殿といっしょ 9 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年8月23日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (118ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040668352
作品紹介・あらすじ
織田vs浅井&朝倉の決戦「姉川の戦い」開戦で、磯野員昌や真柄直隆&直澄などマイナー武将が最初で最後の大活躍! そして真田昌幸の“外交とは恋愛である”トンデモ生存戦略が光る真田家生き残り編も絶好調!
感想・レビュー・書評
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戦国4コマギャグ第九巻。
表紙は浅井長政、本紙の内容もついに姉川の戦いが。あとは明智光秀の娘、玉(細川ガラシャ)がスピリチュアル系で推されているのと、毎度の長宗我部元親ネタで子供萌えしているくらいか。まあ、いつもの。といったノリ。個人的には相変わらずきつい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私一推しの『信長の忍び』とは異なり、中学、高校の歴史の授業で使えるか、は微妙、いや、かなり難しい
ただ、史実はなぞりつつも、登場する武将の性格で大分、ヤンチャをやらかしているので、何度読み返しても、シンプルに笑えるのは、この作品だけの強みとも言える
一切、ふざけず、真面目に武将のダメな部分、やり過ぎな部分で読み手を笑わせに来る大羽先生の、四コマ漫画としての腕力は中々
先に挙げた『信長の忍び』や『センゴク』などの歴史漫画を多く読んでいて、自分の中にある程度の武将のイメージ像が出来上がっている読み手ほど、大羽版の武将のやらかしで笑えるのではないか
単純な可笑しさがあるから、歴史に興味を持つきっかけにもなれるだろう
私の実際に好きな戦国武将は織田信長で、この作品内の火が大好きな信長さまも最高だが、最も好きな武将は兄の美貌に惑わされぬスキル“不動心”を持ち、拳で変態ブラコンと部下を矯正しまくる吉良親貞(きらちかさだ)。なので、47pの『殿と厳戒体制下の親子④』は結構、キュンと来た