ガイコツ書店員 本田さん 4 (ジーンピクシブシリーズ)

著者 : 本田

• KADOKAWA (2019年3月28日発売)

作品紹介・あらすじ

2018年TVアニメ化で話題をさらった、書店員エッセイ漫画「ガイコツ書店員 本田さん」。
書店退職後に本まわりのいろいろな人にインタビューした『場外乱闘編』が登場!!
●電子書店＋取次●楽天kobo●台湾取材●装丁家

そしていままで描き下ろしした書店様用販促物ペーパーを
多数収録させていただきました。ありがとうございます!!

感想・レビュー・書評

[ホン・ヨンドルさんの感想 · 2019年7月3日]

2018年TVアニメ化で話題をさらった、書店員エッセイ漫画「ガイコツ書店員 本田さん」。書店退職後に本まわりのいろいろな人にインタビューした『場外乱闘編』が登場!! ●電子書店+取次●楽天kobo●台湾取材●装丁家
そしていままで描き下ろしした書店様用販促物ペーパーを多数収録させていただきました。ありがとうございます!!（Amazon紹介より）

一応これで完結なのかな？
なぜか登場人物ほぼ全員が謎のかぶりものをしているという独特な世界観ですが、あまり書店員事情に詳しくなくても楽しく読めました。私の母も２０年近く書店員（パートですが）をやっているのですが、いろいろ苦労もあるんだろうなと思いました。今度労ってあげよう。
世の中の書店員さんや出版社さんのおかげで、私の趣味は成り立っています。ありがとうございます。

[柚月さんの感想 · 2019年5月30日]

まさかの退職後も本屋ネタを探す旅へ…笑
いつも近所の本屋さんにはお世話になっているけれど、ここまでバラエティーに富んだスタッフさんにはお目にかかれない。
本田さんや本田さんの働いていたお店に伺いたかったな。

[もゆさんの感想 · 2019年4月30日]

本田さんおつかれさまでした！な最終巻。本編のページ数は少なめだけど、退職後のネタ探し大変だっただろうなぁ… 店舗特典とかTwitterやらpixiv投稿分をまとめてくれるのはうれしい。電子書籍事業も大変よねぇ。私は手元に紙の本を置いておきたい派だけども。台湾の事情も面白かった。でっかい本屋さんにはディープな本を置いていてほしい。売り物の本にあんなことができる人がいるとか…すごくショックだった。

[豆腐(まめぐされ)さんの感想 · 2019年4月3日]

書店員本田さんのエッセイコミックス第4巻。
本田さんの書店退職後のエピソードと、3巻までの店舗特典や設定資料を中心に収録。
公式曰く「場外乱闘編」（笑）

書店退職後と言うわけで、メインは海外（台湾）の出版社・翻訳・書店事情や、国内の電子書籍事情、装丁家さんの話です。
「売る現場」よりも「作る現場」寄り。
あと、番外編多め。

店舗特典のカラーのものはちゃんとカラーページで再録してて良かったです…！
ブックカバー風カードのデザインがすごくいい…！

pixivで公開してた頃の「本田さん」も収録。
商業版よりも黒いです、書き込み的な意味で（笑）

アニメをきっかけに「本田さん」を読んだので、設定資料にサラッと書かれてる性別表記に驚きました…（笑/表紙のアザラシさん超ガーリースタイルもですが…）
最初から「腐女子 フロム オーバーシーズ」は予定されてたんか…とかも。

pixiv発表作の「いたずら」の話は、本や本屋さん大好きな人にはあるページがショッキングすぎて、めくった瞬間に心にｽﾞﾝｯと響きました。
紙の本好きな方は心して読んだほうがいいです。

[chokusunaさんの感想 · 2019年3月31日]

楽天koboと台湾出版事情の取材、とくに興味深かった。注文したのに本が届かないじゃないか！てクレーム。電子書籍なのに…。台湾、香港の出版事情も悲惨で「みんなゲームかな」と。売れてる本のフェアしてんじゃねえ、まだ売れてない作家の一作目を掘り出してフェアしろよ。売れたら販売実績を出版社にふりかざし、それを元にこちらの要求をいろいろお聞きいただくまでがフェアて先輩かっこよすぎる！編集さんとの飲み会、楽しいけど、掘り出し物のネタてんこもりだけど…「描いたら消される！」。もし本になったら自分でPOPかくんでしょ？自分で入荷数決めて自分でフェアして自分で返品するんでしょ？なんで始まる前から返品の話するんですか！てやりとりなんかも好き。

[読書倶楽部 小春日和(こまち)さんの感想 · 2020年9月22日]

1~4を一気に読みました。
面白いけれど、専門性が高くてちょいちょい置いてけぼりになってしまいました。
ただ、関連業界の方にとってはなかなか胸熱な作品なんじゃないかな…と！♥️
もっと本屋さんで本買わなきゃ！と思ったし日々の仕事をしている書店員さんに感謝したい気持ちになれました✨

[るいこさんの感想 · 2020年5月3日]

4巻出たんや！嬉しい！
書店辞めてもみんなと良好な関係続いててにこにこしながら読んだ

[亞綺羅さんの感想 · 2020年4月22日]

これまでの総集編と紙媒体を超えて電子書籍との共存、可能性について模索するような一冊。
楽天の電子書籍は海外企業買収だったのかー…(ノウハウ一から作らない分良いのと、展望があるということか)
海外（アジア圏）の出版にまつわる話がとても興味深かった。台湾の熱意・熱気が伝わる内容。（特にエロ）規制についてもお国柄で千差万別であることが、手に取るようにわかる。
Pixivでも拝見したものが紙媒体に!!当時を改めて思い出してニヤニヤ。
お疲れさまでした！

そして人手不足の本屋さん。いつも重宝しております。

[sasaraさんの感想 · 2019年8月14日]

アニメプライムビデオで、はまってしまいました。本屋さんを退職してネタ探しに台湾へ行ったりと大変そうです。成功を祈ってます。

[朱夏さんの感想 · 2019年6月13日]

書店員さんによる、書店の内情コミックエッセイ。
だったんだけど、退職してるので、頑張って取材先を探して、その周辺の出版事情とか。電子書籍とか台湾のお話とか。

著者プロフィール

本田（ほんだ）
漫画家。書店コミック売場で10年間働いた経歴がある。
書店で起きたことを漫画化してpixivで公開したことが『ジーンピクシブ』での『ガイコツ書店員本田さん』連載に繋がる。2015年単行本化され、3巻まで刊行された。2018年10月、アニメ化。
2018年7月8日読売新聞記事によれば、元・味の素常務取締役の故・若松八郎が祖父にあたる。幼少の頃アドルフ・ヒトラーをドイツで見たことがあるという祖父の存在が、作中における外国人客の巧みな描写に影響しているという。
ほか、ジーンLINEで『ほしとんで』を連載中。