プラトニック・プラネッツ (ダ・ヴィンチブックス)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年7月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040669045
作品紹介・あらすじ
漫画家志望の住吉休之助と暮らす、ロボットペットメーカー社員の二十四軒すわの。おとむらいの儀式で歌った晩、フューチャークラシコ葬祭社の荻原楯と出会ったことから、すわのの運命が回りはじめた…ほんとうの願い、大すきだった人と離れて進む道、団地から宇宙の果てまできらめく想いの炎。心がすっきり、楽になる、世界を見る目が変わる小説。
感想・レビュー・書評
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雪舟さんの本を読んでいると不意に涙が溢れてくる。
ちょっと風変わりなきっと今より未来の日常のなか、そこを垣間見ているだけ、本当になんでもない場所で急に泣けてくるのが不思議なところ。雪舟さんの優しくてあわい色の世界で、わたしは安心していられるから心が穏やかになって、体も反応しちゃうんだと思う。
まだぜんぶ読んでいないけど、なんだかよくわからない気持ちをここに書き写しておこう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
プラトニック・プラネッツ *** / 住吉休之助の引っ越し **
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雪舟さんの小説は装丁がかわいいので、(これも名久井直子さんの装丁)ついつい手にとってしまうけど、なかなか不思議な世界観ほ本ばっかりよね。
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すわののように何を置いてでもやりたいと思えることに出会えたら素敵だと思うし、休之助のように他人からの思いを自分の中に積み重ねられる人間になりたい。
時系列としては盾はまだ緑と出会ってない頃。 -
あーこれを読んでから「幸せに〜」を読まないとなんだなと思いながら読んでいたら、いやこの順番で更に「幸せに〜」を再読だなと思いました。
190ページと225ページよかった。 -
すごーく好きなものがあって、それに影響され助けられ励まされて生きている。それを同じように好きな人たちのことを愛おしく感じる、その一方で、それを嫌いな人や知らない人とも、それを好きか嫌いか、それを知ってるかどうかで繋がってて、だからその人たちのことも愛おしい。ってふだん思ってるので、とてもよかった。
プラネッツ設定はいるのかなと最初思ったのと、「現実てき」「いい表す」みたいな一部ひらがな使いが読みにくかった。 -
流れ行く生。
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勝手なおんな。