ブッタとシッタカブッタ こたえはボクにある (1)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040664231

感想・レビュー・書評

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  • 2003年初版。2013年29刷。
    本作は、このシリーズで1作目。
    3作目が文藝春秋漫画賞を受賞している。

    うん。なかなかよくできとる。コミック教養本。
    自己啓発系、哲学書。

    シッタカブッタと言う、かわいいブタのキャラクターが主人公でブッダが指南役。
    シッタカブッタが右往左往と思い悩み、解決していく形式で進みます。
    仏教のエッセンスをわかりやすくコミックで伝えてくれます。

    読んでいくうちに心が軽くなる事うけあい。
    諸行無常が自然と染み込んできます。

    返す本があり、予約本がない。って言うことで、図書館を一周。ティーンズコーナーで、メンチンされていて、何気なく手に取った作品。
    200ページくらいで、サクッと読めます。

    「まんま」でいいよねって、ライトに肯定してくれる。
    悩み多き時に読むと良いかも。です。

    考え、モノの見方
    多面的で、見る角度で変わるし、考え方次第で捉え方も変わる。
    そんな事を再認識し、
    スゥーーーっと染み込ませてくれました。

    若者に読んでほしい本かな。
    でも、最近の若者は達観してるところもあり。
    わかってるんだろうなぁ。
    でも、こう言う本をたまに読み、心を軽くすることは、誰にとっても大事なことじゃないかなぁと思ったり。

    世の中、とかく、争いがちだから…。

    んで、図書館のメンチン本との偶然の出会いは、
    やっぱり、素敵だと思うのでした。

  • ブッタの教えを、悩める豚のシッタカブッタのぼやきを通じて伝える本。漫画なので軽く読めるが、考えさせられることもあった。

    悩みの根の根にあるものは?
    世界はすべて自分の心の中にある
    世界は自分の心が映し出しているもの

  • 2024.8.21市立図書館
    図書館のコミックコーナーでなんとなく目に入った。学生の頃から名前やタイトルだけは知っていたけれど読む機会のなかった作品。もうすぐ円城塔「機械仏教史縁起」も本になることだし、すこし仏教の知識の整理でもしておこうかという軽い気持ちで借りてきた。

    1993年に出たころは「ざしきぶた」のようなブタキャラがはやっていたのだろうか。最後は十牛図ならぬ十猪図まであるのがすごい。十牛図を知っているのはちょっと前に読んだ河合隼雄「こころの読書教室」のおかげだけど、宗教も心理学もけっきょく同じところに行き着くんだなと改めて思った。あるいは、仏教が宗教というより心理学だというべきなのかもしれない。

  • 後からじんわり効いてくる。

  • 漫画だから読みやすい。息子の読書感想文用の本を拝借して読んだ。仏教・哲学の入りとして読むにはよさそう。シッタカブッタが可愛い。

  • この本を読むと問答の時間がとれる。
    気づいたのは、スマホだの動画だの、最近の刺激は本当よくないなーということ…
    言葉を噛み締めるという行為が、昔より噛み合わせが悪い感じがした…

  • よくある心理マネジメント系の本と思いきや、諸行無常まで描ききっていて感嘆した。「彼」を捕まえた後、それすらも無意味(だから執着するな)と即座に描いているのがすごい。2巻も読みたくなった。

  • 人と関わる中で生まれるモヤモヤとの向き合い方を説いてくれる本。
    正体のわからないものに振り回され拗らしてしまう悩みを見つめるきっかけになりました。

  • 色々な心のことがしれていいです

  • すべては心の持ちよう。

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著者プロフィール

小泉吉宏(こいずみ・よしひろ)
1953年静岡県浜松市生まれ。武蔵野美術大学卒業。漫画家、絵本作家。著書に第45回文藝春秋漫画賞を受賞し、累計250万部のベスト&ロングセラーとなった『ブッタとシッタカブッタ』(KADOKAWA)シリーズや、第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した『大掴源氏物語 まろ、ん?』(幻冬舎)のほか、絵本『コブタの気持ちもわかってよ』(幻冬舎)、『戦争で死んだ兵士のこと』(KADOKAWA)など多数ある。また、卒業式や結婚式で読み継がれている詩『一秒の言葉』の作者でもある。

「2021年 『生きるん。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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