怪談実話系/愛 書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

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レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040661063

作品紹介・あらすじ

怪談文芸にとって、最も古く、最も強烈なテーマでもある「愛」を、待望の初参入をはじめとする手練れの作家が、実話にもとづきながら描き出し、新たな戦慄や感動を与えてくれるシリーズ十作目。虚実のあわいを愉しむ"実話系"怪談集。

感想・レビュー・書評

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  • ■ 1835.
    〈読破期間〉
    2018/6/1~2018/6/2

  • やっぱり生霊の話が一番怖いな。今回はまさかの高野秀行さんが寄稿されていたので、私にとっては二度おいしい本でした。

  • 今回のテーマは「愛」。
    うすぐら~い印象になりますね、怪談のテーマが愛だと。そういう印象持つのは、愛っていうハッピーなイメージと同じぐらいに、どろどろした憎しみのイメージがあるからでしょうね。

    そんな恋愛したことないですが。

    全話通じて、過ぎたるは及ばざるが如し、っていうのが思い浮かびます。なんかもう、気持ち悪いさが酷い。
    怪談って、怖さなんだけども、今回は気持ち悪さです。
    そういうお話になるきっかけの心の動き自体は、理解できないものではなかったりするので、余計に。
    行き過ぎた愛欲の気持ち悪さ。異性・同性・家族・他人問わず。

    「犬小屋のこと」が一番怖く。
    「ある姉妹」「隣のベッド」で人の心が怖くなる。

  • 「愛」をテーマにした怪談アンソロジー。もちろん甘ったるい愛ではなく、じわじわぞくぞくとくる愛ばっかりです。切ない愛もあるかな?
    お気に入りは黒史郎「生霊志望」。なんだか現代ではかなりありえそうなシチュエーションが恐ろしく。ラストの一文ももやもや感がたまらず、不安の極致に追いやられてた印象です。

  • 辻村深月さん目当てで購入しました。涙と戦慄なしには読めない愛の怪談ということなのですが、期待したほどではないような・・・ もっとドロドロしたものかと思いましたが 意外とそうでもなかったです。

  • 香月日輪「隣のベッド」
    福澤徹三「怪だとか」
    黒史郎「生霊志望」
    岩井志麻子「皆様に愛されている、でもやっぱり怖い、あの女」

  • もうこのシリーズはいいかな。
    豪華な作家さんばかりだけど、おだいと頁数にムリがあるのか、グッとくるものがありませんでした。
    アンソロジーってそろそろ賞味期限切れかもしれませんね。

  • 「愛」というテーマからして、もっとドロドロした恋愛絡みの話もあるかと思いきや、意外に口当たりはライト。
     よくよく考えてみれば、怪談に描き出される人間の営みというものは、須らく人間同士の関わりにあるものが殆どなのだから、取り立てて「愛」と言わずとも、自ずとそれも含まれているものなのかもしれない、なんて。

    詳しくはこちらに。
    http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2014-01-08

  • 辻村さん香月さん参入!
    冬に読むもんではないな。ぶるる。

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著者プロフィール

辻村深月(つじむら みづき)
1980年山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、2017年『かがみの孤城』で「ダ・ヴィンチ ブックオブザイヤー」1位、王様のブランチBOOK大賞、啓文堂書店文芸書大賞などをそれぞれ受賞。本屋大賞ノミネート作も数多く、2018年に『かがみの孤城』で第6回ブクログ大賞、第15回本屋大賞を受賞。
他の代表作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ハケンアニメ!』『朝が来る』など。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。2019年3月1日公開予定の『映画ドラえもん のび太の月面探査記』で映画初脚本を担当する。

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