怪談狩り 市朗百物語 (幽ブックス)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040667300

作品紹介・あらすじ

六甲山を取材中にテレビのロケ隊が見たモノ、風俗嬢を見つめる顔、湖で釣り上げた西洋人形、トンネルの工事現場で起きた不穏な振動、演劇部に伝わる黒い子供、不謹慎なコントの最中に現れた女、遺体に肩をたたかれた納棺師の体験談-現実世界の歪みから涌き出る、ふとした恐怖、ぬぐえない違和感を狩り集める。怪談ハンターが、満を持して放つ百物語!

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り怖い話の短編集です。
    割とたまに怖っぽい話も出てきますが表現があっらかんとし過ぎてて惜しい感。
    来る来る…怖いぞって思ってたら表現に引っ張られて不発になってしまい残念。不気味な顔が出てきた時に口紅の色とか切れ長な目とか顔の詳細を描きすぎるのも怖さ半減。
    書き方違ったらも少し怖い本になっただろうにもったいないな。

  • 30話の経文がめっちゃ気になる
    なんで経文詰め込んだんだろう
    学校の演劇部の話も怖いというか、いやだなぁ
    大変な目にあった生徒さんがその後なんともないのがよかった

  • 怪談も性質が変わってきたなと思った。

  • いつも通りのシンプル怪談。
    禁断の山道に出てきた二人が
    なんとなく可愛い。
    実際会ったら怖いだろうけど…

  • 百話話の書き込みはめんどくさい

  • コワい夢を見ました・・・夢、っていうことにしておきますww

  • 怖いと感じた話は多々あるけれど、「人穴」の話しが印象深いですね。
    なにしろ地元なので。

    やはり心霊スポットに行くのはやめよう、と心底思いました。

  • 新耳袋のさくしゃのひとりの本

  • 百物語を意識してか、一話がニ、三頁の短い話が第百話まである。一話が短いので、ちょっとした隙間時間の読書には向いている。ただ、読み進めていくうちに少し飽きてくる。もう少し工夫が欲しい。

  • 自新耳袋よりこっちの方が好みかも。自分が死んでることに気づかないで、ボイラー室で働き続ける霊の話が気になった。もう休憩時間ですよと言ってあげたい。

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著者プロフィール

(なかやま・いちろう)兵庫県生まれ。怪異蒐集家、放送作家、オカルト研究家。クリエーター養成塾「作劇塾」塾長。木原浩勝氏との共著『現代百物語 新耳袋』(全十夜)は、ロングセラーとなった。著書に『怪異実聞録 なまなりさん』『聖徳太子 四天王寺の暗号』『怪談狩り 市朗百物語』『怪談狩り 赤い顔 市朗百物語』などがある。

「2022年 『なまなりさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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