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Amazon.co.jp ・本 (111ページ) / ISBN・EAN: 9784039639509
みんなの感想まとめ
人生の旅や成長をテーマにした本作では、著者の星野富弘氏が自身の経験を通じて描く詩画とエッセイが展開されます。感想の中では、彼の知られざる一面や、若い頃の無謀とも思える旅のエピソードが語られ、読者に強い...
感想・レビュー・書評
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星野富弘さんが亡くなってもうすぐ一年。
「足で歩いた頃のこと」
星野さんの知らなかった一面がたくさん散りばめられていた。
棚田での稲作りの苦労。家でとれた小麦を使ってお母さんがほうとうや煮込みうどんを作ってくれたこと。そして何よりビックリしたのは、学生の頃、「旅館には泊まらない、お金のかかる乗り物には乗らない、所持金は千円」と決めて、奥の細道ばりの旅をしたこと。無謀とも思える旅、でもなんか憧れる。若いエネルギーと健康な身体、戻ってきてほしい。
あとがきに書いてあった。
行く先が決まっているのが旅行で、行く先も帰るところも決まっていないのが旅だという。
絵を描くのも、文章を書くのも旅か、、、。
アオイ
今日という日は
二度と来ない
二度と
来ない日が
毎日来る
目覚めれば
スイッチも入れないのに
目には画像が映り
気がつけば
呼吸もしている
生きていることを
忘れていても
生きている
誰に感謝したら
良いのだろう
今日も一日が
始まった
改めて合掌 -
最近、「あとがき」が好きだ。
読み終わったあとに、「あとがき」があると、ボーナストラックを発見したような、なんとも言えない喜びを感じる。
時に、あと数ページのところまで読み来ると、我慢できず、先に「あとがき」を読んでしまうことがあるほどだ。
星野富弘氏の、詩画集。ブクログはじめて以来3作目。
新しい作品ほど、絵が上達してることも感じた。(上から目線と思わないでほしい)
読んで、絵をみて、考える。
絵をみて、読んで、考える。
時間の流れがゆっくりになることを感じる。
失ったものを悔やむのではなく、懐かしみつつ、あるもので生きる。
失ったことで見えてきたり、新しく生まれるものがある。
富弘さんは、お見舞いの手紙に返事を書きたくて、練習を始める。最初は、文字の余白に絵をかくようになり、手紙はいつしか花の絵に言葉を添えたものになり、詩画という形になったという。
このエピソードで、やっぱり人って、人との関わりから、広がっていくことを強く感じた。
絵を贈った人と結婚することになり、詩画の向こうから、次々と助け人が現れたとの事。
広がり
ブクログも、そのひとつだと思ったりする
届かなくても、発信すること
書きとめること
気に入った詩画の「引用」
私の一生懸命は、放課後から始まった
放課後に汗を流し
放課後に笑い
放課後に悩み
放課後に友ができて
大切なことは みな 放課後に学んだ
あれから何年すぎたのだろう
私は今
人生の放課後を生きている
*
登山靴の絵が添えられてる
もうひとつ「引用」
風は冷たく
水は凍っているけれど
枝は空を指して光り
幹はもう 水を汲み上げている
けしてそこを動かず
どんな嵐も受けとめられるよう
根を伸ばし 幹を補強している
足下でも 頭上でも
膨大な作業が 静かに進む
冬のおわりの森を歩く
*
コブシの芽の枝の絵とともに
今作は、春夏秋冬の4部構成で、それぞれ、詩画、エッセイとつづく。
詩画は、勿論の事、エッセイが好きだ。
子供の頃のことを交え、今のことを思う。
人生の放課後を楽しもうと思う
放課後の人生を楽しもうと思う
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星野富弘さんの本はだいぶ以前から読んでいて、今回の「タイトル」がなかったら、スルーしたかも。
読んですごく驚かされた。絵が格段にうまくなっていたし、エッセイも絵と同様に心に深く響いてきた。
前向きに生きている限り人は成長していくものですね。実感。 -
2017年8月11日
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この本読んだら、また行きたくなりました。
たんぽぽ、私も...
この本読んだら、また行きたくなりました。
たんぽぽ、私も大好きです!
何も持たない方が
飛べるんですよね
いつだったか きみたちが
空をとんでゆくのを見たよ
風に吹かれてただひとつのものを持って
旅する姿がうれしくてならなかったよ
人...
いつだったか きみたちが
空をとんでゆくのを見たよ
風に吹かれてただひとつのものを持って
旅する姿がうれしくてならなかったよ
人間だってどうしても
必要なものは
ただひとつ
私も
余分なものを
捨てれば
空がとべる
ような
気がしたよ
星野富弘