消えてなくなっても (幽ブックス)

著者 : 椰月美智子
  • KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年3月7日発売)
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  • レビュー :75
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040663517

作品紹介・あらすじ

本年度、感動の泣ける小説、ナンバー1!著者初のミステリーファンタジー。

消えてなくなっても (幽ブックス)の感想・レビュー・書評

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  • たぶん初・椰月美智子さん。ところどころ「ん?」と疑問に感じつつ読んで、最後の20ページで涙が出てきました。(感動とかではなく、私の場合不意打ちで…。)ショックに近い気持ちかもしれない。

    因果、因縁、言霊…目に見えない不思議な出会い、縁。ここまで深く絡まって関わっていないだろう。運命なんて…って思うけど、神様仏様のような目線で大きく見るとしたら、人間って案外こうなのかもしれない。読んでいる途中、時々…縛られているように重く感じた。(土着的な重さ…というか…苦しかった。)

    方言からして東北、岩手遠野あたりかな。方言がうまく書かれていて懐かしかった。方言は序盤のみでした。何気ないキヨシのひと言に救われる。

    産経ニュースの記事に飛びます。
    http://www.sankei.com/life/news/140525/lif1405250016-n1.html
    なるほどな……と思いました。

    私の中では「千年鬼」にも似た重苦しさを感じた。来世こそしあわせになれるように信じて生まれ変われますように…と祈った。

  • 幼い頃両親を亡くしたあおのは、山奥にある治療院を取材で訪れた。自らがストレス性疾患を抱えるあおのは、同年代のつきのという女の子とともに、治療院での居候生活を始めた。妖怪や幽霊なんて存在しない、そういうのは簡単だけど、そういったものが存在するというなら、全ての生きとし生けるものの存在を認める寛容さが大切なのではないだろうか。

  • 主人公の”あおの”に最初からすごく共感できた。かっぱのきよしも、もし現実にいるなら友達になりたいと思うほど。
    偶然読み終わったのが9月1日。
    お話の最後のほうに「8月31日、もう夏が終わる」とあり、あおのと同じ季節を過ごせたことがうれしかった。
    自分に霊感のようなものが一切ないので興味深かった。
    夏の終わりにいい本に出合えて幸せを感じた。

  • 初めての椰月美智子さん。前から少し気になっていた作家さんでもある。「消えてなくなっても」という切なさ全開のタイトルと、主人公の「あおの」という名前に不思議な魅力を感じ、図書館で借りてきました。

    (´・ω・`) ココカラネタバレアリ〼

    まず…つるかめ助産院みたいな雰囲気だなぁって思った。そして、つきのが亡くなってることは何となく感じていたけど、まさかあおのまでも亡くなっていたなんて、あまりにシックスセンス過ぎて想像できなかった。ある意味予想外の展開だった。

    キャラクターとしては、河童のキヨシがとても良い子で、好きでした。

    切ないというより、哀しいお話でした。亡くなってからでも、生き別れた(死に別れた?)姉弟に会えたことと、あおのの葬儀に、育ての親や兄弟、友人や小学時代の同級生まで参列し、みんなであおのの死を悼んでいたことが、せめてもの救いのように感じました。

    ふたりが亡くなっているということを知った上で、もう一度読み直そうかなって思った。

  • なんだかキラキラした物がこみあげてきて泣きたくなった。

  • なんか…
    このオチはちょっと。

    途中でなんとなく予想がつくし。

    うん。

  • ゴダイゴの「ビューティフルネーム」が頭をよぎる。ボーカルはタケカワユキヒデの代わりにカッパのキヨシ。ゆったりとして清涼感もあり、夏にぴったりだな。「しずかな日々」も昨年の今頃に読んだ気が。椰月作品をもっと読みたくなった。

  • 初読み作家さん。
    なんの予備知識もなく読んだのが良かったんでしょうね。

    これはどこかの田舎で起こったひと夏のリフレッシュ小説なのかと思って読み始めたのですが、スピリチュアルというか、きっと古い風習とか残ってる地域ではまだあるのかな、あの世とかこの世とか、そういう世界の存在を容認することで、自分の心の真実とか、人間らしい気持ちに気付けるのかなと思いました。とても心が清められました。浄化されたというべきか。
    読み出したら止まらなくて、一気に読んでしまったのが正解!スッキリしました。

    オチについては賛否両論あると思いますが、そこは敢えてさらっと流してもいいかなと個人的に思います。

    真夏が舞台なので、読み終わってから今が真冬であることが不思議なくらい入り込みました。

    他の作品も読んでみたい!

  • 読後、めちゃくちゃ切ない気持ちになってた。

  • 傷付いた主人公が偉大な師に導かれ、河童や不思議な力を持つ友人に囲まれ、痛みを乗り越えていく…みたいなほのぼのハートフルときどきあやかしみたいなの好きな人は絶対すきだ…私もすきだった…。
    そう思って読んでいるとラストは良い意味で裏切られます。

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