- 本 ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040663920
作品紹介・あらすじ
慰安旅行がきっかけで、隣人部は生徒会主催のクリスマス会の準備に関わることになる。部員達が生徒会や他の生徒達との関係を深めていくなか、柏崎星奈は……!? 大人気残念系青春ラブコメディ、激動の第十一弾!
感想・レビュー・書評
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生徒会と隣人部の合同旅行の続きから。
夜空が日向の妹ということが分かって、なんとか二人を近づけるために人狼ゲームで交流を図る。相変わらず性格の悪さが際立つ残念さが全面に出るも、それがまたよい。
旅行から帰ってきて、今度はクリスマス会。
マリアと小鳩が、Oヘンリ短編集の「賢者の贈り物」を残念すぎる演技の一方、小鷹・星奈・夜空が学校になじむよういろいろ努力というか我慢していたものの、限界がきて爆発してしまう・・が、ここから育まれた友情が美しい。
これで10巻も終わりかなと思っていたところ、最後に爆弾ぶち込んできた!
結局小鷹誰とくっつくのよ。夜空じゃないの??気になる続きはラストの11巻。誰ともくっつかない残念な結末に一票。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こんな小鷹を望んでいる人はいるのかな。少なくともこんな誰かが傷つくようなやり方は嫌だ。納得するしないではなく。
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各々なりの人との距離の詰め方に性格がよく現れていて、興味深い巻でした。
星奈の努力する姿も印象的。
小鷹のイメチェン姿は挿し絵で欲しかったなぁ(笑)
後半にかけては漢らしいラッシュ!!!←
小鷹はもちろん、女性ながらも“漢らしい”人々が続出。
そしてラストのダークホース過ぎる彼女から放たれる小鷹の無自覚な事実と彼女からの攻撃(?)には驚きすぎて言葉が浮かびませんでした。 -
これはなんと言えばいいのか、適切な表現を捻り出してみると、「しっちゃかめっちゃか」だろうか。
夜空の復活巻というか、吹っ切れ巻なのだが、そこには止まらない後半のゴタゴタは何とも言い難い。
良し悪しすら判断しかねる。評価は次の巻を見てから出すべきなのだろう。
というわけで、次は早くに出してもらいたいものである。(様々な事情があるのだろうが、正直、先の巻から間が空きすぎで関係性を思い出すのに苦労した)
小説としては大変楽しくて、良いジェットコースターだった。
さすがに見せ場の夜空が文語的過ぎたのと、小鷹が頭悪すぎた(口調という点で)ので、それも加味して星四つ半と評価したい。 -
元気のなかった夜空も少し?元気になり、小鷹も大暴れ。しかし、本当に次巻で終わるのか? 終わる気がしないんだけど。まだ、ヒロインすら決まってないし。
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これはこれで価値があるんだろうけど、
やはり俺の青春ラブコメは間違っている
と比べると私の中での評価は格段に劣る
あとがきでやりたかったことをできた~
的なことを書いてあったが
あとがきを読んで初めて
あそこ重視してたの?
ってぐらいでなんかやりたいことが私の読みたいものとずれてる気がした。 -
ライトノベル
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ある意味恐怖の合同旅行。
そして文化祭、そしてクリスマス…。
人狼ゲームはこういうゲームだったのか、というのを
知ったわけですが…こういうゲームなのですよね?
そして姉がお馬鹿なのがばれてしまった最後。
自分を偽って、周囲に人間ができる組と
偽らないまま、そのまま生活している組。
楽なのは断然後者ですが、多少は前者をしているもの。
それが1割なのか10割なのか、は分かりませんが。
友人とは、宣言してなるものなのか
そう思って付き合っていくものなのか。
恋人ではないので、後者でも問題ないと思いますが
あきらかに相手がそう思っていない、と感じたら
それまでです。
友人がいれば楽しいですが、友人がいなくとも
楽しい事はあります。
同じことだけを見て、同じことだけを考える。
その中に入っていれば楽ではありますが
辛くてストレスたまりまくり、です。
そう考えると、人を見下しているのはあれですし
排除しているのもあれですが、いい人生かと。 -
極端なのよね。その辺りがコミュ障らしさか。ファジーなことが苦手なんだ。
それがギクシャクの元なんだけど、その分正直でわかりやすいんだけどな。
その辺りを曖昧にぼやかして、周りの論調に乗るだけ、みたいな人よりは余程信頼できると思うよ。
それにしても、この口絵は…。ストーリーに関係あるかというと、無いわけではないのだけど、なんだか微妙で、どちらかというとただのエロ要素みたいになってるな。
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