魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉5 (MF文庫J)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040670294

作品紹介・あらすじ

ムオジネル軍との戦いから十日。"銀の流星軍"はペルシュ城砦に駐屯し、きたる決戦の準備を進めていた。一方、五頭の竜を従えたテナルディエ軍は北上し、ガヌロンの本拠地アルテシウムへ向かう。三つ巴の戦いが勃発しようとするそのとき、ジスタート王宮にもひとつの出会いがあった。「ヴァレンティナ…」「おひさしぶりですね、ソフィーヤ」巨大な鎌の竜具"虚影エザンディス"を持ち、儚げに微笑む戦姫、ヴァレンティナ。ソフィーも警戒する彼女の目的とは…?そして遂に切り開かれる戦端のなか、ティグルは大切なものを失い、なお前に進むことを求められる。そのとき、背中に吹くのは力強き銀色の風-。最強戦姫ファンタジー、第1部堂々完結。

感想・レビュー・書評

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  •  ブリューニュ公国内乱編完結。

     戦記モノ+ファンタジーアクションモノとしてかなり面白かった。テナルディエの落とし前のつけ方が些か腑に落ちなかったが、ここを割り引いても、各国家の思惑や関係、各国内の対立模様を丁寧に描きつつ、また、真面目に戦いを描写しようとする気概も感じられた。加え、ファンタジーとしての魔弾、竜具等も良い感じで作品の魅力増すギミックとして機能していた感。戦友以上恋人未満のエレンとティグルの関係のみならず、共に戦いに参画する中で敵対から友情へと昇華したミラとの関係も、微笑ましい読後感を生んだよう。

    物語において、事実上の家族であったバートランの最期は、ティグルの成長物語(親離れ・巣立ちの物語)に不可欠だったと言わざるを得ないが、それでも涙落してしまった……。

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