6人をぐっとまとめあげていくところが素晴らしい。

  • 小学生が主人公なのでのめりこめるのか心配になりつつ読み始めましたが一気に完読!
    自分が小学生の頃感じていたことを思い出しながら。一人一人の違う個性がいいねと大人になったから感じられるのかな。

  • パワーストーンのある白烏神社遠来町の小学生の話。
    と、書くとつまらないけど、前半はほんとうにboring
    シロガラスがでてくるころに、キャラがはっきりしてきて、、物語が動き出し・・・そしてこの結末。
    続きが読みたくなる。

    藤堂千里

  • 勢いがあって読ませる。
    キャラが立ってる。V系の服を着せられてるワイルド系男子、かわいそう…。

    千里と礼央の対決がよかった。

  • 長編シリーズ1作目
    白烏神社
    三不思議(神使、天井画、星明石)
    神楽

    これから何がおきるかワクワク

  • 白烏神社の宮司の孫千里は、古武術の達人だった。祭りでは剣舞の舞手を務めるが、来年から一緒に舞う子がいない。そこで5年生の同級生たちが来年にむけて舞のメンバーになることになった。苦手な奴も嫌いな奴も、不思議な奴もいるメンバーそれぞれの思惑が交錯する。本当にこの6人で舞手を務められるのか?
    大人もあわせると登場人物がとても多いのに、それぞれの表と裏の顔が生き生きと描かれて、テンポよくストーリーが進んでいく。非常に気になるラストシーン。

  • 2014/11/16〔日曜日〕

  •  千里の祖父は、白烏神社の宮司で星芒一心流の当主。神社には、剣士と2人のお付きのカラスが3人一組でおどる神楽が受け継がれてきている。今年は、千里が剣士で星司と美音がカラス役の5年生3人組と6年生の3人組がやった。6年生がやめてしまうと、来年は…!? 1番の問題は、剣士。その剣士に千里の天敵、礼音の名があがる。
     登場人物たちは小5だけれど、中学生ぐらいが対象の本かなと思った。

  • 人物紹介、人物関係、舞台の紹介
    物語はこれから
    と、いうところ。
    2が楽しみ。
    近隣の図書館では
    1が児童文学に、
    2がヤングアダルトに
    分類されてた。
    図書館員の方、迷ってるねー。

  • 白烏神社に住む藤堂千里は古武術の天才。敵対する礼生は千里がとても気になっている。個性的な6人の小学生が雨の日にパワーストーンに触れる。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。1989年、「サマータイムで」月刊MOE童話大賞を受賞しデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で98年、産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、99年に路傍の石文学賞を受賞。ほかの著書に『しゃべれども しゃべれども』『神様がくれた指』『黄色い目の魚』日本代表リレーチームを描くノンフィクション『夏から夏へ』などがある。http://www009.upp.sonet.ne.jp/umigarasuto/

「2009年 『一瞬の風になれ 第三部 -ドン-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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