校閲ガール

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  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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レビュー : 239
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040663630

感想・レビュー・書評

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  • なんで、ドラマ観ておかなかったのか!
    と読み始めてすぐ後悔。
    宮木あや子さん原作とは知らなかった〜。
    宮木さんの作品は『花宵道中』とか『白蝶花』とか官能的なものばかり読んできたので、明るくポップな本作は新鮮でした。


    主人公の河野悦子は口は悪いけど、言ってることは正論でファッションにかける情熱は並みじゃない。
    しかし、希望のファッション編集部には配属されず校閲部に。しかもファッション雑誌の校閲でもなく文芸の。
    やる気なんて出るはずもないが、「与えられた仕事に真面目に取り組めば、希望部署へも行きやすくなる」という部長の言葉を信じ、仕事には真面目に取り組む。
    そうして、校閲という仕事のやり甲斐のようなもの、本当に本当にカケラだけど、を見つけるのだ。

  • 以前、本にまつわるアンソロジーで一話だけ読んだとき、河野悦子の性格がキツくて受け入れがたいなあと思ってそれ以上は興味が持てなかったんだけど、ドラマ化された石原さとみの河野悦子はなぜかやたら可愛くて…。キツいなあと思っていた河野悦子のセリフを石原さとみ風に脳内再生して読んでみたら意外とすいすい読めてしまいました。面白いじゃないの…。

    ドラマではいろいろ設定が変えてあるので違和感もありますが、続きも読んでみることにしました。原作が好きな方はドラマの設定にこそ違和感があると思うのでこういう言い方は申し訳ないですが…(笑)

  • 面白かったー!悦子の口の悪さには驚くけれど非常識というわけではなく、サバサバしている性格が読んでいて気持ち良かった。貝塚や藤岩には始め、悦子とも馬が合わず嫌な奴という印象でしたが最後には好きになってました。悦子の手柄を横取りしようとした貝塚には、腹が立ったけど。主役が石原さとみさんということで、久しぶりに自分の中で想像とキャストの配役がマッチしたのでドラマも今後が楽しみです。

  • 本関連の仕事の話に興味があって読みました。
    校閲って知らなかったので、新鮮でした!
    最初は、女子トークがちょっと違和感でしたが、
    だんだん慣れて読みやすくなりました。

  • ドラマが面白いので原作も読んでみた。
    宮木さんは何作か読んでいるのだけど、「黒宮木」系ばかりなので、明るくて新鮮!(笑)
    ドラマとは異なる設定が多いのが意外だったが、それぞれ楽しめる。
    原作の本郷先生、どうにも愛おしいなぁ…!
    シリーズ続きも読んでいきたい。

  • 現在ドラマ進行中。ドラマも軽いノリだが、本も軽い。
    ところどころに校閲の例文があるので、校閲がイメージできるかも。
    エンターテイメントとしても良いと思います。
    途中つながりのわからない(わかりにくい)部分があったが、まあ良いか。

    校閲部がある出版社は大手だと思いますが、女性誌が売りというのはどこがモデル?
    読了後、作者のブログを見たら続編があるそうな。
    その後が気になるので読むと思います。

    この本の校閲の仕事は作者のイメージだそうですが、私も、新聞投稿したり、編集さんがいるwebに技術系文書を載せてもらったり、自分の文章がどう直されるかは理解していますが、文芸の校閲が、実際のところ、どう行われているのかは気になります。

  • 出版社の校閲部に焦点を当て、その中での人間模様などを描いた物語。校閲という聞きなれない言葉であるが、その仕事を事細かに描き、編集者と違い、作家との接点は少ないが、ひとつの本が出来上がる過程で、裏方であるが、誤字脱字を一字一句追っていき、それのみでなく事実確認の作業にまで至ると思うと重要な役割を果たしている。本も、校閲されて、消費者の手に渡っていると思うと、感慨深く、興味をそそられる。悦子の言動はストレートで、時には誤解を生じたりするが、仕事に対しての姿勢などが良く、面白く読めた。続編も期待。

  • 校閲を取り上げているが、『舟を編む』とは対照的にそれが主体ではなく、かなり軽薄な内容
    ほとんどがガールズトークで、それなりに面白いが、理解できない話もあった

    続編も読んでみたいかと問われると微妙かな
    「本書も校閲をかけている」そうだが、ほんとに?と思える突っ込みどころあり

    編集用語は注釈が必要だが、ファッション用語については必要ない人向け?
    私には理解できない用語多数

  • なかなかの満足感!

    校閲という、一見オカタイ場所(例えるなら『舟を編む』的な。『すべて真夜中の恋人たち』的な。)のイメージを脱却したのが面白かった。

    河野悦子(略してコウエツ)が、可愛いし賢い。
    可愛くて賢い女性は、大好きだ!
    そんな悦子が、ただひたすらイケメン道を走る是永是之に惹かれていく。そんな夢展開でも、良し!

    校閲とは他人が作り上げた世界を、基盤から揺るがそうとする訳だから、知力と記憶力と勇気のいる仕事だと思う。
    自分も人の文章に赤を入れることってままあるけれど、なかなか踏み込みにくい時がある。
    作品を客観的に見る、ということも、プロならではのスキルなんだろうなーと感心した。
    最後に付けられるキーワード解説も、楽しい。

    サラッと読めて後味も良いので、お気軽に。

  • ドラマで知って、ちょっと興味が出たので図書館で借りてきました。
    さらっと読むには最適。
    でもそれでは、校閲の大変さや魅力が伝わってこなくて残念です。

    他の小説を読んでいて誤字や脱字が気になり、読書の腰を折られるように感じることがここ最近特に増えたように見受けられます。
    そういうのを見ると、校閲のお仕事をされている方たちは、悲しくなるのかな。

    わたしたち一般の読者からは決して見えないけれど、校閲部がとても大切な存在だということを気づかせてくれたことに、☆3つ。

    続編は読むかなぁ……?

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著者プロフィール

宮木 あや子(みやぎ あやこ)
1976年生まれ。神奈川県出身。2006年『花宵道中』で第5回女による女のためのR-18文学賞 大賞・読者賞受賞しデビュー。同作は2014年映画化された。
代表作に2016年テレビドラマ化された『校閲ガール』とその一連のシリーズ。

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