新版 死の川とたたかう (偕成社文庫)

著者 : 八田清信
  • 偕成社 (2012年4月18日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784038508004

作品紹介

神通川流域に発生し、ながく奇病とされていたイタイイタイ病、その真実を探求した医師・萩野昇と、住民、科学者たちがこの病が公害によるものだと企業にみとめさせるまでを地元新聞社の記者がとらえた。中学以上向き。

新版 死の川とたたかう (偕成社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 今では、当たり前のようにみんなが知っている、神通川流域に発生した公害病・イタイイタイ病。
    もちろん最初は 原因も何も解らない奇病だった。

    富山で代々医者をしてきた萩野医師は、自分の患者の中に、どんな医学事典にも載っていないこの奇病に苦しむ女性が増えていくことに心を痛め、この病の解明し、患者たちを救おうと心に決める。

    しかし、それは苦難のはじまりだった。

    まずは、病気の特徴をまとめ、病気の発生した場所を地図で記してゆく。神通川の水があやしい、さらに上流の神岡鉱山のだす鉱毒が関係していると確信してゆく。

    協力してくれる医師、マスコミ関係者、
    反対にそれを認めない大病院、マスコミ、三井財閥、国、そして被害がでて困っている筈の地域の人々・・・

    日本ではじめての公害病裁判。これからのためにも、負けるわけにはいかない戦いなのだ。


    池井戸潤さんあたりが物語にしてドラマとかになってもいい題材なのですが。

    日本の若い人たちにもですが、発展途上、新興国のみなさんにも読んでもらいたい1冊。
    公害は、その地域に住む人たちだけの問題ではなく、地球の問題だから。

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