真夜中から七時まで (アルセーヌ・ルパン全集 (別巻 4))

  • 偕成社
3.88
  • (3)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784038152900

作品紹介・あらすじ

悪徳商売で莫大なもうけを得ているバラトフと冒険児ジェラールは、美貌の令嬢ネリー=ローズをあいだに対立する。バラトフといつわってネリーとパーティーに参加するジェラール。そのころ、バラトフはホテルの自室で殺害されていた。殺人犯はジェラールなのか?ルパンを思わせる快男児ジェラールが恋と冒険に大活躍する活劇長編。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 主人公はルパンかと思うくらい、活動が機敏で、女性に優しい。
    幸せな終わりで恋愛小説の要素がある。
    ロシアからパリまでのヨーロッパを舞台にした冒険小説になっている。
    殺人事件も出てきて、推理小説の要素もある。

    大友徳明の翻訳、解説。解説でパリの亡命ロシア人の活躍の紹介がある。事件の背景を知るのによい。

    パリの芸術家
    荻須高徳
    エレンブルク「雪どけ」
    ディアギレフ(バレー)
    ニジンスキー
    ストラビンスキー
    藤田嗣治
    モリディアニ<イタリア>
    キスリング<ポーランド>
    パスキン<ブルガリア>
    シャガール<白ロシア>
    スーティン
    ザッキン
    レーニン
    トロツキー

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

モーリス・ルブランの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×