花よりも小さく

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039638007

感想・レビュー・書評

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  • 今年の夏に、ご主人の海外赴任終了とともに日本に帰国された「おはようfromオハイオ」のsusieさんから、「本棚を片付けてたときに目に付いた1冊を」とプレゼントに送ってもらった1冊。
    星野富弘氏は、今や日本では知らない人はいないのではないかと思われるほど有名である。
    初めて彼の著作に出会ったのは、今から20年前、1986年に出版された「鈴のなる道」を偶然にも書店で手にしたときだった。
    あれから早20年、この作者の本が、どれほど多くの人たちを勇気付け、励ましてきたことだろう。
    その後何作か購入していたものの、この「花よりも小さく」は、日本を離れてから出版されたもので未読だったため、とてもありがたかった。
    いまや英語やポルトガル語など、数ヶ国語に翻訳されているという星野氏の作品。
    そういえばこの本にも、「911」のテロがあったときは、サンフランシスコで彼の個展が開催されていたという。
    ぜひ我が図書館にも購入してもらうべく館長にリクエストしようと思っている。

      痛みを感じるのは 生きているから 
      悩みがあるのは 生きているから 
      傷つくのは 生きているから 
      私は今 かなり生きているぞ

  • 最新刊。さらに宗教色の強さを感じる。しかしいい。

著者プロフィール

詩人・画家。群馬県勢多郡東村に生まれる。群馬大学教育学部体育科卒業。中学校の教諭になるがクラブ活動の指導中頸髄を損傷、手足の自由を失う。入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始める。1979年、前橋で最初の作品展を開く。1981年から雑誌や新聞に詩画作品や、エッセイの連載をはじめ、1982年、高崎で「花の詩画展」開催以後、全国各地で大きな感動を呼ぶ。1991年、村立富弘美術館開館。ニューヨーク(97年)、ホノルル(00年)、サンフランシスコ、ロサンジェルス(01年)、ワルシャワ国立博物館(04年)で「花の詩画展」を開催。05年、(新)富弘美術館新館開館。群馬県名誉県民。

「2019年 『女声合唱組曲 神様ありがとう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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