ほらいしころがおっこちたよね、わすれようよ

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039641304

感想・レビュー・書評

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  • 失敗ばかりのおじいさん。気持ちを切り替えようと石ころを落っことす。それまでのことは無かったとばかりに張り切るが、失敗は拡がるばかり。
    読んでいくうちに、あまりにもおばあさんが可哀そうで、笑えるというより未来の自分を見ているようでネガティブな気持ちになりそうだった(笑)

  • 立ち読み

    タイトルが気になって手に取った
    私にとって必要な
    「気持ちを切り替える」ことについて書かれているんだけど
    ちょっとクドイなぁ
    2回目までは
    こんなふうに誰かとやっていけたら
    きっと今より心が軽くなるだろうなと
    救われる思いだった
    その後も悪いこと…というか失敗が続き
    まさに空回りしているときの自分で
    読むのが辛くなってくる

    それでもこうしていくしかない
    そして必ず味方がいる

    そんなことを伝えてくれるお話だったのかな

    絵も独特で長いので
    落ち着いた時に
    じっくりと
    繰り返して読むといいのかな

  • ネガティブ、ポジティブの 繰り返し…でも こんなのが 毎日 繰り返されていたら 疲れるな(^o^;)

  • 何事も考えよう、過ぎたことは、よく考えよう‼️

  • 老いをこんなふうにおくれたら、と思える絵本。失敗なんて気にしないで笑って生きようよ

  • 精一杯の強がりが、お互いの気持ちを汲むことにつながるのかも?

  • よっしゃ!切り替えてくぞー!

  • 許すことよりも、許されることを受け入れるのは私にはまだまだ遠い。だから、夢のような希望を込めて憧れるおはなし。

  • 児童室の25歳の絵本コーナーにもある『しばてん』、『ちからたろう』、『ふきまんぶく』や、「やぎのしずかシリーズ」でお馴染みの作者の作品。しかし、これまでの作風とはガラリと違い、苦悩の末たどりついた描画とのこと。芸術的要素の強い描き方がされています。ストーリーは、何をやっても失敗ばかりしてしまうおじいさんと、それにうんざりしつつも根気よくつきあうおばあさんのお話。長年連れ添う者同士、お互いを理解しつつ受け入れている「いい夫婦」の絵本です。

  • <a href="http://pictbook.seesaa.net/article/10278072.html">失望感をリセットするおまじない(続きを読む) </a>

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著者プロフィール

1940年、大阪府生まれ。幼少年期を高知県で過ごす。多摩美術大学卒業。『ちからたろう』(ポプラ社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展〈金のリンゴ賞〉を受賞し、以降『ふきまんぶく』(福音館書店)、『とべバッタ』『オオカミのおうさま』(共に偕成社)などで多数の絵本賞を受賞。2009年、新潟県十日町の廃校を丸ごと空間絵本にした「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」開設。2019年、ハンセン病回復者の国立療養施設がある瀬戸内海の大島で「Nさんの人生絵巻」を制作。

「2023年 『たべるぞ!たべるぞ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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