トロッコ (日本の童話名作選)

著者 :
制作 : 宮本 順子 
  • 偕成社
3.41
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本棚登録 : 86
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039636102

感想・レビュー・書評

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  • これは大人になってから読むとまた一味違います。私たちは、迷ってしまっても大抵のことは自分で解決出来てしまえるだけの能力を身につけてしまいました。そんな能力もなかった、まだ何も知らず純粋だったころを何故か思い出してしまいます。

  • 内容としては、
    子供時代に大人2人とトロッコで遠くに行ったら、
    帰りは1人で帰らされて不安だった思い出を、
    大人になって思い出すっていうだけの話。

    作家の伊坂幸太郎さんが
    学生時代に教師に教えられた「著者が書きたかったこと」は、
    大事なのは文章の9割を占める子供時代の部分ではなく
    残りの1割の大人時代の部分らしい。

    大人になって平凡な生活になり、
    ドキドキがあった子供時代は良かったなぁと振り返る話、だと。

    ただ、伊坂さんが二十代になって読み返したところ、
    そうではなく今の先行き不安な生活に抱いている感情が、
    子供時代のトロッコに乗った帰り道の不安な感情を思い出させた、という話なのでは?と感じたとか。

    作品を書いた人にしかわからないことの答えを決めて
    授業で教えるというのはどうなのだろうと改めて思った。

  • 子どもの絵本にしては、難解。
    憧れのトロッコを押させてもらって、夢中になって、
    気が付いたら、すごく遠くに来てしまって、
    泣きながら家まで走って帰る。
    それだけのことですが、子どもには、
    安心して帰れる家、心配して待ってくれる母があるのです。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    土を積み、風をはらみ、一気に山を下ってくるトロッコ。―せめては一度でも、土工といっしょに乗ってみたい。軽便鉄道敷設工事場で見たトロッコに、良平はあこがれます。けれども、夢がかなって思うぞんぶん乗せてもらえた日、良平は日暮れの山道に、ひとり取り残されてしまったのです。ノスタルジーあふれる童話の形式で少年の不安を描きながら、芥川龍之介は、そこに人生そのものを暗示しています。その作品世界を、伝統の友禅染めと蝋纈染めの技法を駆使して縮緬布に手描きで染めあげた染色画で、絵本化しました。小学中級以上。

    【キーワード】
    絵本・童話・日本・芥川龍之介・名作

  • 子どものころこんなことあったなあ。子どもの心は豊かだけど、まだまだキャパはせまいのだと感じます。

  • よくわかんない

  • 読んでゐて、私も焦燥感に包まれる。
    ダ・ヴィンチの又吉さんインタビューに影響されて、読んでみました。
    その現場をスッと思い浮かべられ、自分のことの様に焦ってしまいました。
    子供の頃こんなんあったかも!って。
    ただ、私はこんな強くなかったなぁ。
    短いので、文章苦手な人にも読んで欲しい!

  • 花蓮、湯河原などを舞台とした作品です。

  • 行きはよいよい、帰りは怖い

  • 青空文庫にて

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著者プロフィール

小説家(1892-1927)。東京帝国大学文科大学英文学科卒業。創作に励むかたわら、大阪毎日新聞社入社。「鼻」「蜘蛛の糸」など数多くの短編小説の傑作を残した。1927年、服毒自殺。

「2018年 『羅生門・鼻・蜘蛛の糸 芥川龍之介短編集 Rashomon, The Nose, The Spider Thread and Other Stories』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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