水仙月の四日 (日本の童話名作選)

著者 :
制作 : 伊勢 英子 
  • 偕成社
4.12
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  • 本棚登録 :61
  • レビュー :14
  • Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039634405

感想・レビュー・書評

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  • 宮澤賢治のお話はいろいろな絵本に描かれていますが、これは伊勢英子さんの作画。お話しのイメージと伊勢さんの描く幻想的な絵がよい雰囲気です。

    赤い毛布(ケット)をまとった子供と、透き通るような白い毛皮の雪童子のコントラストがとてもきれい。

    キラキラ、パリンとした冷たい雪や氷の結晶、激しい吹雪で覆われた視界、吹雪がおさまった後の桔梗色の空に星がきらり。

    何度も読んだはずの賢治のお話しが、新しいイメージとして残りました。それでもなお、賢治の尽きせぬやさしさ、あたたかな思いは変わらず。

    • けいたんさん
      こんばんは(^-^)/
      伊勢さんも宮沢賢治さんも大好きです♪
      私も読みますね!
      ありがとうございました。
      2014/11/09
    • 8minaさん
      けいたんさん、こんにちは!
      コメントありがとうございます。私も伊勢さんの作品、図書館で順番を待っています。
      2014/11/09
  • 水仙月の四日、赤い毛布をかぶった子供が山の家への道を急ぐ。
    二匹の雪狼を従えた雪童子は猛吹雪を起こすため山へ向かう。
    雪童子のちょっとしたいたずらからふたりはヤドリギの枝で繋がる。
    雪婆んごに子供の命も取ってしまえと言われた雪童子は…

    宮沢さん独特の神秘的な物語を伊勢さんが幻想的な絵で表現してくれる。
    雪の美しさと怖さと冷たさと温かさが伝わってくる。
    子供の赤と雪童子の白が対照的で惹きつけられる。
    子供が握る「ヤドリギの枝」この絵が意味すること…心震える。

    • 8minaさん
      けいたんさん、こんにちは。
      いせさんの「水仙月の四日」読まれたのですね。

      「雪の美しさと怖さと冷たさと温かさが伝わってくる」、本当にそうだと思います。
      2014/11/29
    • けいたんさん
      8minaさん、コメントありがとうございます♪

      8minaさんのおかげでこの作品に出会えました(^-^)/ 感謝です。
      感想に共感してもらって嬉しいばかりです。

      宮澤作品がこんなに理解できたのは初めてかもしれません。いつも半分もわかってなくて…

      これからもまた色んな作品を参考にさせてください。
      2014/11/30
  • 雪深い東北に住んでいた、宮沢賢治ならではの作品だと思う。
    雪の美しさと怖さと優しさが
    描かれている作品。
    絵を描いた伊勢英子は、この作品にために
    岩手山の麓から吹雪の八甲田までを取材したらしいけど
    その取材が生かされ、素晴らしい絵となっていた。
    この絵がなければ、この作品をここまで
    味わうことはできなかっただろうと思う。

  • 夏休みちょっと読書がしたくなって、なんとなく賢治に戻ろうと思って思い出したのが、水仙月の四日でした。
    昔からうちにある絵本の1つで、伊勢さんの絵がとても綺麗なのをプリンさんが気に入ってとってたのだと思います。
    読み直してみると、その時知らなかった賢治のこむつかしい表現や土臭い優しさが、じんわりにじみ出てきて、でもこの話は賢治らしくないホッとする終わり方です。
    雪童子が優しく毛布の男の子をくり返し倒すところがとても印象的でした。
    夏に真冬の東北の話はちょっと季節はずれだけど、賢治の飾り用がない純朴な文字がすごく心地よくさせてくれます。

    あたし個人では賢治の作品でトップ3に入れちゃう童話です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「トップ3に入れちゃう」
      私は順位を付けたコトありませんが、ベストを選ぶなら、やっぱり(今話題?)「グスコーブドリ」か「銀河鉄道」。それから「どんぐりと山猫」かな。。。
      「伊勢さんの絵がとても綺麗」
      そうですよね、私は宮澤賢治+伊勢英子だと「ざしき童子のはなし」も好きです。
      2012/08/20
  • 独り子供が、町で買った砂糖を抱え、家へと、峠の雪道を、急いで帰っている。★雪童子が、ヤドリギの枝を投げ、子供の気を引くが、子供の目には、そのお化けが見えない。/★大雪を降らす、雪婆んごが呪文を唱える。「今日は水仙月の四日だよ。雪を降らすんだ。ひゅう、ひゅう、しっかり、なまけちゃ承知しないよ」/雪嵐の中、子供は遭難してしまう。★雪童子は「毛布をかぶって、うつ向けになっておいで」と心配する。夜中、雪は降って降って、ヤドリギの枝を握るその子の命は...。/★ただただ真っ白な世界に、赤い毛布に包まる、小さな生命。★雪は、優しく奇麗だが、一瞬に、残酷で恐ろしい顔も持つのだよ!と、宮沢賢治が自然の厳しさを教えてくれた。

  • ◆きっかけ
    『七つめの絵の具』でいせひでこさんがこの絵本のための取材旅の話を綴っていて、どんな絵本なのか興味を持ったので。2016/8/1

  • BT用。
    黒井健さんの絵のとどっちにしようか悩む。
    こちらの絵の方が好きだけど、あちらの方がくっきり分かりやすいかなあ。うーむ。

  • 2015/02/03 3-1

  • 幻想的な雪の世界。

    伊勢さんの美しい挿絵も必見!

  • 大人の想像力をフルに蘇らせてくれる。
    寒ささえ感じるよう。

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