校閲ガール

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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本棚登録 : 1210
レビュー : 239
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040663630

感想・レビュー・書評

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  • 可愛いお仕事小説。
    大好きなファッション誌を作りたかったのに校閲部に配属されてしまった主人公が奮闘する。
    校閲の仕事って本当に難しそうだ。
    でも読んでる分には面白い。
    もっと知りたい。

    テンポがよくて読みやすいし、仕事のこういうところは楽しいよねという前向きな気持ちにもなれる(長続きするかは分からないけど)。
    そんなお仕事小説は大好きだ。

  • ファッション誌が大好きで出版社編集部に
    就職した河野悦子。しかし、配属されたのは
    文芸校閲部だった…

    アンソロジーに収録されていたのを読んで
    面白かったので読んでみました。
    明るくカラっと楽しめるお仕事小説。
    ちょっと装丁、表紙で損してる気が…
    明るくてポップなのは合ってますが
    文庫ではもっとおしゃれになるといいですね…

    主人公、悦子の物言いがすごくきつく、
    ファッション以外のことに対して
    あまり敬意を払わないですし
    物おじしないので短編集の時点で
    ちょっと苦手だったのですが
    色んな側面から通して読むと
    悦子のファッションに対する情熱はすごく、
    満足はしていないものの
    仕事だから、と自分が納得するまで
    物事に取り組む姿勢は読んでいて楽しかったです。

    個人的に章と章の間にある悦子の研修メモが
    好きでした。そうなんだ~っていうマメ知識と
    本に携わってないとこういう風に思うのね…
    という面白さがあって…

    【文芸誌】小説がいっぱい載ってる別マみたいなもの。

    って…説明が雑すぎる!(笑)
    実写化に向いてそうな感じ。
    校閲の仕事ってこんななんだ~と興味深かったし
    続編が出たら読んでみたいです。

  • ファッション誌の編集に憧れて出版社に入った河野悦子。しかし彼女は、「コウエツ」の名前のせいだけで(?)、校閲部に配属されてしまう。
    書籍や雑誌の文字や内容をくまなくチェックするその部署は、悦子の抱いていた出版社のイメージとはかけ離れた場所。それでもいつか憧れの編集部に入るため、ブツクサ言いつつも日々の仕事には懸命に取り組んでいく。
    悦子の、周りの男性をズバズバ斬っていく行動や冷静な視線が気持ちいい。あの行動力があれば、きっとこの先、どこに行ってもやっていけるんじゃないかな。
    続編も十分ありそう。期待して待ちたいと思います。

  • 出版社に就職した主人公・悦子は華やかなファッション誌部門を希望しながらも、興味の湧かない文芸書の「校閲部」に所属となる。仕事仲間や小説家たちと送る、真剣な、時にドタバタな日々を描いたお仕事小説。

    文芸担当でありながら小説は読まないとハッキリ言い、どんな相手にも物怖じせず、良く言えば素直、悪く言えば容赦ない悦子ですが、任せられた仕事はきっちり全うする姿は好印象です。軽く読める上に、ストーリーのなかで校閲という仕事の面白さと大変さに触れることもできます。おかしいと感じる箇所に気付く力や、その矛盾点を事実と照らし合わせ論理的に指摘する様、文字一つ一つと向き合う根気や集中力など、職人のような後ろ姿を想像しました。

    悦子は校閲部は性に合っていないと感じながら日々仕事を捌いていきます。しかし、人との関わりや自分のやるべきことをやる過程のなかでふとした瞬間に自分のやりがいをそこで見出す様子は、仕事をしている人にとって少なからず経験があるように思います。
    どこで目にしたか忘れましたが、個人的に好きな言葉をふと思い出しました。
    「自分のやりたいことをやるのが仕事ではない 与えられた仕事を自分らしくやるのが仕事だ」

    明日も頑張ろうというエールをもらった気分に。

  • 【あらすじ】
    ファッション誌の編集者になる! という夢を抱えて出版社に就職した河野悦子(こうの・えつこ)が配属されたのは校閲部だった!
    担当する原稿や周囲ではたびたび、ちょっとした事件が巻き起こり……! ?
    読んでスッキリ、元気になる! 最強のワーキングガールズエンタメ☆

  • ダヴィンチでおすすめ本として紹介されてたから図書館で借りました。うーん、ランチのアッコちゃんと似た印象。最近こういう女性像好きだよね。口は悪かったりでもスパッと物事を切る、仕事は一生懸命で恋愛も頑張ってるというかときめこうとしてるというか。
    おすすめランチ頼んで和食定食だと思ってたらキッシュのランチだったそんな感じ。オシャレで読みやすいし面白い。でも和食定食を期待してた。

  • 悦子のファッション誌への愛情はちょっと共感した。中学生の頃からずっとCanCamやJJを読んで、将来はこんなお姉さんになりたいって憧れてたな。私の場合は憧れだけで、悦子みたいに実際に着飾ったりはほぼしなかった(今もしてない)けど。
    それにしても悦子の記憶力は羨ましい。
    口の悪さには若干イライラしたけど、サラッと読めたし全体的には面白かった。
    何より、ファッションと校閲を結びつける着眼点は勉強になった。私は、校閲の必要性は感じてもファッションや美容にはズボラなところがあるから。

  • 本当はファッション誌志望なのに校閲部に配属された河野悦子。
    明るく、思ったことをストレートに表現するよさが周りによく思われたり思われなかったり。そんな編集部でのドタバタな日常の小説。

  • 悦子の積極的な所が羨ましかった。

    校閲前の文章と校閲した内容が出てきて、校閲の仕事が分かりやすかった。
    時代小説だったら、史実を調べて物語と史実の違いを指摘していて、校閲の大変さと大切さがわかった。

  • ドラマをちょっと見ていたからか、石原さとみの印象が強いけど、えっちゃんはとてもかわいいイメージ(笑)えっちゃんのファッション誌にかける情熱はすごいぁ。

著者プロフィール

宮木 あや子(みやぎ あやこ)
1976年生まれ。神奈川県出身。2006年『花宵道中』で第5回女による女のためのR-18文学賞 大賞・読者賞受賞しデビュー。同作は2014年映画化された。
代表作に2016年テレビドラマ化された『校閲ガール』とその一連のシリーズ。

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