サボテンぼうやの冒険 (Luna Park Books)

  • 偕成社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (73ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039652508

作品紹介・あらすじ

砂漠にはえていた、小さなサボテンが、満月の夜、仲間を探しにあるきはじめます。プロレスをきっかけに町で出あったひげのおじさんといっしょにオンボロじどうしゃにのって、サボテン人間の国へしゅっぱつ。二人は、曲芸をしながら、砂漠の町をまわりますが、オバケのいる町に迷いこんでしまいます…。子どもから大人まで。

感想・レビュー・書評

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  • まあ面白かった。物語の流れが次々にに進んで行って先がどうなるかなと思わせるところがよかった。最後次に続くみたいな終わりかたにしたのが残念。

  • 一人で寂しいので仲間を探しに行こうと思うサボテンぼうや。
    地面から足を抜いて通りかかる車を呼び止めるけれど、みんな怖がって逃げてしまう。
    歩いているうちに町につくけれど、電車に乗ってもチクチクするからと追い出されてしまう。
    プロレスのポスターを描いているおじいさんと出会い、プロレスにも出たりする。
    曲芸も教えてもらう。
    サボテン人間のいる町がある噂を聞いて行ってみたくなるサボテンぼうや。
    おじいさんが連れてってあげると約束する。
    オンボロ車で向かった町がおばけの町でおじいさんが捕まってしまう。
    サボテンぼうやの下手な笛でおばけたちを撃退してめでたしめでたし。


    自転車に追い越される車…。
    笑ってしまった。

    トゲトゲだから、(そもそも生えているサボテンだったからというものあるけれど)今まで誰にも抱きしめてもらえなかったのが、初めておじいさんに抱きしめてもらったというとは、なんだか、いい話。

    文字数は多め。

  • 利用されているのに気づいていない、人のいいサボテンぼうやがとてもかわいらしいです。

  • かわいいっちゃ可愛い話なんだけど、ちょっと長新太さんを思い出して少々物足りない気持ちもしてしまった。

  • 吉祥寺、トムズボックス閉店と聞いて訪問。

    この味のあるイラストと、タンタンを思わせる風合い?というか、そんな感じで一目惚れ。

    話の流れも、細かなイラストも好み。
    最後はぐっときちゃう。

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著者プロフィール

1949年東京生まれ。絵本に『ありとすいか』(ポプラ社)、『かたつむりタクシー』(福音館書店)、画集に『ファンタスマゴリア』(架空社)、漫画集に『結晶星』(青林工藝社)などがある。『よるのおと』(偕成社)で産経児童出版文化賞大賞、「クジラの跳躍」で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞。

「2022年 『たむらしげる作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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