ノーゲーム・ノーライフ1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです (MF文庫J)

著者 :
  • KADOKAWA
4.12
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本棚登録 : 1295
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040664323

作品紹介・あらすじ

ニートでヒキコモリ、だがネット上では都市伝説とまで囁かれる天才ゲーマー兄妹・空と白。世界を「クソゲー」と呼ぶそんな二人は、ある日"神"を名乗る少年に異世界へと召喚される。そこは神により戦争が禁じられ、"全てがゲームで決まる"世界だった-そう、国境線さえも。他種族に追い詰められ、最後の都市を残すのみの『人類種』。空と白、二人のダメ人間兄妹は、異世界では『人類の救世主』となりえるのか?-"さぁ、ゲームをはじめよう"。

感想・レビュー・書評

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  • 元職場の先輩のおすすめで数年前に読みました。
    絵がとにかく綺麗、世界観が作り込まれていて終始楽しく読めます。

  • 空や白はもちろん、脇を彩るキャラクタもとても個性的。でも、この個性が癖になる魅力を持っていて何とも愛くるしい。
    何より制約ある中で工夫を凝らして活路を見出すという展開が、ワクワクして楽しかった。
    6巻まで買ってあるので、このまま一気読みしてしまいそう。

  • まず、世の女性方は手に取らないよね、という表紙の本作ですが、ご想像通りで扉絵等のイラストも現代の萌え系になっております。

    内容にも、随所に男子が喜ぶ箇所が盛り込まれているのですが、実は読んでみると面白いのです。ちょっと表紙で戸惑いはしますが。
    著者紹介で何故か作者とイラストレーターがお互い罵り合っていて、アレ?ってなりますが、よく見ると同一人物が両方担当しています。好きなことを好きなだけ盛り込んでるんだろうなと思われる作品でした。

    ちょっとだけ内容紹介しますと、人生=クソゲーと指す、兄妹。ルール・目的も不明確な、くだらなさ。
    70億のプレイヤーが好き勝手に手番を動かして勝ちすぎるとペナルティ、負けすぎてもペナルティ。
    パスする権利すらなく目的不明、パラメーターもなく、ジャンルすら不明、その癖ルールを無視したものが我が物顔で上に立つ、それが人生、とかなりマイナス解釈に生きている二人です。

    この二人は、生まれ付き頭が悪すぎた兄と頭が良すぎた妹で、できなさすぎるために他人の顔色を読めすぎた兄。出来すぎるために他人を理解できず、お互いを補完しあって生きてきた兄弟です。

    ブラフ・ハッタリ騙し討ち等、心の機微に強い兄とゲームそのものに無敵な妹。そんな二人が地球ではない世界に神様に招待されゲームで戦っていくというストーリー、まさにライトノベル!って感じで読み進めるのが苦になりませんでした。

    作中の妹の発言、資源は有限、生物は繁栄すれば無限、有限を無限で割れば共倒れ、という言葉端的に、現代社会でも通ずる心理だなと思いながら読みました。
    意外にゲームの進め方が面白いし飽きずに読めるので、ご興味ある方は読んでみてくださいね。

    図書館スタッフ(東生駒):homusa

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    帝塚山大学図書館OPAC
    http://lib.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=1400007842

  • 頭脳バトル面白いし、挿絵がえっちで大変よろしい

  • 主人公の空と白の「本当の意味での2人でひとつ」が魅力的。歪んでいるのにそれが正解!っていうね。えちえちなのも良き。絵が本当に可愛いけど…友人にはなかなか見せられない(笑)ゲームとカラクリの作り込みも本当にすごい。こんなややこしいゲームを考えて、それをイカサマで攻略する方法を考え、わかりやすい構造にして、魅力的な文を書き、しかもこんな極彩色の美しい絵も描けて、しかも萌えるとこをどストライクでついていく…!しかもめっちゃ哲学的なところもあるんだよなぁ。さらっとこの世の真理みたいなことが書いてあったりする。作者さんバケモンやなぁ。
    ノゲノラでロリっ子にハマったんだよどうしてくれようかこんにゃろう。可愛いもストーリーも最高なノゲノラ、ぜひ読んでみてください〜!

  • アニメから見始めてどハマりした。
    白と空の2人が尊い。
    ゲームの描写も小難しい知識がいるような物じゃないからスラスラ読める。異世界転生のファンタジー要素とゲーマー主人公という要素を上手く融合させてると思う。
    下ネタ要素も多いから読む人を選ぶと思うけど、そういったものに抵抗がない人なら絶対ハマる。

  • シリーズ1冊目。初レーベル。アニメは流し見。前半はどうも文章が合わず読み難くかった…が、チェスの流れからは一気に引き込まれた。実際の戦場の如く駒が動くさまは何とも面白そう。この時代のラノベにありきちょっとしたエロがなんともだが、まぁそういうものとして。兄妹の生い立ちや、人類種の現状を考えるとすこぶる重たい設定だがそれを感じさせないのがとても良い。作者体調不良なのに文章も挿絵も書いてるの純粋に凄いな…。(3/12)【2024-11】

  • アニメが面白かったから続きをラノベで読んでたけど途中で断念した記憶

  • すごく面白い!続きが気になる…
    妹・白がとてもカワイイ(>_<)

  • 『問題児が異世界から(』のような
    ゲーム風味な
    (テレビゲーム風味ということでなく
     バトルの勝敗がキャラクタ個性でなく
     ルール設定によく掛かってくる種の)
    バトルものライトノベル
    その出だし1巻としてとてもよく出来た一冊
    ライトノベルすなわち中高生向け娯楽小説たるもの
    これくらいけれんみ利いて然るべきである
    キャラクタの動機や魅せかたと目標や背景舞台設定説明が
    過不足なく勢い良く出来ていて大変素晴らしい
    とはいえ電撃文庫によくある作品とかと同じく
    先の話に期待するものでもないと思うのだった

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著者プロフィール

ブラジル屈指のカリスマクリエイター(※担当編集談)。共著に『クロックワーク・プラネット』、著・イラストに『ノーゲーム・ノーライフ』(MF文庫J)、イラストに『いつか天魔の黒ウサギ』(富士見ファンタジア文庫)ほか。

「2018年 『クロックワーク・プラネット(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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