常夜 (幽ブックス)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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本棚登録 : 73
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040667423

作品紹介・あらすじ

学芸員という職業柄、私は旧家や辺鄙な土地を訪れる機会がある。野々宮先生の喜寿を祝う会に出席した折、そうした場所で見聞きした話をまとめるよう先生に勧められた。漁師町で異様な虫に寄生され、瓢箪から這い出る子供に甘えられ、紛失した「天竺」の行方を追う。土地の因習を幻想的に書き上げた九つの奇譚が綴られる。第8回『幽』怪談文学賞・長編部門大賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 気持ちの悪い。気味が悪い。
    そんな出来事、世界観に引きずり込まれてしまうか、まとわり憑かれてしまったとしたら、満足いくことができたのかもしれませんが。
    どうにも、この世界に馴染むことができずに読了。

    縫い針の話は怖かったです。
    ただ、怖さよりも奇妙さ眩惑さが、この「常夜」の特色なのかな、と。

    薄皮一枚隔てた怖さに、ふとしたときに気づく。そうではなく、平常と異常の境目がなくなっていて、常に惑わされている感覚。
    気持ち悪いし、気味が悪いです。

    そこに馴染めずじまいでした。

  • 純文学として読める。ホラーではない。
    淡々とした中で怪異が当たり前に存在している官能的な不気味さ。エンタメしか読んでいない読者にはぴんとこないだろう。

  • 土地の因習を幻想的に書き上げた十一の奇譚。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file5/naiyou21701.html

  • 民俗学者の生い立ち、大学の研究生活、フィールドワーク、伊勢の博物館勤務、地域に住む人々との関わり合いの中に立ち上がってくること。短編集による長編。

    受賞作なので、後書きではなく、他の作品も交えての講評。発表時はよかったのでしょうけれど、独立した単行本としては不似合いに感じました。

  • 夏にオススメな怖い本3冊
    …とドコモに薦められたので、読んでみた(その1)

    『京極夏彦』とか『蟲師』とかっぽい?
    というか、あんまり怖くなかった・・・かも。

  • 結局どの辺りが怖さなのか、分からなかった。

  • 湿度や閉鎖性、因習、曖昧さといった、日本文化のもつ独特の空気感が漂う。田舎の家のほの暗さが、怪しくも懐かしい。客人の居心地の悪さと、微熱のような執着に共感する。「童相撲」が秀逸。

  • 2014/7/6〔日曜日〕

  • 怖さが分かりにくい。

  • 久しぶりの長編大賞受賞なのでは!
    これぞ怪談文学といった雰囲気。
    民俗学だし。ふがふが。
    連作短編だったので、がっつりと長編も読みたい。
    次回作が楽しみです。

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