シロガラス(2)めざめ

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 165
レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037502201

作品紹介・あらすじ

青い光にうたれて気をうしなった千里たちは、どしゃぶりの雨の中で目ざめる。その日から、一人ひとりの身のまわりでおこる、ちょっとしたありえない事件の連続。なにがおきているのか? いったい、どうすればいいのか? そして、カラスの石像の上にフォーマルハウトが舞いおりたとき、驚くべき真実があかされる。 古くからの「不思議」が伝わる神社を舞台に、六人の子どもたちの活躍を描く長編エンターテイメントシリーズ第2巻。

感想・レビュー・書評

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  • 千里たちは、それぞれ超能力に目覚めていく。白いカラスに乗り移ったお化けが喋り出し、どんどんファンタジーの世界へ!6人それぞれのキャラがしっかり描かれていて面白い。ただ、展開はかなりゆっくり。

  • 話がようやっと動き出して、がぜん面白くなってきた感。まだまだ序盤なんでしょうが、どのように進んでいくのか気になるところです。

  • 雷にうたれたかのように気絶した子ども神楽のメンバー6人のそれぞれに表れた特殊能力。その扱いに悩みながらも、これからどうするかを考え始める。

    さて、次は?

  • 超能力の正体がわかった?

  • 白烏神社の御神体、星のかけらだと言い伝えられている星明石で、子ども神楽を一緒に練習する事になった6人、藤堂千里・藤堂星司・筒井美音・北川礼生・岡崎有紗、三上数人は、星明石で一緒に手を触れた瞬間、空が青く輝き、岩を砕くほどの音がとどろき、全員が意識を失った。
    そして目覚めると、それぞれに不思議な力がついていた。

    超能力。
    普通では考えられない力。千里はテレポーテーション、星司は動物の気持ちがわかる、美音は人の気持ちがわかる、礼生は命令すると、いう事をきかせられる、数人は暗記などの能力があがる、有紗はそれらを跳ね返す力がついたのだ。
    子どもたちはそれぞれ、その力を信じられず、怖がった。けれど、その力を受け入れ、強くし、なぜこんな事になったのかを調べることにした。

    1巻では、登場人物の関係などをおっていくばかりだったが、2巻でやっとストーリーが始動しはじめたかんじ。これからが楽しみ。

  • 1巻の最初はぜんぜん面白くありませんでしたが、途中からちょっと惹かれてきて、2巻目読み終えました。
    シリーズものでも、だいたい1巻ごとに話がまとまってるものが多い中、この作品は、どーんと最後までぶっとうしでいく心意気が見られました(笑)。そう思うと、登場人物それぞれの視点で描かれて、ぐるぐる立ち位置が変わりながら物語が進んでいくのも、まあ、いいかなと思いました。
    小学生の子供たちが主人公ですが、安易に話が進んでいかないところも、ちょっと現実に寄り添ってて面白かったです。すぐに受け入れられないってのも、そりゃそうだよなーと思いつつ、それだと物語が進まないだろうなと思います。なので、そこら辺の葛藤は、割愛されるの多い中、ちゃんと大事にして視点をあてて書いてるってのもいいなと思いました。
    後半、そこを含めて、最後に何をもってくるのかわくわくします。

  • いよいよ物語が進み始めた感じ。
    6人がそれぞれに特殊能力を身につけ、その力を怖れたり、期待したり。
    居なくなった星司のお母さん、なにかありますよね!
    最後はどのように決着するのかなぁ

  •  相変わらず丁寧な描写で物語は進む。もう少しご都合主義でもいいんじゃないかとおもうくらいゆっくりと丁寧に。
     漢字のひらき方が独特で、さらりと読み進む事ができない。ゆっくりと「ひらがなだと、こういう感じになるのか」と気づかされるような言葉になる。面白い。

     1巻で感じていた、登場人物の多さと視点の切り替えは2巻では気にならなくなる。正確には「誰がこれを思っているのか」が分かるようになってくる。おそらく、書き方は同じで、登場人物に対する理解が深まったんだろうなぁ。

  • 一冊目がおもしろかったので、続けて読むことにした。

    森崎古丹の血をひいた六人は、スナイカルの光を浴びることで、力に目ざめた。
    六人は、白烏神社の神使・カラスの像にいる雪気と話をする。

    とっても読みやすくて、さくさく進む。
    美音が母親の心を読んでしまう場面、ほんとうにかわいそう。
    でも親も人間だし、しかたがないのかな、とか。
    ふと、自分もサトラレてたらどうしようとか考えた。
    千里はいい子だなぁ。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。1989年に「サマータイム」で月刊MOE童話大賞を受賞してデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、路傍の石文学賞を受賞。『一瞬の風になれ』で吉川英治文学新人賞、『聖夜』で小学館児童出版文化賞、『明るい夜に出かけて』で山本周五郎賞を受賞。そのほかの作品に『しゃべれども しゃべれども』『神様のくれた指』『黄色い目の魚』『第二音楽室』などがある。

「2018年 『シロガラス5 青い目のふたご 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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