超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
4.20
  • (43)
  • (38)
  • (19)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 468
感想 : 31
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040670003

作品紹介・あらすじ

小野篁と比右子の初夜、壬生忠岑と満子の「別の物語」、紀貫之と椿の昔話、
小野小町、在原業平、文屋康秀の珍道中、貞明と綏子の愛情夫婦生活、
清少納言の恋愛遍歴、紫式部と藤原公任の宮中ライフ、
藤原定家と式子内親王の一夜……などなど、抱腹絶倒&感動のスピンオフ!

笑いと涙でハンカチ必須。
16ページ増量でお届けします。
どの巻からでもお読みいただける本編『うた恋い。』シリーズ同様に、この巻だけでも楽しめます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • スピンオフが、時に本編をバックリと食っちゃうほど面白いってのはお約束だが、この作品も例に漏れず
    『うた恋い』は百人一首、その和歌の深さ、可笑しさ、悲しさ、様々な感情を含めた良さを語っているが、こちらの『うた変』は詠み手の性格、性質、変態性をこれでもかってくらい、オープンに描いていて、詠み手に同情混じりの親近感が湧くと共に、『うた恋い』を読み返す際に、それぞれが和歌に込めた想いを鮮やかに読みとれるようになれるだろう
    ギャグ色が強いこちらを読むと、改めて思うが、杉田先生の絵柄は歴史系に合っている
    その反面、話間の現代パロも、そのキャラの個性が反映されていて面白いな、とも思う
    どの話も面白いが、私はくずしろ先生の『姫のためなら死ねる』が好きだからか、81pからの清少納言と、彼女の兄・致信(むねのぶ)のエピソードがお勧め
    何はともあれ、時代が大きく開こうが、男と女の恋はいつでも前途多難ってトコは不変か

  • 「既刊分を全て読み終えたら、『うた変。』だろう!」と思い、読む。
    本編では語られなかった小ネタやら、現代要素が混ざったギャグが多く、本編の『うた恋。』で切なくなった心が、一転して爆笑に変わる。杉田さんのギャグセンスは、本当に大好きだ!

  • 『うた恋。』スピンオフ第2巻。

    今巻は、笑い少なめ(?),胸きゅん+切なさ多めな構成で。

    東下り三人衆に笑わせられ、
    椿の優しさと美しさに癒され、
    致信兄ちゃん(清少納言兄)の変貌ぶりに驚かされ、
    行成の思い出にキュンとして、
    最後に定家と式子様に持ってかれた~!って感じ。

    …もしかしたら本編より、こっちの雰囲気の方が好きかも!?笑

  • 面白いしさらっと読めるけど、
    人数が多すぎて
    だんだんわからなくなる。

  • 君は、何をしても愛おしい。

  • 紀貫之!!!!!!^O^

  • うた恋い。本編の雅なイメージを一変させる、超スピンオフ四コマ第二弾!

    今回も相変わらず様々なキャラのエピソードが散らばっていて面白かった。
    ギャグに走ってはいるけど、何だかんだ恋愛色の強いエピソード多くて素晴らしい。個人的にはやっぱり貞明様と綏子のちょっとすれ違い気味なラブラブぶりが好きだなあ。メンタル強そうで弱い貞明様が可愛い。
    後は小町と宗貞さんのなんちゃって兄妹が大好き。沈思するお兄さま大人げなさすぎる。

  • うた変。第2弾。面白い解釈をされるなーと毎回感心して読んでる。本編に戻って読むとより楽しめる。今回も貞明様と綏子のふたりが可愛い。当子内親王と道雅もいい。

  • ひと、多いよね…。

    図書館でとびとびに借りてるから
    よくわかんなくなってきちゃったよ。
    百人一首とか、『ちはやふる』でしか知らんしな。

    ま それでも結構面白く読めるから良いけどさ。

  • 本編もおもしろいけど、うた変もおもしろいね。いろんな人の色恋事情が分かります。この時代の男女はなんだかんだ楽しそうだよね。

全31件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

鹿児島県出身。静岡大学卒業。

「2023年 『新版 超訳百人一首 うた恋い。 1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

杉田圭の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×