ちからもちのおかね 日本のおはなし (女の子の昔話えほん)

  • 偕成社 (2022年1月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784039604101

作品紹介・あらすじ

おかねは、小さな女の子。そして、とってもちからもちです。
大きな相撲取りをたったの3歳で追いはらい、大きくなると殿さまにも認められるほどになりました。やがて、腕利きの猟師になると、天狗や化け物を相手に大活躍!
高知で愛されてきた、力持ちの女の子の昔話が絵本になりました。

:::::::::::::::::::::::::
とんとんむかし。

おかねという おんなのこが、
とさのいわいという やまのなかで くらしていました。
おかねは、たいへんな ちからもちでした。

あるひのこと、おおきなすもうとりが
おかねのいえに、ちからくらべに やってきました。
(本文より)
:::::::::::::::::::::::::

昔話の主人公は男の子ばかり?
そんなことありません!

世界と日本で語りつがれてきた
女の子と、大きくなった女の子たちの昔話を
絵本にして、おくります。
いろいろな女の子が主人公の絵本シリーズです。

みんなの感想まとめ

力持ちの女の子が主人公のこの絵本は、力強さやたくましさをテーマにした魅力的な昔話です。おかねという名の女の子は、たった3歳で大きな相撲取りを追い払うほどの力を持ち、成長するにつれて猟師としても活躍しま...

感想・レビュー・書評

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  • 読み聞かせ 2年生 5分弱

    偕成社の「女の子の昔話絵本」の一冊です。
    昔話で活躍したり冒険するのは男の子(男の人)が多いですが、このシリーズでは力強い女の子の昔話です。
    https://www.kaiseisha.co.jp/?post_type=books&series_slug=%e5%a5%b3%e3%81%ae%e5%ad%90%e3%81%ae%e6%98%94%e8%a9%b1%e3%81%88%e3%81%bb%e3%82%93

    土佐に住む「おかね」は幼い頃から力持ち。重い臼を持ち上げ、どんぶり飯を平らげる。
    それからも「おかね」は、牛を持ち上げ、天狗を追い返し、鉄砲を撃てば百発百二十発中(一発で2匹仕留めるんだろう・笑)
    ついには土佐のお殿様からも「天下御免」のお墨付きをいただいた!

    成長したおかねは猟師の若者と結婚した。
    このごろ山に化け物が出るらしい。お婿さんは銃と十発の弾を持って山に向かう。銃の音がする。一発…二発…三発…。八発で「おかね」はお婿さんのもとに駆けつけた!

    ===
    「おかね」が、力持ち、働き者、気立てが良いで気持ちが良い。お婿さんもいい人っぽい。
    最後に「四国中の山を駆け回っている」ってところも良いです。土佐だけでは「おかね」には狭すぎたか笑
    すっきり愉快な昔話。

  • 女の子の昔話えほん〜日本のおはなし

    ちからもちの女性の昔話は、日本各地で伝えられているようだが、この絵本を読むまで知らなかった。

    この絵本は、おかねという力もちの女の子がいて、すもうとりもびっくりするほどで、どんぶりめしをたくわんを食いちぎりながら何杯もおかわりするという。このときおかねは、たったの3歳である。
    すくすくと大きくなってからも力持ちでありながらてっぽうの腕もすごい。
    たかに化けていたてんぐを追い払ったり、ばけぐもを退治したりとたくましい。

    昔話での女性は、若くて美しいことが多いが見た目よりも行動で活躍をするというのがめったにないことなので珍しくもあり、応援したくなる。
    自分の意志を持ち自分なりの幸せをつかむ凄さを見習いたいと思う。

  • むかし昔、土佐の岩井という山の中で、<おかね>という たいへんな力持ちの女の子が暮らしていました。ある日のこと、大きな相撲取りが、おかねの家に力比べにやって来ました。たった三歳のおかねは、相撲取りを何なく打ち負かし、大きくなると、殿様にも認められるほどになりました。やがて、腕利きの猟師になると、天狗や化け物を相手に大活躍し、天下に名を轟かしたという、高知で愛されてきた力持ちの女の子の昔話絵本です。

  • ★結末まであらすじを書いています

    昔、おかねという女の子が、土佐の山の中で暮らしていた。おかねは、三歳のときに相撲取りを追い払うほどの、たいへんな力持ちだった。
    娘になってからは、おかねの力にびっくりした殿様が、おかねを「天下御免」にした。猟師になったおかねは、天狗にも恐れられるほどの、腕前になった。
    やがて、おかねは、結婚し子どもを産んだ。あるとき、化け物退治に出たむこ様の危険を察知したおかねは、子どもを産んだばかりだったが、山に助けに向かった。糸車を回す化け物の女の正体を見破ったおかねは、化け蜘蛛を退治した。
    その後も、おかねは、四国中の山で、猟師を続けた。
    (31ページ)

    ※女の子の美しさが描かれることが多い昔話で、力が強いことや、銃の腕前が良いことで認められるこの話は、珍しいと思った。また、殿様から、女なのに、認められるというのも珍しい。そして、結婚して、子どもも産んでも、仕事を続けるのもいいねえ。最後の化け物の正体を見抜く賢さもある。気持ちいいお話でした。

  • こどもように借りたが読まないらしい。昔話絵本。力持ちのお金ってどんなんだろうと思っていたらお金じゃなくて”おかね”という名の力持ちの女の子の話だった。おかねにはなにか見えてるっぽい。

  • お話し会ストック!(※五分は必要)
    力持ちに関する手遊びと一緒に

  • なんとも面白い話。語り継がれるのも頷けるけれども、この年まで知らなかった。地域で語り継がれる娯楽。今は生まれにくい面白さ。一方で色んな国で似たろう昔話があったりもするので、いろいろ面白いな、民話、伝承。

  • 4歳からおすすめ。
    まず、作者の作品への愛を強く感じる作品です。シリーズのコンセプトや巻末の解説も含め、丁寧に、構想された印象を受けます。
    また、日本の昔話の魅力を再認識させられる作品でもあります。日本各地には、他地域には認知されていなくても、極めて魅力的な昔話があるのではないかとかんじました。
    絵も、明るい色使いをしつつ、可愛らしかったり、迫力があったりと、主人公の多様な魅力を描いていて、素敵です。

  • 3歳で、お相撲さんをビビらせた、力持ち少女は、マッチョに見えないのに、成長し、結婚・出産してパワーアップしている! しかも射撃の腕前、妖魔を見抜く眼力まで! これが日本の昔話だなんて、すごいなぁ!

  • なかま

  • 女の子&女性が主人公の昔話です。勇敢もので、頭もよく、読後もスッキリします。

  • 女性の描かれ方が、確かに珍しい。

  • 高知県で愛される女の子の昔話。
    読んでいてスッキリとする♪

  • 力持ちの女の子、おかね
    土佐、岩井、相撲取り、殿様、天下御免、ばけもの

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著者プロフィール

徳島県に生まれ高知県で育つ。高校在学中に坊っちゃん文学賞を受賞。筑波大学で民俗学を学ぶ。創作、昔話を再話し語る。昔話集に『女の子の昔話 日本につたわるとっておきのおはなし』『ちゃあちゃんのむかしばなし』(産経児童出版文化賞JR賞)、絵本に「女の子の昔話えほん」シリーズ、『つるかめつるかめ』など。小説に『きみはいい子』(坪田譲治文学賞)『わたしをみつけて』『世界の果てのこどもたち』『神の島のこどもたち』などがある。

「2023年 『世界の女の子の昔話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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