いつか甘く融ける恋 (フルール文庫 ブルーライン)

著者 :
制作 : サマミヤアカザ 
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
3.43
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本棚登録 : 88
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040663579

作品紹介・あらすじ

T大学の研究室に助教として勤める足立一海。終わりのない激務と同僚のいやがらせで精神が疲弊していた矢先、研究室にひとりの男がアシスタントとしてやってきた-優秀なその男・嘉瀬侑一郎に同じ研究者として憧れを抱く一海。さりげない優しさと朗らかな笑顔に惹かれる気持ちを止められない。でも嘉瀬にはなにやら秘密がありそうで…?2013年フルール新人賞佳作受賞、期待の新人が堂々デビュー!

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)

    T大学の研究室に助教として勤める足立一海。終わりのない激務と同僚のいやがらせで精神が疲弊していた矢先、研究室にひとりの男がアシスタントとしてやってきた―優秀なその男・嘉瀬侑一郎に同じ研究者として憧れを抱く一海。さりげない優しさと朗らかな笑顔に惹かれる気持ちを止められない。でも嘉瀬にはなにやら秘密がありそうで…?2013年フルール新人賞佳作受賞、期待の新人が堂々デビュー!

    前半、嘉瀬の出現で一海が救われていく段階は、胸が空く感じで気分いい。ヒーロー的活躍をする攻ってやっぱり好感度upです。
    その分、後半の攻にガッカリ感が…。
    受の心情をしっかり把握して、上手く事を進めて欲しいってか、度量の大きい姿をみせて欲しいかな。

  • 評価 ☆3.5
    大学研究室に大手企業を辞めてアシスタントとして新しく来た年上眼鏡の優しく出来る男嘉瀬と、他大学出身でポスドクや事務秘書からのイジメにあっているが学生からは慕われている華奢で真面目で研究熱心な助教の足立。

    チクチクといじめられている一海(足立)の姿は見たくないですね。いじめは小説内であっても嫌なもので。
    出来る男嘉瀬がやって来てよかったー。でもそれほどずっと一緒にいるわけではないんですね。
    理系研究室が忙しいのはよくわかる。だからかもですが、とても感情移入してしまいました。

    本編より書き下ろしの嘉瀬目線で書かれた足立の留学話は、出来る男嘉瀬のイメージが全く違っていてとても面白く読まさせて頂きました。

  • 淡路水センセの新人賞受賞&デビュー作品ということで読んでみました。
    大学の研究室を舞台にした研究者×研究者の理系ラブ。
    日々激務に追われ同僚からのイジメに耐え忍び、心身共に疲労困憊していた助教の一海の元に、優秀なアシスタントとして嘉瀬がやってきます。嘉瀬はまさに姫を救う白馬の王子そのものでしたね。
    研究室の内情が仔細に描かれていて、お仕事もの的にはリアリティ感ありました。巷でうわさのあれこれもダブって、さらに現実味が…
    池田みたいな小物から嫌がらせを受けっぱなしになってる一海に、正直歯痒くなってしまうところもありました。原島にも始めは言われ放題だったし、もう少し男の気概はないかと思ってしまったけど、一海は真面目で要領が悪くて、根っこの部分がオトメだったから仕方なかったですね…

    嘉瀬と一海が恋人同士になる過程はかなりの王道展開で、大体想像がつく感じでした。ただ、書き下ろしは嘉瀬視点で描かれていて、自分なしでは生きていけないと思っていた一海が留学すると聞いて大人気なく独占欲まるだしでぶすくれる姿がとても面白かったです。キャラの感情が丁寧に描かれていてわかりやすかったのもよかったです。
    Hシーンも好みでした。
    でもいろいろ読んできた身には、全体的にちょっと普通すぎかなと…
    さらっと読むのにはちょうどいいストーリーでした。

  • フルールの新人さんのデビュー本。最初は本っ当に良かった!主人公が攻と出会うことにより、置かれた苦境から少しずつ脱出していくところとか、すごく説得力があって主人公に感情移入できるいい導入だった。恋愛面も同性に惹かれていく戸惑いがありつつも、気が付いたら好きになっていたというところまで自然で、ワクワクしました。
    惜しむらくは後半。読み手からは両想いだろうと思われていた攻が受を拒絶して、受は再び暗い日々に逆戻り。でも攻は受が好きで、断ったのには理由があって―と。この理由がどうも攻の自己欺瞞にしか思えず、え?こんな理由で?ってなりました。百歩譲ってその理由で良いとしても、もうちょっと受の気持ちを考えて相応の態度をとってくれてたらなと。一気に攻の好感度がダダ下がり、そのせいかその後いくら攻が気障な台詞を吐いてもあまりときめかず残念な結果になってしまいました。
    前半の攻がかなり良かったので、その落差について行けなかったのかも。
    本編終了後の攻視点のお話もこれまた微妙で、受の留学問題で悩む攻の人間味あふれる面がクローズアップされています。正直器が小さいと思わないでもないけれど、そうじゃなくて!読者は本編終了後の攻視点話ではどれだけ受が可愛いか、どれだけイチャイチャしてるかが読みたいんだ!萌えを求めてるんだ!と力説したい気持ちでいっぱいに。結局、何かが腑に落ちないまま読み終わってしまいました。何度も言うようですが最初は本当に好みだったので、これからの作品に期待します。

  • ごめんなさい。後半は流し読みになってしまった。
    心理描写も丁寧で嘉瀬が離婚した理由もおおって思ったんだけど、全体的に山の見せ方がどこか足りない感じがしました。
    序章で大声でがなりたてる脇キャラがいたんですが、口調は確かにキツイんだけど大声出してる雰囲気が掴めないままだった。

    設定が専門的な研究室なので会話も高度です。
    生徒に対する真面目さとかすごくいい先生だなぁって思う。
    でも、次第によくある主人公周囲に愛され甘やかし設定になっていた気がします。
    専門用語で最中に攻めるとかぶっとんだ設定までを求めるのは酷ですが、本編を読んでここが好き!と思えるシーンに出会えずでしたので今は本を閉じることにしました。
    また読み返してみて楽しめるといいな。

  • 前半はちょっと萌え要素が少ないのか?乗り切れなかったんだけれど、徐々に面白くなっていって楽しめました。 新人様ということなんですが、中身もすごく丁寧に書かれているし、心情も丁寧に書かれているので、 すごく楽しめました。 なんせ実験に関してもすごく詳しくっていうか丁寧にかいてるんですよねぇ。 そしてとっても学生思いの受にとっても好感もてました。

  • 作者デビュー作品。
    電書で発表されていたものが文庫化。
    絵が付くと雰囲気が変わって楽しめました。

    研究者同士の話。

    乞われて出身大学ではない研究室に入った足立だが研究室での居心地は悪かった。同僚からそれと分かるいじめがあったり、秘書からもきつく当たられたり。
    そこへ、新しく助手が入ってくることになり、、、。


    研究室での研究者という切り口が新しく、言ってみれば職場物に違いないのだけれど知らない職場や仕事が読めて興味深かった。
    受けが苛められていて切なくて可哀相なんだけど芯が強い子なのでその職場でもやって行けてたのね。

    書下ろしは攻めの成長物語www
    本編が受け視線で書下ろしが攻め視線というのも良かった。
    せっかくのラブラブなのに海外に仕事に出てしまって離れ離れなのがちょっと可哀想だけど対等でありたいという受けの気持ちは大切。おんぶにだっこ、守られたままでいいとか思うようならただのTLと変わりないわけで。
    男同士、対等でお互いに切磋琢磨していこうとする受け子ちゃん頑張れ、と思いました。

    言い回しが複雑な場面もあったけど、読みやすく楽しめる作品でした。

  • 助教アシスタント(嘉瀬)攻×助教(一海)受

    アシスタントとしてやって来た嘉瀬に惹かれていく一海の様子がリアルに伝わってくる作品でした。
    本編は一海視点、後日談は嘉瀬視点、そしておまけの一海の留学編SS。
    一海に会いにパリに行く嘉瀬の一海への愛がひしひしと伝わってきました^^

  • ★3・3
    表紙とあらすじに惹かれ購入。
    研究者同士ってそんな読んだことないから新鮮だった。それになんかタイムリー(笑)同僚に嫌がらせされても健気に頑張ってる一海がいじらしくて可愛かった~。地味で控え目な子は萌えツボwお話的には王道な感じでよくある展開だったかな~。攻め視点のお話もあったから、お互いの想いが知れたのは良かった。

  • フルール新人賞佳作作品でもある一海(ノンケ受)視点の本編はテンプレで、一海の健気さ?も何気嘘臭くて失敗したかなと思ったけど、書下ろし嘉瀬(ゲイ攻)視点はとても好みで一海を想うあまり囲い込もうとするのが切なくて一海の前向きな頑固さも好感が持てて良かった。その後のSSが受け視点でまともやガクりとなった(どうやら健気受けの描写に無理がある)ので、次回は攻め視点の執着攻めに期待します。

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