視えるんです。2 (幽BOOKS)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040670201

作品紹介・あらすじ

長崎や鹿児島など、旅先のアノ名所や神社で、はたまた友人のいわくつきのお店で、三巳華さんが視たものは?すべて実体験、新感覚ホラーコミックエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 三巳華さんの実話怪談コミックエッセイの第二弾。絵が可愛らしいので、サラリと読んじゃってますが、よくよく冷静に考えるとコレ、超怖いシュチュエーションだよね?!今回の中では「姫だるまの災厄」が怖かったです。しかし、常日頃からこんなに霊と遭遇するなんて、すごく大変なことだと思います。けどそんな体質を受け入れ、常に明るくポジティブな著者をこれからも応援していきたいと思います。

  • ナチュラル〜に「視えて」しまう作者の、実話系コミカル・ホラー・エッセイ。「視える」だけで特別なことはできないので、基本的に関わらないようにしてるんだとか。

    実は、このシリーズの1冊目も持っている。ただ、イラストがまだ全然安定しておらず、キャラの動きやセリフなんかも「ファンシーなキーホルダー風」にまとめようとしているところが前面に出ていて、正直ちょっと疲れてしまっていた。でもでも、内容としてはすごくユニークで面白くて、杉浦日向子さんの百物語のテイストにやや近いというか、何気ない話をそのまんま記録しているところが逆にリアルで関心を引いた。だから、連載が続けば、絵柄も安定して、もう少し進め方も読みやすい構成になるだろう、と思って期待を込めて2巻を買ってみたら、うん、本当にそうなっていて、前回よりだいぶ楽しめた。

    妄想か現実かとかそういうところはどうでも良くて、とにかく、「あーコレ霊とか怪異とか不思議とか興味ないおっさんがお金のためにホラー映画撮ってるんだろうなー」的感想は決して抱かない。それくらい、テンポ良く、素人の想像の域を超えたエピソードが満載で楽しめる。

    個人的に、「水が液体、個体、気体、とまったくその姿が変わるように、人も、色々変化するんじゃないですかね」的なことを述べているところが「確かに!」と妙に納得した。蝙蝠が人間には聞こえない音階で仲間と会話しているように、そしてその声はその音域が聞こえる人(がいたとしたらその人)にはきっと聞こえていることのように、とにかくいま自分が見たり聞いたりしているものが世の中の絶対的真実ではないということは改めて自覚しようと思った。

    しかし、本当に視えているとしか思えない話が盛り沢山で笑える。信じてない人が考える、いかにも〜な典型的で陳腐な怖い話の型にははまらない内容だから、唐突だったり原因が分からないままだったりするのだけど、そこが、そここそが、現実味があって、イイ。お寺の脇の飲食店でアルバイトしている時の、霊がいい匂いに釣られて壁からにょーんて次々首出す話とか、視えてなかったらそもそもそんな話描かないような気がするもん。

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