- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784039638908
作品紹介・あらすじ
芸術に生き、つよい絆でむすばれた兄と弟、いせひでこが魂をこめて描くゴッホとテオのものがたり。小学校高学年から。
感想・レビュー・書評
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空がきみをかくしている。
それとも黄金色の麦の波の中なのか。
風がないのに穂がゆれている。
空の青と日の照り返しがあんまりまぶしいので、
棺を運ぶ友たちの顔が笑っているようにみえる。
空の高いところで鳥が鳴いた。
ヒバリだー
実った麦。刈りとられる麦の穂の匂い、きみの匂い。
でも、きみはどこにいる。
(中略)
小麦の穂がどんどんのびて、
まあたらしい雲が麦畑から生まれるー夏。
ふたりでヒバリの歌をきく。
雲の影をおいかける。
そんなとき、きみが麦の波間にみえなくなるのが、ぼくはひどくこわかった。
でもきみは手をふりながらいつも笑っていた。
世界に何も怖れるものなんかないようだった。
あのときのように、きみは今、
麦の穂にかくれているだけなんだろうか。
以下、とても美しい詩情あふれる文章と深い青色を基調とした絵に圧倒されました。
この絵本はいせひでこさんが描いた、ゴッホと弟のテオの物語です。
どうしても描きたかった兄と弟の物語だそうです。
兄の死後テオがオランダの母に宛てた手紙の中のことば「Ce frere etait tout pour moi!ーにいさんは、ぼくのすべて、ぼくだけのにいさんだったのです!」がこの絵本を制作するあいだ心をはなれることがなかったそうです。
テオがゴッホに対するような兄を自分自身のすべてだといいきれる兄弟関係は素晴らしく、二人の今生の別れは涙を誘います。
表紙は黄色いひまわりと少年の絵ですが、中身は深い深い濃紺でとても澄みきった美しい色使いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
胸が裂けるような叫びが伝わって来ます。
にいさん
2008.03発行。字の大きさは…大。
絵も、文も、大好きな、いせひでこ(伊勢秀子)さんです。
画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホと弟の画商テオドルス・ヴァン・ゴッホについて描いた絵本です。
この絵本は、弟テオが兄ヴィンセントを回想したものです。
兄の葬儀、そして小さかった二人、麦畑で遊んだ思いなどを綴り、兄が画商に勤め、また、いろんな勤めに就くが、誠実に生きようとすればするほど、節度のない過剰な人間とみなされて居場所を失って行った兄の生きづらさと、白い画布以外に自分らしく生きられる場所がないという痛切な叫びが伝わって来ます。
胸が裂かれるようです。
兄は弟に、社会の無理解という牢獄の扉を開けるカギは、兄弟として友人としての愛なのだと訴え続けています。テオは生涯かけて、その兄の想いにこたえようとしました。
いままで見てきました、いせさんの絵とは、全く違います。いままでの絵は、水彩画で、透明なあおを基調としたものなどでしたが。今回の絵は、油絵です。それも、おもく、沈んだ、重圧感が感じられる絵です。
2021.01.31読了
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【令和3年(2021年)1月に読んだ本】
1月に読んだ本は、32冊です。
今月読んだ中で一番感銘を受けた馳星周さんの「雨降る森の犬」は、父が亡くなり、母がボーイフレンドとアメリカに行って、一人残された中学生の雨音と、力強くて、優しいく、賢いが強情なスイス原産の大型犬バーニーズ・マウンテン・ドッグの雄犬ワルテルの心温まる物語です。最後は、泣いてしまいました。
今月のベスト本は、下記の9冊です。
★★★★★5つは、下記の1冊です。
雨降る森の犬 ―――――著者/馳星周
★★★★☆4つは、下記の8冊です。
にいさん ――――――――――――著者/いせひでこ(伊勢秀子)
日本の美しい幻想風景 ――――――著者/パイインターナショナル
静かな木 ――――――――――――著者/藤沢周平
あおのじかん ――――――――――著者/イザベル・シムレール
白い馬 ―――――――――――――著者/東山魁夷
本所おけら長屋(十五) ―――――――著者/畠山健二
焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕 ―――著者/今野敏
南アルプス山岳救助隊K-9 風の渓 ―著者/樋口明雄
※令和2年(2020年)1月から、その月の最後に読んだ本に、その月のベスト本をのせています。 -
ヴィンセント ヴィンセント ヴィンセント……
テオドルス テオ テオ テオ……
あゝ。。。。。。言葉がでない。 涙……
きみはみえない翼をひろげる。
世界には何も怖れるものはないかのようにーーー
きみは自分を解放した。
ひまわりの声をきき、麦のことばをきき、星の歌をきいたにいさん。
きみは、ぼくらのあの空に帰っていったのかい。
きこえるかい、空の高いところで鳥がきみのことをうたっている。ーーー「にいさん」「にいさん」
「にいさん」て。
ああ、ぼくのたったひとりの、ぼくだけのにいさんーーー
麦畑の中にきみの空がある。
空の中にぼくらの麦畑がある。
そこらは金と青の風の匂いでいっぱいだ。
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想いの弔い、の一冊。
いきなり心を奪われた。
なんて繊細で、なんて輝かしくて、なんて愛に満ち溢れた作品なんだろう。
目に飛び込む豊かな色彩が、弔いの色が、文字が、絶え間なく心を掴んで揺さぶってくる。
幼少期の春夏秋冬、かけがえのない時間。
二人が見つめるその風景。
ゴッホがその風景で特別なものをみつめる傍らでテオはゴッホをきらきらした瞳で見つめていたんだね。
これはまぎれもなくテオが捧げるゴッホへのありったけの想い。
その想いを天へと放ち静かに弔ったんだね。
鮮やかな向日葵が哀しみと共に目に焼き付くテオとゴッホの物語。 -
ゴッホの弟の目線で語られている。
それぞれに苦悩があったのだなと考えさせられる。-
翠さん
猫は、絵描きならではの視点だと思ってます。
伊勢英子の「ふたりのゴッホ ゴッホと賢治37年の心の軌跡」(新潮社)もお薦め、、、翠さん
猫は、絵描きならではの視点だと思ってます。
伊勢英子の「ふたりのゴッホ ゴッホと賢治37年の心の軌跡」(新潮社)もお薦め、、、2023/10/17 -
猫丸さん
コメントいただいたのに気付かずすみません。。
なるほど絵描きの視点ですか!
その発想はなかったので参考になります。
お勧めいただい...猫丸さん
コメントいただいたのに気付かずすみません。。
なるほど絵描きの視点ですか!
その発想はなかったので参考になります。
お勧めいただいた「2人のゴッホ…」も読んでみたいです。
ありがとうございます(^^)2023/10/21 -
翠さん
お気になさらずに、単なる猫のお節介ですから、、、
いせひでこ(伊勢英子)は、画面構成力・色使い・デッサンどれも素晴らしい描き手で...翠さん
お気になさらずに、単なる猫のお節介ですから、、、
いせひでこ(伊勢英子)は、画面構成力・色使い・デッサンどれも素晴らしい描き手です。是非色々読んでみてください、、、
2023/10/24
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ルリユールおじさんがとてもよかったので、期待して手に取った。絵本は読んだ本にカウントしないのだが、これは特別。自分のものにしたいと思ったほど。作者がゴッホの弟テオという人物にできうる限り寄り添ってできた作品ということがひしひしと伝わってくる。中でも兄を失ったテオの喪失感が痛いほど胸に響く。
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画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853-1890)の37年間の生涯に、弟エオドルス・ヴァン・ゴッホ(1857-1891)に宛てた700通近くの手紙を通して、絵本作家<いせひでこサン>が語り紡いだ “私の中のゴッホとテオの物語”・・・〝兄の死後、テオがオランダの母に宛てた手紙の言葉 ― 「兄さんは、僕のすべて、僕だけの兄さんだったのです!」が、この絵本を制作する間、心を離れることがなかった〟・・・作者の「あとがき」より抜粋。 憂鬱な青色と晴れやかな黄色が印象的な弟テオの心の軌跡。
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人と同じことが出来ない代わりに
人と違うことが出来るってこともあるよね。
テオもきっと、破天荒な兄に振り回されて辟易としながらも、幼い頃から一番近くで見てきた兄の特別さに憧れたりもしたんだろうな。ヴィンセントに対する尊敬の念がなければ、一生かけて支えることは出来なかったんじゃないかと思う。
「兄さんは僕のすべて、僕だけの兄さんだった!」
ヴィンセントのあとを追うようにしていったテオの人生は、きっとこの一言に尽きるのだろう。
太陽の光が降り注ぐ、広い広いひまわり畑で、楽しそうに追いかけっこをする幼い男の子たちの姿が目に浮かぶ。 -
兄・ゴッホと弟・テオの物語。
しかし、兄弟は成長するにつれて夢と生活の狭間で揺れ動き、片やその柵から繊細かつ孤独な画家として、一方は兄の作品を取り扱う画商としての物語ともなっていく。
弟・テオの視点で話は進んでいくが、互いへの愛情と依存、憧憬と軋轢を、文字だけではなく絵柄で見事に表現している大人向けの絵本。
さて、ゴッホと言えば、やはり「向日葵」の印象が強過ぎるのか、そのイメージは目に鮮やかと言うよりは、まるで目を刺すかのように強烈な黄色である。
しかし、黄色(表紙参照)よりも、著者の描く鮮やかで深みのある青が、他の色彩よりも印象的。話者がテオであるが故か?
蒼穹、あるいは深海にも思える青は、己が信念を貫く才能溢るる画家としての兄への憧憬か、はたまた周囲との軋轢に苦しみ、自らを孤独へ追い込んでいく兄への憐憫か。 -
テオの想い
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絵本で知るゴッホ。天才と呼ばれた芸術家がなぜ、どうやって孤独なのかということ。
思うに、やはり一人になりすぎた、周りの人たちの中に自分を見いだすことを早々に諦めすぎたからではないか。物理的な一人になる、ということもそうだけど、自分の見ているもの、感じていることがすべてだと思い、他の人からは容易に理解できないだろうと思い込みすぎた。
他の人に伝わったのは彼の才能と、そして凡人には理解できないだろうという気持ちで、そしてそれは彼ら自身を傷つけるものだったから、彼に寄り添うのは容易ではなかった。
彼の弟も、兄は特別で好きだと思う一方で、彼を妬み続けていただろう。もしかしたら、死んだときに心のどこかで安堵する気持ちすらあったかもしれない。
心の扉を閉ざしてしまい、他の人の言うことに聞く耳を持たなくなるのは、芸術家でなくても、起こり得ること。人の話を聞く余裕がなくなってしまう前に、まずは自分の心と体の声を、しっかり聞ける余白を持ち続けなければ、愛する人たちを傷つけてしまうだろう。 -
大好きな絵本
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兄と弟の切ない愛情に、図書館で(;_;)と泣いてしまった。自らを削りながら造るのが芸術なのねン…。美しい絵がたまりません!!
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2015/10/16
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天才画家、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホと、その弟テオ。
非凡な才能ゆえに、周囲の人間と衝突する兄。兄の才能に憧憬を抱きながらも、その破天荒な行動に振り回され、消耗していく常識人の弟。
非業の死を遂げた兄へ、弟が向ける慈しみにも似たまなざし。
これ以上はないほどそぎ落とされた、短い言葉のひとつひとつが、珠玉にも似た輝きをはなっています。絵もまた、そういった言葉の余韻を感じさせる完成度の高さで、作者の、この本に対する思い入れがひしひしと伝わってきます。
ひまわりの画家といわれるゴッホは、黄色の使い方に独特のものがありますよね。
また、青系の色も、不安感をあおるような非常に個性的な色調ですよね。
いせひでこさんの絵も、黄色と青が印象的です。ところがその黄色と青は、ゴッホ本人の色使いとはまったく違った、透明感にあふれる色味になっているのです。
長い長い苦悩を経て、死によって解放され、ゴッホは天の国でこんなにも透きとおった心のままで、おだやかに過ごしているのかもしれません。
人生を考えさせられる、深みのある大人の絵本です。
おすすめ度 ★★★★★
よみきかせ 不適。 是非ご自分で読んでみてください! 中高生から大人向き。 -
作家が愛する画家へのオマージュ
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いせ ひでこ (著)
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いせワールドに浸りました。
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弟から、兄への手紙。思い出。
不世出の画家の弟。 -
みぃちゃんオススメ本
絵本ではありますが
子どもたちには、ちょっと難しいかな
水彩&鉛筆ではない、いせひでこ
鮮やかな発色の黄色とブルー
ゴッホの色彩ですね
ゴッホについて創作を温めていたなんて
意外に感じましたが
相当の時間をかけて大事に描かれた印象です
悲しいお話ではありますが、美しい本です -
絵本。
葬列の絵から始まる。弟テオが兄ヴィンセント・ヴァン・ゴッホを思い出している。
泣きそう。
ヴィンセントは純粋で、発達障害もありそう。
テオが兄の翌年、兄より若く亡くなっていたことは初めて知った。
まるで世界には、きみのすわる椅子がないようだった。 -
ゴッホとその弟テオドルスの物語
弟から見た兄は、かくも生きにくいかわいそうな画家だった
憎らしくて愛おしくて、だけどあなたが僕の全てで、それでもあなたは僕だけの兄だった
切ないです -
子供の頃二人で育った環境がいつまでも残っているのね…
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青と金の話。ゴッホの一生って文字で読むとただ悲惨としか思えないのに、絵で見ると綺麗だなあ。他の全てを捧げないと絵の才能はもらえないのか(´・Д・)」 でも綺麗。
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子供の頃のまぶしい日々を思うと、黄色のひまわりが目にしみて涙を出さずにいられない。あの日々はどこに行ってしまったのだろうか。にいさん。
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ゴッホの事を知らない人は恐らくほぼいないだろう。ひまわりの絵を描いた人、誰でもそう言う風に知っているだろう。私は「黄色」が正直あまり好きな色ではない。服も一着も持ってないし、色物の中から選ぶことはまずない、どちらかと言うと「黄色」だから外す、と言う方だ。なので、黄色を塗りたくったようなゴッホのひまわりの絵は好きではなかった。
中学生まで、私は絵を描くのが好きで、美術の授業が一番好きで、絵を描く才能があるから専門学校に進みなさい、と言われているような子供だった。うちの経済事情で専門学校には行けないことが解っていたので、自ら諦めた。そして、絵を描くことも止めてしまった。絵を描いても何ものにもなれないだろう、と自分で思ってしまった。それからは絵を描くよりはハードルが低い、義務教育を受けていれば誰でも出来る文字を書く事、文章を書く事に熱中するようになった。高校の進路相談の時に「プロの作家になりますから就職しません」と言って、担任教師に見下げられた視線を向けられて、大人を心底憎んだ。それから、私の中の精神状態は十代の反骨精神を抱いたまま今に至っていると思う。
ゴッホは、私にとって森脇真末味の漫画の中で特別な意味を持った画家だった。『ブルームーン』と言う作品は、戸籍を持たない双子の男の子の話で、兄と弟の物語でもある。それでも。自分の好きな漫画の中で取り上げられた画家、と言う認識でしかなかった。
昨年の終わり辺りか、何故かヴィンセントとテオの物語が読みたい、と言う気持ちが湧きおこり、黄色が苦手な私だが、ゴッホの「夜のカフェテラス」の夜空、「星降る夜」の、星が落っこちそうな絵を見た時に、私が何度か見ている同じ夢の中の星空に凄く似ている、と思ったからか。
これくらいの興味で、黄色が嫌いな私がゴッホに興味を持つことが出来るだろうか、勢いでなんか食いついてないか、と言う気持ちもあって、何か読みたいが分からないし、読破する気力が続くかも分からないな、と思っていた時にこの本の存在を知った。
「ぼくには、にいさんがいた。」
で始まる物語。あなたには「わたしだけの」「ぼくだけの」と呼べる存在がいますか?…そう問われている気がした。
弟のテオの献身、その献身を生んだ兄ヴィンセントと言う人間がどれほど純粋で生に苦悩していたか、短い文章と絵の中から静かに語りかけてくる。
純粋でありたいと思うと、社会からは孤立してしまう。妥協が出来なければ社会不適合者とみなされる。それは現在も同じ。「生きにくい」と思っているすべての人に読んで貰いたい。生きにくさは自分の魂に嘘をつかない勲章。ゴッホはそれを貫くと言う、周囲にまき散らす攻撃性を以てではなく、ただそうしていただけで、自分が消えていく方へ行ってしまっただけなのだろう。
ゴッホにとって、唯一の自分の味方であった弟のテオが、ゴッホの死後、後追う様に衰弱して亡くなったテオ。二人は今、隣り合ったお墓の中で眠っている。
作者がゴッホと言う作家に対する想い、ヴィンセントとテオと言う兄弟の生き方に対する想いが詰まった画集であり物語であり、作者から二人への手紙の様な一冊。だが、作者の意思をこれでもかと押し付ける感じは一切なく、とても静かな物語。
泣けました。
ヴィンセントとテオ、愛しいあまりに憎むことも会ったであろう魂の兄弟の事をもっと知りたいと思った。 -
弟テオの目線で続かれたゴッホのお話です。
胸がせつなくなり、色々な感情が渦巻きます。
最後に涙を浮かべてくれた子もいました。 -
弟が薦めてくれて、大好きなカフェで読んだ本。
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空の青と荷の照り返しがあんまりまぶしいので、
棺を運ぶ友達の顔が笑っているようにみえる。
でもきみはどこにいる。
ゴッホ兄弟の物語。
絵本の中に綴られている文章は手紙のようであり、
囁きのようである。
彼の兄はまさしく芸術家だった。
それゆえに孤独だった。
あの黄金は彼の手によって自由となり、鮮烈な色が
胸を掻き毟る。
彼の兄は芸術の手によって、彩られたのだ。
今は遠いあの光景、でも確かな日々を彼は忘れはしない。
一番近くて、一番遠い場所で彼は兄に焦がれている。
「Ce fre`re edit tout moi!」
にいさんは、ぼくのすべて、ぼくだけのにいさんだったのです! -
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この絵本、わたしも読みました^^ とても好きです。ゴッホの絵のように激しく、力づよい絵が素晴らしかった。兄弟ものに弱いので、涙なくして読めま...この絵本、わたしも読みました^^ とても好きです。ゴッホの絵のように激しく、力づよい絵が素晴らしかった。兄弟ものに弱いので、涙なくして読めません。2014/04/08
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「涙なくして読めません。」
弟あっての兄だったのが、よく判る1冊ですね。
そして、いせひでこの画家としての矜持も。。。「涙なくして読めません。」
弟あっての兄だったのが、よく判る1冊ですね。
そして、いせひでこの画家としての矜持も。。。2014/04/09
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