女騎士さん、ジャスコ行こうよ (MF文庫J)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040669939

作品紹介・あらすじ

とあるど田舎、平家町に住む普通の高校生、瀬田燐一郎はある日、夜の田んぼで行き倒れているお姫様、ポーリリファと彼女に仕える女騎士、クラウゼラを発見する。二人はなんと異世界"魔法地平"から命からがら逃れてきたと言い出して、そこから始まるトンデモドタバタストーリー!?…と思いきや、「実は…この町では割とよくあることなんだ」「なんじゃと!?」異世界人が珍しくない普通の田舎町で繰り広げられる女騎士系田舎日常コメディ、特に何事もなくのんびりスタートです。

感想・レビュー・書評

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  •  9月12日がクイズの日なので、前倒してクイズ系の小説を読もうと手にしたジャスコ。
     林と言うより、森が似合うド田舎を舞台に、異世界から転移してきたロリ姫と女騎士が、ジャスコ(イオンでは無く田舎のナンチャッテショッピングモールの総称としての呼び名)絡みの騒動がてんやわんや。
     ライトノベルの定石を強調しておいて、敢えて大きく、且つライトノベルの文法を逸脱せずに崩す巧みの構成で、意表を突きつつ安定した面白さを醸し出す。
     田舎あるあるが痺れる。
     学園のマドンナ水神嬢の活躍と描写がもっと欲しかったと思った。
     Q星軍。

  • ジャスコ(仮)にアニメショップやカルディやスタバやヴィレバンがあるなんて、それジャスコというよりイオンなのでは!?(名称による気分的な問題) 田舎のジャスコは平屋建てじゃないの!? と思いながら読了。

  • タイトルは挑戦的やったけど、中ではあんまり挑んでない。
    もっと、茶化してほしかったな。
    あと、姫の思想に全く共感できなんだんが残念や。

  • ど田舎の道に行き倒れていた二人組は
    異世界の女騎士とお姫様だった。

    異世界からやってきたというのに、言ってる事は
    欲望まみれのお姫様。
    確かにここまでハッスルされると、言いにくい現実…。
    女騎士との落差に、どれほどお姫様が
    平穏無事に生きてきたか、が分かります。
    まぁもしかしたら、という生い立ちがあるやもですが。

    今回、そんな生い立ちを持っていたのは主人公の方。
    あらびっくり、というよりも、幼女もするような作戦を
    一体いつ使ったというのか…。
    どこに『普通の生活』を置くかにも、よる選択です。

    とりあえず、幼馴染の女の子のツンデレっぷりが
    最初から噛ませ犬扱いです。

  • タイトルのインパクトが強すぎるが、中身は異世界&日常系ラノベ、と言えるだろうか。メタ的な記述もあるが、それが楽屋オチの多いバラエティ番組感も醸し、むしろ物語のリズムを崩しているようにも感じてしまった。キャラがちょい苦手かも。

  • 割と嫌いではないが各キャラクターの掘り下げをもう少しして欲しかった。ひとくさり属性をアピールして人物描写を済ませてストーリーを追って終わらせている感じがします。
    プロットを提出したら2週間であげてねと言われてしまい、なんとかなるかなぁと思ったけどならなかったイメージ。
    他の方も書いていますがストーリーはマイルドなまおちんなのであちらちょっと濃すぎるのでもうちょっと薄くしてくれれば良いのにという方にはいいかもですね。

  • カオスだった。これ続くの…

  • 王女様に女騎士にオークとファンタジー的用語満載かと思ったら宇宙人だのアトランティスだのSF的なものも出てきたりと、とにかくいろんな要素が詰め込まれてました。もちろん、ジャスコ(的なナニカ)もね。他の方の感想にもあるけど、まぁぶっちゃけて言うと同著者で前に読んでた「まおちん」と同じようなノリですね。とんでもないところからのロングパスは健在だし。シリアスめいた展開は無きにしも非ずだけど、基本的には難しいことは何も考えずに読める作品だと思います。

  •  田舎ネタをベースにした、異世界からの訪問物語である。
     物語としてのまとまりにも問題があるが、何やり最終的に主人公陣の誰一人にも好感が持てないオチだというのが非常に不味い。
     後味が悪いというほどの内容ではないが、結末に到って読者はただポカーンとするしかない。誰にどんな形で感情移入すればいいのかわからないし、メタな視点を導入してまで引っ張った伏線も機能していないのだ。

     オークの素敵な挿し絵を評価に加味して星三つ半と評価したが、物語論的にも、キャラの描き方の点でも不味さが目立つ一巻だった。
     二巻での改善に期待したいところだが、ここからの立て直しは並大抵のことではないような。

  • まあ、いろいろといわれているように、出オチ話。
    正直キャラに魅力がないのでキャラ小説としてのラノベという視点からは失敗作かも。
    出てくるキャラが魅力的に見れれば感想変わるとおもうけど。魅力的に見える人には面白い作品かも。

    設定は面白いとおもうんだけどね。くるものがないというか。

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著者プロフィール

ライトノベルにゲームにアニメと、マルチに活躍中の小説家兼フリーライター

「2016年 『ラスボスちゃんとの終末的な恋愛事情《ハーレム・ルート》2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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