次郎物語(第二部) (偕成社文庫4043)

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  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784038504303

感想・レビュー・書評

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  • いやぁ第2部も大いに感動・共感させてもらいました。第1部では、里子に出された次郎の心情、そしてまだ自分でうまく自分を表現できない幼少期に焦点が当てられていたが、今回はそれより歳の取り、実母の死を乗り越えた後の次郎の心の大きな波・変化に舞台が移ったといえよう。かなり複雑なませた次郎の心情と、著者の表現の難しさに多少の読みづらさはあったが、それはもちろん俺の読解力の問題だろう。大巻のじいさんの例え話、権田原先生の話、そして朝倉先生の話、すべてが効果的に使われ、なにより話をすごく濃いものにしてくれた。立派な、偉い人に俺もなりたいなぁ

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著者プロフィール

作家、教育者、教育哲学者。      
1884年、佐賀県に生まれる。17歳ころから「内田夕闇」の筆名で文芸誌に投稿し、年少詩人として全国的に知られようになる。1909年、東京帝国大学文学科を卒業し、1911年、母校の佐賀中学校で教鞭をとる。唐津中学校長などを歴任したのち、日本統治下の台湾へと渡った。台中第一中学校校長、台北高等学校校長となり、1931年に教職を辞任。1933年、大日本青年団講習所長に就任し、在任中に小説『次郎物語』の執筆を開始する。1937年に講習所所長を辞任し、文筆活動と全国での講演活動に専念、昭和前期の青少年社会教育に大きな影響を与えた。1938年、『論語物語』を出版。1955年、逝去。主な著書に『現代訳論語』『この人を見よ』 などがある。

「2008年 『論語物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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