ナキウサギの山

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 31
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039645203

作品紹介・あらすじ

ナキウサギは日本では北海道にだけ棲息する小動物ですが、特定の種として知られるようになったのは20世紀にはいってからのことでした。ピチ、ピチッといった独特な鳴き声で鳴き交わすことで知られています。見かけはハムスターに似ていますがうさぎの仲間で、絶滅が心配される稀少な生き物と言われています。氷河時代からの姿を残しているとも言われ、「生きた化石」と評されることもありますが、北海道では比較的身近な山のガレ場地帯で見ることができるようです。北海道在住の著者は、少年時代にその鳴き声を聞いたことが忘れられず、長じてナキウサギの棲息地を何度も訪れ、スケッチを重ねました。非常に警戒心が強い一方で好奇心もとても旺盛なナキウサギのいきいきとした生態が、北海道の雄大な山岳風景、美しい草花やエゾリスなどの動物の姿とともに繊細な色鉛筆画で描かれています。

感想・レビュー・書評

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  • 自然の中で生きるナキウサギの子ども。そして、それを見守る著者さん。アオダイショウの出現には、ドキドキハラハラしました。
    鳴くウサギがいるというのは、初めて知りました。とっても可愛い!

  • 50年ぶりにナキウサギに会いたくて山に訪れる。
    広大な景色が広がる。

  • 画材は色鉛筆かなあ。遥か遠くにそびえる山並みや足元の岩場、木々が枝を伸ばし葉を茂らせ地面はコケで覆われている森。どの場面も素晴らしい。惚れ惚れする。余白とか、白い色の使い方が素敵。

    ナキウサギという生き物は最高にキュートなわけだけど、この絵本に描かれているナキウサギは本物に負けず劣らず。この毛並みの繊細さといったら……仕草一つ一つが堪らなく可愛い。

    身近にいる動物でもないのに、表情や動作の詳細を描くことができているのは、長い時間をかけてナキウサギと向き合ってきた著者だからこそ、なのだと思う。生き物相手だと根気強さが肝心よね。

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著者プロフィール

1951年、北海道生まれ。自然や動物たちの世界に魅せられて絵を描き続ける。著書に『海をわたるしかたち』『エトピリカの海』『こぐまの森』『トカプチのめぐみ』など。北海道上川郡清水町在住。

「2021年 『ナキウサギの山』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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