雪渡り (絵本・日本の童話名作選)

  • 偕成社 (1990年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (36ページ) / ISBN・EAN: 9784039634801

みんなの感想まとめ

物語は、兄妹の四郎とかん子が狐と出会い、幻想的な幻燈会に招かれるという心温まる冒険を描いています。子どもたちが物語の中で感じる喜びや驚きは、特に印象的で、狐が作った団子を食べるシーンでは、自分の意志を...

感想・レビュー・書評

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  • 生活発表会の劇遊びの題材として5歳児クラスで読みました。長い物語なので、1章と2章を2日に分けて読むつもりでしたが、「続きも読みたい!」と希望され一度に全て読みました。作中に出てくる幻燈会のように、プロジェクターに挿絵を写しながら紙芝居のように読むことにしました。
    読んでいる時の子ども達の表情から、この物語の印象的なシーンは、四郎とかん子が狐の作った団子を食べたところだと思います。最初は狐の作った団子を『兎の糞』と言っていた四郎とかん子が、自分で考え、悩み、相手を信じ、決断する。大勢の意見に流されず、自分の意志を行動で示す。それが、人の子と狐が深く分かち合えるきっかけになったこと。涙が出る程、嬉しかったこと。
    嬉しくて涙が出た経験、あまりこの年の子には無いだろうなと思います。ただ、大きくなってそれがどれだけ素晴らしくて温かくて大切なことなのかを今、物語の中ででも知っていてほしいなと感じました。
    読み聞かせをする際「堅雪かんこ、しみ雪しんこ。」と言うフレーズのリズムと音階が分からなくて調べるとと、青森県のわらべうたの動画がYouTubeにありました。
    これから劇遊びの取り組みをしていこうと思うので、入場券を作って子ども達と取り組みの時間に幻燈会ごっこをしていきたいと考えています。

  • 「キックキックトントン」

    四郎とかん子の兄妹が狐と出逢い、狐の幻燈会に招かれる。キックキックトントンで始まる狐の歌が、文字を読んでいるだけなのに、まるでメロディーをともなっているかのように頭のなかで躍る。たかしたかこの絵がとてもよくマッチしていると思うし、幻燈会のあとで兄妹のポケットにどんぐりや栗をおみやげにと狐が入れにくるシーンが可愛らしい。【火星人碧、読書感想・レビューより】(23分)#絵本 #絵本が好きな人とつながりたい #雪渡り #宮沢賢治 #たかしたかこ #偕成社

  • 宮沢賢治さんの純粋さを感じる作品です。
    人と狐、相反する立場の彼らがお互いを信じあえること。
    そんな考えを、宮沢賢治さんは世の中に広めたかったのではないでしょうか?
    偏見のない世界を求めていたように思えてなりません。

  • 以前教科書に載っていた作品。
    四朗とかん子の兄妹が、森の中でキツネにあって「キツネの幻燈会(げんとうかい)」に招待されるお話。キツネたちが繰り広げる「幻燈会」に思わず笑ってしまいますが、世の中の生き物たちは、こんなことを人間に対して思っているのかもしれないですね。

  • 以前教科書に載っていた作品。
    四朗とかん子の兄妹が、森の中でキツネにあって「キツネの幻燈会(げんとうかい)」に招待されるお話。キツネたちが繰り広げる「幻燈会」に思わず笑ってしまいますが、世の中の生き物たちは、こんなことを人間に対して思っているのかもしれないですね。

  • 冒頭の雪景色の表現ったら。いちいち悶絶。そうか天才か。

  • 宮沢賢治・・・
    難解です。
    単にわたしの能力不足かな?
    細かな意味など考えず、言葉の響きや情景の美しさを楽しむのなら、いい絵本だと思います。
    静かに進む物語、「ゾロリ」好きの子どもには、いまいちだったみたい。

  • 「雪渡り」ってこんなにいいお話だったっけ?
    とてもよかった~。
    歌がおもしろいし、
    宮沢賢治独特のリズムがおもしろい。
    そして、人と狐の交流も心が温まる。
    好きだなあ、こういう世界観。

  • 心に沁み入る美しくも温かい宮沢賢治の童話です。
    たかしたかこさんの絵が、冷たい雪の表現に柔らかさを添え、同時に幻想的な印象を与えています。

    狐って、様々な物語に登場するたび、人をだましたり化かしたりするものとして描かれていますが本当にそんな悪い動物でしょうか?‥と、一考させられるお話です。
    大人が読んでも癒される掌編童話です。

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00196995

  • 美しい言葉

  • 狐の幻燈会での子供たちと子狐たちの不思議な交流の物語
    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/
    請求記号:726.6/Mi89/3/E

  • 漢字多め


    レビュー登録をしたのは25日だけれど、読んだのは3月23日。

  • 堅雪かんこ、凍み雪しんこ

  • ドラマ『悪夢ちゃん』の中で北川景子さんが授業で朗読していた。
    重要で印象的なシーンだった。
    でも、ワタクシは『雪渡り』を未読だったので、
    少し気にかかる、ひっかかるものが残った。
    それでちょうど図書館で、この本を発見、読んでみた。
    うぅん、そうか、こんなお話なのか、
    読んでみてから、もう一度録画していた『悪夢ちゃん』のシーンを再生してみた。
    笑わない北川景子さんの演技に、すごみ?!がある。
    空気を読むってことがキーワードのようだ。
    まんじゅうを食べるか、食べないか・・・
    キック・キック・トン・トン・・・こころに残る・・・

  • 2012年1月11日

    表紙・扉 装幀/岡本明

  • 2006/3/6かずちゃん

  • 四郎とかん子が雪の中を歌いながら歩く景色が好き。<BR>
    雪がきらきら綺麗・・・。

  • キックキックトントン。
    私はもう大人になってしまったので、きつねの幻灯会には行けません。

  • 幻灯会って、何故か無性に惹かれる言葉です。多分にこの本の影響があると思います。

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著者プロフィール

1896年岩手県花巻生まれ。盛岡高等農林学校(現岩手大学農学部)卒業。1921年から花巻農学校で教諭を務める。1926年に退職し、羅須地人協会を設立、農業技術指導などを行なうが、1928年に過労で倒れ、以後は療養生活を続けながら執筆活動を行なう。1933年9月21日没。享年37。生前に刊行された単著は、詩集『春と修羅』(1924)、童話集『注文の多い料理店』(1924)のみであったが、1934~35年には文圃堂から全3巻の全集が、1939~44年には十字屋書店から全6巻+別巻1の全集が刊行された。戦後も筑摩書房から数次にわたって全集が刊行されている。

「2025年 『宮沢賢治きのこ文学集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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