- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040663678
作品紹介・あらすじ
幻の商店街にある駄菓子屋マヨヒガには、奇妙な少年マヨイガがいる。彼に会えば、失くしてしまった物を取り戻すことができるらしい。それが亡き人だとしても。神か悪魔か-少年をめぐる、懐かしくも怪しい物語がはじまる。
感想・レビュー・書評
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ライターは金平の孫。
大輝はライターの息子。
つまり、大輝は金平の曾孫にあたるはず…
それなのに金平に「なに失くしたんだよ」と問われて「あんたの孫だよ。俺の息子。」
ライターは、自分自身を探しに来たって事…?
どなたかこの謎解きの答えを教えてください。 -
幻の商店街にある駄菓子屋
そこでは失くしたものを取り戻すことができる
ふわふわ怪しい世界がよいです -
タイトルと駄菓子屋のイラストにひかれて借りてみました。
自分のなくしたものがなんでもおいてある店『マヨヒガ』。
「おやすくしとこ」ー少年が品に付ける値段は、同等の大切なもの。『マヨヒガ』という店を巡り、様々な人々の話が繋がっていくー。
うん、面白い。
2014/07/23 -
マヨヒガという少年に昔懐かしい駄菓子屋で出会うと、自分の大切なものとひきかえに、失くしたものを交換できる。そして物語がループしてる感がちょっとこわい。
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そこに行けば、懐かしいものが手に入る。
子供の頃手放したおもちゃだったり、人だったり。
続いているような、続いてないような話。
一体誰がどこの位置で、どういう関係なのか。
半分も読んで行けば、多少分かってきますが
最後の最後まで、繋がりが分かりません。
あの話は? というものが突如出てきたりで
頭が混乱してきて、戻ってみたり。
ラスト、服のポケットの多さの謎に
驚くべきか、呆然とするべきか。
少々気になるのは、うすっぺら系の人が
何を代価としたのか。
分かるような、分からないような。 -
途中までは同じような話で読むのをやめようかと思いました。
あまり好みではありませんでした。 -
「幻の商店街にある駄菓子屋マヨヒガには、奇妙な少年マヨイガがいる。彼に会えば、失くしてしまった物を取り戻すことができるらしい。それが亡き人だとしても。神か悪魔か―少年をめぐる、懐かしくも怪しい物語がはじまる。」
設定が素晴らし過ぎる! -
失くしたものを取り戻せるという不思議な場所を巡るホラー。ホラーだけれどあまり怖くはなく、ノスタルジックな雰囲気に溢れています。登場する異形の者たちもなんだかユーモラス。でもああはなりたくないかも……。
物のみならずなんでも取り戻せるのは魅力的だけれど、大切なものを取り戻すための代償が悩ましいところだなあ。そして不思議な少年マヨヒガの正体も気になるところ。あの服装の意味は、考えるだに切ないです。