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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784040654423
作品紹介・あらすじ
双子でも片方は泣く夜もあるラッキーアイテムハンカチだった(こんこん・女・34歳)……歌人・穂村弘が、読者から届いた短歌を選び、講評する『ダ・ヴィンチ』の人気連載30回分が1冊に。読めばおもわず短歌を詠んでみたくなる実践的短歌入門であると同時に、短歌の魅力を際立たせる講評が、言葉のワンダーに触れるエッセイとしても味わえる。
感想・レビュー・書評
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雑誌『ダ・ヴィンチ』の好評連載、『短歌ください』書籍化第4弾。
投稿されてきた短歌から、歌人穂村弘さんが選び、講評する。
表紙がウクライナカラーっぽい。(偶然だけど)
毎回鋭い切り口の歌に唸らさせてる。
日常の切り取り方によって、世界はこんなにも違って見える。
一首読む毎に、ふだん見慣れた世界が、俄然輝きはじめるのだ。
眩くも、ダークにも。
ひとは、というか、生き物は、みな違う世界を生きている、とよく言われる。
見えているものも、聴こえているものも、もちろん、考えていることも違う。
そんな皆さんの短歌を読んで、それぞれの「わたくしの感じる世界」の、一部を共有できることが嬉しい。
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ダ・ヴィンチの読者から寄せられた短歌から、穂村弘氏が傑作を選出。「短歌ください」の単行本第四弾。連載開始から10年。投稿者の中から歌集を出版して、プロの歌人への道を歩み出した人も数多く現れました。さらに投稿数が増え、全体のレベルが高くなっています。でも、そのハードルを越えて、新しい才能が次々に登場しています。息を飲むような傑作に出会う喜び。
、、、図書館から借りた本なのに、貸し出し期限が過ぎてしまった。読んでいくと、本当に傑作だらけ。好きな歌、紹介します。
ご一緒にポテトはどうでしょうかよりポテト買えならMサイズ買う
猫を抱き少女が歩く本当は抱いてないんだ生えているんだ
動物と話ができて平気なの先生はもう気がふれてるの
、、、「ドリトル先生です」との作者コメントあり。
そこにいた。夏休み中そこにいた。きみがみてなくてもそこにいた。
この髪にしてくださいと見せたのは兵を率いる
ジャンヌ・ダルク
今なにをしてますか 私 私はね すべてが不思議でならないのです
愛猫が殺された〜って三時間君が泣いたから俺は
ムショにいる
、、、「全員に子猫の死体に向かって土下座させた罪です」という作者のコメントあり。
しろが殺されているのにめでたしで結ばれているお話でした。
、、、はなさかじいさんのお話。
無防備なまま汚されていく雪はなにも言わない
わたしは痛い
怖いのでしょう私のことが占いの良いことだけを信じる女が
生命線ないと言うから相性を知るより先にきみに恋した
風邪ひきの私を見てから別れなよ 戦闘モードの女の凄さを
壁ドンをしてくる男子を払いのけ狼を撃つために帰った
いつまでも お前を好きだと思うなよ 縄文時代の話をすんな
こんなにもきみを検索してしまうわたしを誰も罰してくれない
ゴミ箱のあり達今すぐ出て行きなさい君達はゴミじゃないから
白いサンダルはあの子のものだった絶対敵うはずがなかった
あのときにちょうど手紙を書いていたひともいただろうそして閃光
男の子みたいに髪を切ったから月の匂いもはっきりわかる
ふと見ると彼は私を見つめてた 日本語にしてカフェを出る朝
、、、「素敵な例文が多すぎる英語教材」という作者のコメントあり。
さされたと嘘つきましたごめんなさいくらげのことは何も知らない
君が溺れたら私は泳げないけど美しい絵として観るね
いま、いま、と蝶が車にぶつかってとぎれとぎれの時間になった
火と雪がおなじ匂いであることのたしかさ
きみを迎えにいくよ
「美味しい?」ときかれたりするときなどに、死ねと思います。長生きしてね。
父さんは好きに生きろと言うけれど母さんもういないのよ無理よ
やめときな痛い目見るよこれ以上なんてねうそだよ痛い目見よう
物騒な花言葉見てこみ上げる笑いは主にあなたのせいだ
こんなにもハッキリ聞こえるこの音を幻聴というあなた、本物?
、、、ここまで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。
りまの
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面白かった。題名の一部になっている歌は「占い」がテーマの歌。ここから歌集をだすような人も生まれているとのこと。穂村さんの解説と本人のコメントで、自分の中にわかる感覚が芽生える瞬間がたまらない。
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短歌。
自由で、瑞々しくて驚きました。
すぐそばにある風景や言葉に
グッときたり
クスッとしたり。
解説が入っているので
私のような初心者に最適。
ハマりそうな予感しかない。 -
ダ・ヴィンチでも好きなコーナー。読書時間は短いが、はっとした歌は余韻で頭が酔った感じになる。
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短歌集は読んだことも、読もうと思ったこともなかったが、高橋源一郎さんのラジオにゲストで出た穂村さんの話がとてもおもしろくて、興味を持った。
応募してきた短歌と穂村さんの解説がセットになったいておもしろい。
短歌って自由なんだ。
最終章のテーマ「父」のディスり具合が衝撃的。 -
穂村さんが好きなので読んでみた。様々なテーマに沿った短歌、みんなよく思いつくなぁと感心しながら。穂村さんの解説もやさしくて良い。特に気に入ったものは『いつまでも お前を好きだと思うなよ 縄文時代の話をすんな』。装丁もすてき!
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2020.11.08
もうドキドキする作品がいっぱい!
短歌はもっと自由でいい -
相変わらず良いなあ!わたしは少ない言葉からいろんな意味を汲み取れるような文を書くのも読むのも苦手で(読むのは嫌いではなくただ苦手)、短歌や俳句なんて本当にただすごいなあと感嘆するしかないんですが、これ、プロの人のものを読むよりそういう特集だから穂村さんの解説と一緒に読めるのが、あと同じテーマに集まるいろんな価値観をいっぺんに読めるのが、いいなあ。フレーズのところに好きな歌厳選のみっつ。
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こんなに自由に書いていいんだと思いつつ、ただ単に日常のことを綴るのとその中で広がりをイメージさせる句にする塩梅が私には中々難しかった。
印象に残った句は、「五十音順で去年の出来事は失恋祖父の死たぬきに遭った」
悲しいことも驚くことも嬉しいことも、同じ直線上にある出来事なんだなぁと改めて気づかされた一句。 -
クスッと笑える歌もあれば、キュンとする歌もあり。
短歌の世界にハマった大好きなシリーズです。
一冊にあらゆる感情が詰まった感性の宝箱。
読者の想像を膨らませる穂村先生のコメントと、作者コメントから作品の裏話を知れるのが面白いです。 -
惹かれてメモに残した短歌が、どれも20代〜30代の作品だった。いずれも女性。
感覚かな〜ワードかな〜黙読した時と、声に出して読んだ時とじゃまた違う気持ちで好きになる。
後半のテーマが「引越し」「海」「きらきら」「初 恋(その2)」とときめくワードが連なってたのが良かった。あまり見かけない、「曜日のある歌」っていうテーマも素敵。
曲名「春のカステラ工場」は検索かけたよね笑
とくにテーマ『ラブホテル』には、著者が選んだ逸材が揃っている!9人中1人しか男性入ってない。受け入れる側の方が想像も広がりやすかったのかな。
以下が特に好き。戻れない雰囲気も。
メリーゴーランドは遊び終えたから電気を消すねさよなら少女 (しじみ・女・21歳)
ガチャポンのシークレットじゃダメかしら、君が欲しがる赤ちゃんの代わり
(海隅太・女・17歳)
『初 恋(その2)』がテーマのこちらも好き。 -
テーマに合わせた一般の方の短歌集。
テーマ毎の歌の数が少ないのでスイスイ読める。
一作目を読んだのが少し前だったので、なんだかぼんやりとしているけれど、もう少しいけばこの思い出の核なのでは?と思う、ちらりと見える何かが多い気がする。 -
美しいこととかすてきなことはもちろん歌の材料になるのだが、意外と、本当に恥ずかしいとか悔しいとか負の感情のものがリアリティがあるし共感できる。こんなこと人に言えない、みたいなことが、とてもみずみずしく伝わる。心が揺れたときに書くのが短歌だし、揺れの幅が大きいほど訴えるものがある。
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特に好きな作品。(テーマ)
覚えたてのひらがなで書いた「すきです」のお返しはガンダムの絵でした(初恋)
くそ暑いのにどろどろ系ジュースばかり飲むやつがこのマンションにいる(ゴミ)
いなかから「ストロベリーを送ります」じいちゃんいいよいちごでいいよ(贈り物)
リビングでアイスとかふと撮る写真いつも醤油瓶が写り込む(調味料)
メリーゴーランドは遊び終えたから電気を消すねさよなら少女(ラブホテル)
手についた接着剤なかなかとれない私もやっぱりものなのか(自由題) -
面白く、笑えるところがあった!
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このシリーズ好き。穂村さんが選んでいるからなのか、短歌とはそういうものかわからないけど、掲載されてる短歌ではだいたい取り止めのない日常の些細なことがうたわれてるのだけど、それがすごく心を動かしてきて、面白い。穂村さんが、短歌の作者の視点や考え方に純粋に感心してるコメントが多くて、安心感を生んでる感じがした。
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好きなシリーズ。
意外なお題、それに対する予想外の読者投稿。
おもしろい。
思いがけない言葉の繋がりが生まれる。
著者プロフィール
穂村弘の作品
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感想 :

NHK短歌、佳作おめでとうございます!!
NHK短歌、佳作おめでとうございます!!
ありがとうございます!
お祝いの言葉、嬉しいです♡
ありがとうございます!
お祝いの言葉、嬉しいです♡